ようこそPasta Maniacへ。 謎のパスタ・マニア -Spagettini M- の監修によってお送りする、独断と偏見によるパスタ好きのパスタ好きによるパスタ好きのためのマニアック・ページです。 最近では輸入食材店も増えて、多種多様なパスタを街で見かけるようになりした。 しかし、そのあまりの多様さに、どれを食べたらいいのか? 正直迷ってしまうこともあると思います。そこでこのサイトではパスタ選びの手助けになるような情報を集めてみました。 パスタ好きのみなさんあってのサイトですので、パスタに関することでしたら、質問、情報などなど是非メールでお寄せ下さい。
巷にあふれるパスタの中から、自分の好みのものを探し出すのは至難の業です。 このサイトの情報をお気に入りのパスタとめぐり会う手だてとして活用して下さい。
ルヴィダとリッシャについて 各コメントの中で、ルヴィダやリッシャと言う言葉が出てくると思います。これは、製法の違いから生じるパスタ表面の様子を表しています。ルヴィダはパスタの表面がざらざらしたもの、リッシャは表面がつるつるして光沢のあるものを言います。街で見かけるもののほとんどがリッシャだと思います。 この様な違いが生じるのは、パスタを成型する際に使用するダイス(口金)が大きな要因となります。表面がざらざらしたルヴィダはブロンズ(青銅)のダイスを用いています。これは伝統的な製法であり口金からパスタが絞り出される際の摩擦でパスタに細かい凹凸を生じさせます。 このざらざら感がソースとよく絡むパスタを生み出します。しかし、その一方で口金の耐久性はあまり良くなく、大量生産には向いていません。 そこで、その弱点を克服するために開発されたのが、テフロンのダイスを使用するリッシャです。パスタと口金の間の摩擦を低くおさえることで、ダイスの耐久性を上げることが可能になり、表面がつるつるしたパスタを生み出しました。 どちらが美味しいかについて優劣はなく、むしろソースの性格を理解した上でルヴィダとリッシャを使い分けるのがスマートでしょう。