予想通りと言っていいのか、あっという間に2月が終わろうとしています。
特に週末に予定が集中していたため、1週間の疲れを癒すためにマッタリすることもままならないこともありました。そんなこともあり、輪をかけて慌ただしかったように思います。それでも、気候はちょっとずつに春に近づいているようで、コートを来ているのが暑く感じるような日もありました。
それから、冬季オリンピック。ここで大活躍したのが、ジャンクコーナでゲットしたキャプチャユニット「MTU2400」。これまでならば、VHSのカセットをガチャガチャと交換しながら録画しなくてはなりませんでしたが、今回から番組表を見ながらのワンクリックでOK。必要な部分を切り出してから、DVDに焼くだけの手軽さです。以前では考えらない手軽さです。
それはさておき、2月が瞬く間に過ぎ去り、明日からは3月。恒例の断髪式などのイベントも控えています。季節の変わり目ということもあり、体調を崩さないよう注意したいところです。
今年の夏を最後に、中央線の201系が引退するそうです。
オレンジ色に黒のマスクでお馴染みのあの通勤電車です。登場は1979年。サイリスタチョッパ制御、電力回生ブレーキなどエポックメイキングな技術を採用し、新世代の通勤電車の原型となった車両です。特に印象深いのは、幼少のみぎり偶然にもデビューしたての試作型に乗るチャンスに恵まれたこと。「省エネ201」のヘッドマークを掲げた黒マスクの車両が颯爽と東京駅に滑り込んで来たことを今でも思い出します。茶色のシートに1人分を示すオレンジ色のアクセント。それから、何といっても目を引いたのは、先頭車両のつかまり棒(スタンションポール)。何もかもこれまでの電車とは違っていました。当時は自他共に認める鉄道ファンでしたから、テンション上がりっぱなしの大興奮でした。
それから時は過ぎて… 私はオッサン、そして201系は引退へ。30年という時間の重みを感じさせるニュースでした。
沖縄・美ら海水族館のおみやげ、ジンベイザメのマスコットです。
よく見ると手(ヒレ?)にはバチと太鼓、頭にはかぶりもの(サージ)をしています。エイサー(沖縄伝統の盆踊り)スタイルのジンベイザメです。背中に吸盤があり、ガラスなどにくっつけておくことが出来ます。それじゃ、コバンザメじゃないのか? という野暮なツッコミはなしです。ゆるキャラの雰囲気を漂わせる笑顔が何とも言えません。この他にも、花笠を被ったものやハイビスカスのレイをしたものがあるそうです。
何時になるかわかりませんが、沖縄を旅する機会があれば残りの2つもゲットして、ジンベイザメ・シリーズをコンプリートしたいところです。
先日、WILLCOMが会社更生法の適用を申請したことは記憶に新しいところです。これにより、企業再生支援機構の支援のもと、事業を継続しながら再建を目指すことになっています。
予定では今日25日に、支援機構が正式な支援の決定を下すはずでした。しかし、支援機構、これからスポンサーとなるソフトバンク、投資ファンドのアドバンテッジパートナーズの間で、いまだ支援の枠組みなどについて調整が続いており、決定が延期されるとのこと。難しい舵取りが要求される問題であり、条件をめぐって厳しいせめぎ合いになっていることも、当方のような素人にも想像できるのですが、今後が少々心配になります。当事者が話し合いのテーブルに背を向けて出てゆく、そんな最悪の事態だけは絶対に避けてもらいたいところです。
これまで微塵も考えたことがありませんでしたが、別キャリアへのエクソダスも頭の片隅に入れておく必要が… いやいや、少しネガティブになり過ぎました。兎に角、慌てず騒がず、ことの推移を見守るしかなさそうです。
サッポロビールの限定品だった「シルクヱビス」が、定番商品となって再登場しました。
帰り際に発売日だったことを思い出し、近所のスーパーで6缶パックをゲットしてきました。以前のエントリを見るまで気がつかなかったのですが、微妙に缶のデザインが変更になっています。以前のバージョンはこちら。他の定番商品との統一感を出すためか、瓶のラベルっぽい感じのデザインから、限定醸造の文字が消えたのはもちろん、囲み罫がなくなったことがわかります。今日は水曜日と言うことで、実際に味わうのは週末まで我慢したいと思いますが、肝心のビールの味も手が加えられたのかどうか、気になるところです。
いずれにしても、これからはいつでも飲みたい時に入手出来るわけで、在庫を求めてあちこちスーパーをハシゴする必要もありません。改めて、我が家の定番品として冷蔵庫にストックしておきたいと思います。
BARBEE BOYSのライブ「Bcc:from BARBEE BOYS AD2010」の開催が近づいています。
苦労してチケットを入手したにもかかわらず、日々の生活に追われすっかり忘れてしまっていたという体たらく。これは反省しなくてはなりません。すぐさまZepp Tokyo公演に向けて準備を始めようかと思います。まずは、BARBEE BOYSの音楽を封印。このようにして飢餓感を煽り、ライブで一気にハジケる作戦です。それから、体調管理。昨日、今日と春めいて来た感じですが、油断は禁物。ここで風邪でもひいたら本当に浮かばれません。
ということで、待ちに待ったライブ(油断して忘れていましたが…)。大いに楽しんでやろうと思います。
久々にDTPの仕事が回ってきました。Illustratorでのロゴのトレースです。
提供される原稿のクオリティが、出来上がりを左右する重要なポイントとなります。今回はほぼ清刷り品質だったのでひと安心。ただし、パッと見はロゴと言うよりもエンブレムのような感じで、難易度は高め。早速作業を始めたものの、ベジェ曲線の操作もすっかり忘れている有様。思い通りにならない曲線を相手にウンウンと唸りながら、ほぼ1日かかっての完成となりました。DTPオペの修行時代、嫌と言うほどトレースしてようやく獲得したオペレーションの勘所はすでに失われてしまいました。自分はもはやDTPオペではないという事実を突きつけられたように感じ、軽く凹んだのはここだけの話です。
こうなったら、リハビリして第一線に復帰する… いや、やめておきます。現在の責務を力いっぱい果たすべく、頑張ろうと思います。
バンクーバーオリンピックのwebストアでポチッとしたブツが届きました。
食べることと応援が大好きなマーモットのMUKMUKのぬいぐるみです。送料を奮発してエクスプレスにしたところ、16日の注文で今日の午前中に到着しました。赤ミトンバージョンはちょっぴりレアかも知れません。ちなみにこやつは公式マスコットではなく、公式マスコットの公式ナカーマ(Official sidekick)という位置づけ。あくまでもサブキャラですが、一部では公式マスコットを凌ぐ人気があるようです。
ということで、まだまだ熱戦の続くオリンピック。テレビの前でMUKMUKと一緒に応援しようと思います。
祖母が亡くなってから、6年。七回忌の法要が行われました。
祖母の人徳のなせるところでしょうか、穏やかで温かな日和となりました。一口に6年と言っても、引越、結婚などなど様々な出来事がありました。その間、さしたるトラブルもなく暮らしてこられたのは、祖母が見守っていてくれたからなのかも知れません。そんな感謝の気持ちを自分なりに伝えることが出来たかと思います。
今日は法要といっても堅苦しいものではなく、昔話に花を咲かせたりと和んだ感じでした。それはそれで、いい供養になったのではないでしょうか。
勤め先のHyper-V(仮想化サーバ)のディスクが瀕死の状態となり、冷や汗ものでした。
ホスト側で不規則なI/Oエラーが発生し、ゲストOS上でもファイルシステムのエラーが起こる始末。すぐさま全ての仮想PCを停止し、被害を最小限にするべく手を打ちました。善は急げで問題のドライブが天に召される前に、仮想環境のエクスポートを行いました。一か八かでハラハラしつつも、何とか別ドライブにエクソダスすることができました。
業務で使うものですから、一か八かの危うく綱渡りのような運用では、多くの方に迷惑をかける事になってしまいます。仮想化の便利さにどっぷりと浸かり、少々気が緩んでいたようです。メンテナンスを怠ったことで、やもすればこれまで以上の大打撃を被る可能性があったことを思い知らされたのでした。
ということで、今回はかなり痛い目を見ました。これからはスケジュールを組み、定期なメンテナンスを行うよう心掛けたいと思います。
とうとうXデイがやって来てしまいました。WILLCOMが東京地裁に会社更生法の適用を申請。負債の規模は約2060億円とのこと。また、これと同時に企業再生支援機構に対し、正式な支援の要請を行いました。
まずは、一次情報であるプレスリリースをご覧ください。これまで事業再生ADR手続による再建を目指してきましたが、残念ながら合意に至らず打ち切り、法的整理へと舵を切ることになりました。これについては、昨日からすでにリーク記事が出ていたところです。それにしても、一番気になるのは我々ユーザはどうなってしまうのか? ということだと思います。プレスリリースにも触れられていますが、従前通りのサービスを継続して提供する旨が表明されています。同じ境遇のJALが、いまこの瞬間も飛び続けているのを考えれば、ニュースを聞いて必要以上に慌てる必要はないことがわかります。なお、今日付けで取締役は全員辞任。今後は新経営陣のもと、企業再生支援機構、以前から噂のあったアドバンテッジパートナーズ、ソフトバンクの支援を仰ぎながら再建を目指すことになります。
新たなる一歩を踏み出すため、ケジメとしての会社更生法申請。終わりの始まりではなく、再建の始まりとなることを切に祈るばかりです。
実家で母のメール端末として「W-ZERO3」が活躍していますが、電源が入らなくなってしまったと連絡がありました。
操作が分からなくなったという話であれば、電話を掛けてあれこれ指示を出しながらの遠隔サポートで十分対応出来るかと思いますが、ハードウェアが絡んでくると滅多なことは出来ません。ちょうどこの週末、実家に行く予定となっていますので、その際にバッチリ面倒を見ようかと思います。念のため、USBモバイルアダプタも持参するつもりです。
ちなみに「WILLCOM 03」でも同じような現象が起こったことがありましたが、バッテリを外してフルリセット(W-ZERO3 取説8-5:[PWR]押しながらのリセット)を掛けることで、無事復旧しました。恐らく今回もこのパターンではないかと予想しています。
兎に角、深刻な問題になっていないことを祈るばかりです。
モバイル用ブラウザの「Opera Mobile」と「Netfront Browser」が相次いでアップデートされました。
早速、両方とも「WILLCOM 03」インストールしてみました。OperaはTouch版を用意。beta 3になり、これまでと比べて起動時間やスクロールのスピードアップを実感する事が出来ます。更新の目玉はFlash Lite 3.1 のサポート。実験的な対応ということで、安定性は今ひとつ。こちらの環境ではフリーズして上手く表示出来ないケースもありました。
主な変更点(公式blogより)
それから、Netfront v4.0(R002CV)。使用期限(2010年6月30日まで)つきのコンセプト版としてのリリースですが、動作は安定しています。個人的にはズーム動作に関してOperaに分があるように感じましたが、全体的にみれば甲乙つけ難い仕上がりになっていると思います。v3.5の多少モサッとしたスクロールからは格段の進化を遂げています。なお、変更履歴は以下の通りになっています。
今回紹介したブラウザはいずれもベータ版/コンセプト版ということで、環境によっては動作が安定しない可能性もあります。その点を十分理解したうえで、利用するようにしてください。
我が家のネット環境を支えるのは、マイクロリサーチ(旧マイクロ総合研究所)のルータ「NetGenesis SuperOPT100E」です。
相棒のVDSLモデム「VH-100」とともに、LEDのインジケータをピカピカさせながら活躍しています。以前、実家にいた頃はPentium ProなPCにlinuxをぶち込みルータ代わりにしていましたが、スループットもイマイチで、たまに謎のハングアップを起こすなど、信頼性もあまり高くありませんでした。それに懲りて、新居では定評のある「OPT100E」を導入した経緯があります。ちなみに、実家も今ではまともなルータに切り替え、安定したネット環境となっています。
話がそれましたが、このルータは2004年のデビューから現在に至るまで販売中のロングセラーです。もちろん、メーカーのサポートも行われており、去年の末には最新ファームウェアがリリースされました。こと安定性に関しては大したもので、思わずその存在を忘れてしまうほど。夏場も熱暴走するようなことは一度もありませんでした。家庭用としては、申し分のないスペックではないかと思います。
ということで、最新ファームウェアに更新してみました。相変わらず、快調そのもの。これからも我が家のネットインフラを、縁の下の力持ちとなって支え続けて欲しいと思います。
日曜日の風呂掃除は、私めの大切な役目となっています。
スポンジを手に、ただひたすらピカピカに磨いていく作業。その間、心に浮かんでは消えるよしなし事に自問自答しながら、自分に向きあう大切なひと時… だったらいいのですが、単調な作業に効率も下がり気味です。ですから、音楽でも聞きながらであればもう少し楽しく出来るのではないかと思っていました。
そこで登場するのが「ZEN Stone Plus」。このプレーヤーにはスピーカーが内蔵されています。水に濡れないように上手く保護してやることで、風呂場で使えるのではないかと考えました。用意したのは、普通のビニールとジップロック。この2重プロテクトで水気を避けることにしました。結果は大成功。選曲やボリューム操作もOKで、液晶画面も難なく確認することが出来ます。こうして、浴室用プレーヤーを実現することが出来ました。
なお、同じ方法をトライして何らかの不都合を被った場合でも、当方では責任を負えません。あくまでも、メーカーで想定しない使用法となりますので、その点はご理解いただけますようお願いします。
久しぶりの低調な土曜日となってしまいました。
12時頃まで、布団でゴロゴロ。ようやく起きたかと思えば、左肩がズッシリ重く、何ともダルい感じ。兎に角、コリを解そうと朝風呂に入るも、状況はあまり変わらず。とはいっても、腹が減っては戦はできぬということで、ブランチを取ってエネルギーの補給を行いました。しかし、肩はいよいよ悪化してズキズキと頭痛までしてくる有様。そそくさと頭痛薬を飲み、寝床へ逆戻りしました。
それから眠りにつくこと数時間。目が覚めると痛みは嘘のように消え去っていました。ここでやっとエンジン全開。チャチャっと支度を済ませハラハラと雪の降る中なか、買い物に出掛けたのでした。
しばらくこういった低調な土曜日を過ごすことも無かったのですが、油断してしまいました。体力が落ちている証拠ですので、睡眠と栄養補給でしっかりケアしたいと思います。
ベアードビールに新たに加わった定番ビール「SURUGABAY IMPERIAL IPA」を入手しました。
去年末のデビュー後、すぐに欠品してしまったという人気のビールです。なかなかめぐり合うチャンスが無かったのですが、ようやく味わうことが出来ました。スタイルはダブルIPA。IPAのアルコール度数、そしてホップの量を増強したストロングなタイプとなっています。
ということで、さっそく一献。モルトのふくよかな味わいと、幾重にも折り重なるようなホップの香り、そして強烈な苦味。いきなりハードな一発を喰らってしまいました。アルコール度数が高いビールは、若干の甘みを感じさせることがあるのですが、こちらは至ってドライです。旨さに痺れるとはこういう事を言うに違いありません。
ただし、調子に乗って飲みすぎると、あっという間に前後不覚になってしまう危険性が…。ゆっくりじっくりを心掛けて味わうようにしたいところです。
小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)について紹介する映像作品「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」を観に出掛けました。
「はやぶさ」は、2003年5月9日に小惑星「イトカワ」を目指して打ち上げられました。任務は小惑星に着陸しサンプルを持ち帰ること。これまでの探査機は目的を達成した後は、宇宙の彼方へ目指して飛び続け、地球に帰還することは考慮されていませんでした。一方「はやぶさ」は帰還するにはするのですが、サンプルを収納したカプセルを大気圏へ再突入させ本体は摩擦熱で燃え尽きるという、ちょっと切ないラストを迎える予定となっています。それでも「はやぶさ」は、数々のトラブルに見舞われながらも、いまこの瞬間も地球を目指して飛び続けています。
これを篠田三郎氏の抑えたナレーションと全天周の圧倒的な迫力の映像によって描き出しています。あくまでも探査機メインで、関係者が熱く語るようなシーンもありません。しかし、トラブルに翻弄されながらも「イトカワ」への着陸を試みるシーンでは、「はやぶさ」から健気さのようなものが感じられ、胸にグッと来るものがありました。そう言えば、ROBODEXで階段から降りてくるASIMOを観た時も、感動したことを思い出しました。相手は機械ですが、ちょっとやられてしまいました。
なお、このままトラブルが無ければ、この6月にも地球に帰還することが出来るそうです。地球に戻るのはカプセルだけになってしまいますが、帰還ミッションの成功を切に祈るばかりです。
2010年2月のMicrosoft Updateが公開されました。今月は13件となっています。
今回発表されたパッチ
先月末、IE関連の号外パッチがリリースされていますので、未適用の方は合わせて更新を行うようにして下さい。さらにサードパーティーのアプリ(Flash、Java、Acrobatなど)についても、最新版が公開されているかどうかチェックして、対処をしておきたいものです。
主なアプリのバージョン確認には独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のMyJVN バージョンチェッカが便利です。
Firefox 3.6にバージョンアップしてから、特に問題もなく満足して使っています。ただ、一つだけ気になる点があります。
リンクをクリックした際、新しいタブを表示するときの挙動です。これまで新しいタブは、必ず一番右端に出現していました。それがv3.6からは、現在開いているタブのすぐ右隣に表示されるようになりました。使い慣れたアプリということもあり、いきなりの仕様変更がどうしても馴染めませんでした。
そこで、調べてみたところ、カスタマイズ用ページ「about:config」を利用すれば以前と同じ挙動に戻すことが出来るとわかりました。以下はその手順です。
これで変更は有効になりました。設定完了です。(デフォルト設定に)戻したい場合は、同じようにして値を「true」にしてください。なお、目的のエントリ以外を不用意に変更すると、ブラウザの動作に支障をきたすこともあります。くれぐれも注意して作業するようにお願いします。
偽サイトに全力で釣られたりと、今日を迎えるまでには色々ありました。しかし、ついにSadeの最新アルバムをゲットしました。
帰宅後、待ちきれずにすぐさま再生。どこか哀愁漂うギターリフに導かれて1曲目「The Moon And The Sky」が始まります。ブランク? 何それ? 美味しいの? といった感じで、sade節が炸裂。一気にアルバムの世界へと引き込まれます。2曲目は表題曲「Soldier Of Love」。力強いビートと、スムーズな歌声のコントラストが何とも絶妙。まずは1周してみたのですが、少々大人しめな印象はあるものの、じっくりしっとりのラブソングがギュッと詰め込まれています。これは、10年待った甲斐があったと言うもの。柄にない言い方ですが、この作品は「上等な赤ワイン」。そんな喩えがぴったりではないかと思います。
リリースのプロモーションでしょうか? NYタイムスにインタビュー記事が載っています。こちらもチェックしてみることをオススメします。
近所のスーパーで取り扱いを始めたので、手に取ってみました。
コエドブルワリー(埼玉県川越)の「伽羅 -Kyara-」です。缶はどこか高級感を漂わせる佇まい。ワクテカしつつ、グラスに注ぎます。液色はやや赤味のかかった綺麗な褐色。泡立はなかなかのもの。口に含むと、ほのかな甘みを感じます。ボディがあり、麦の味わいが豊かです。ただ、この甘さだけではすぐに飽きが来てしまいます。その点は考えられており、甘みがすっと引くとホップの苦味と香りが口に広がり、全体を引き締めます。言うなればアメとムチといったところでしょうか。この味の変化が、ついつい杯を重ねてしまう秘訣なのかも知れません。
緩急つけた味わいに、ハマりそうな気配。入手しやすくなったこともありますので、これからはちょくちょく味わってみようと思います。
カメラ店の中古コーナーで、気になるレンズを見つけました。
キヤノンの純正「EF100-300mm F5.6」で、価格は2,800円。スライドスイッチの作りなどを見ると、あまり見かけないタイプです。価格もさることながら、釘付けになったのその全長。まるで白レンズ(ハイエンド製品)を思わせる、巨砲ぶりです。先ほど調べてみたところ、EFレンズの最初期にあたる1987年(昭和62年)の製品のようです。直進式のズームリングも時代を感じさせます。独特の存在感に思わずお買い上げ寸前のところまで行きましたが、100-300mmというレンジを考えると収納ケースの肥やしになるのは間違いありません。気になったものの、購入はパスすることに。こうして、何とかレンズ沼からの誘惑を断ち切ることが出来ました。
そう言えば、先ごろEFレンズの生産が累計5000万本を突破したそうです。「EF100-300mm F5.6」はそのスタートを飾った製品と言えます。そう考えると、ゲットしておくべきだったか? そんな思いも頭を過ぎるのでした。
昨日のエントリで完結編としておきながら、またまた同じシリーズをお送りします。ただし、今度こそ正真正銘のシリーズ完結です。
ついに、印刷時に発生していたPSエラーを回避する方法を発見しました。まずはこれまでの全体図をご覧下さい。
[Mac]---(AppleTalk)--->[仮想PC(Fedora 12):プリンタサーバ]===(lpr/lpd)===>[EP-802A]
Macから仮想PCへの送出にAppleTalkを使用していますが、どうもこれが問題を引き起こしていたようです。というのも、Mac環境でPSファイルを書き出し、FTPで仮想PC転送してから出力してみると、エラーが発生しないことを突き止めました。念のため、数種のアプリにて書き出しを行い同じ手順て転送の上、出力してみたところ、いずれノントラブルという結果に。ということで、Mac→仮想PCの通信プロトコルについて、TCP/IPベースに切り替えてみることにしました。それが次の図です。
[Mac]===(lpr/lpd)===>[仮想PC(Fedora 12):プリンタサーバ]===(lpr/lpd)===>[EP-802A]
先に結果を明らかにしますが、出力は全く問題ありませんでした。今までが嘘のようにサクサクとプリントアウト出来ます。
では、Mac環境でのlpr印刷はどのように実現したかといえば、次のような手順で行います。
プリンタアドレス:<CUPSをサービスする仮想PCのIPアドレス>
キュー:CUPSのキュー名(ここでは「EPSON_EP-802A」)
設定が済んだら、各アプリケーションのプリントダイアログにおいて、先ほど名前をつけて保存したプリンタを選択して、印刷を実行するだけです。
Mac=AppleTalkという固定概念に縛られてしまい、少々遠回りしました。それでも、ようやくエラーに悩まされることのない印刷環境を構築することが出来ました。これで我が家のOld Macも、もうしばらくは現役でいられそうです。
Old Macで最新のプリンタ(EPSON EP-802A)を使おうという無謀な企画も、何とか一定の成果を得ることが出来ました。
まだPSエラーが発生するアプリは存在するものの、テキストエディタなどの常用アプリについては問題なく出力できるようになりました。細かい詰めの部分はこれから運用しながら解決法を探って行くつもりです。ということで、あちこちのパラメータを弄くり倒した為に頭の中はスパゲッティ状態なのですが、整理の意味も込めてここにメモしておきます。
OS:MacOS 9.1
PSドライバ:AdobePS 8.8.0(※ 隠し設定で以下のように変更)
Never send binary data | 有効 |
Force DSC compliant PS generation | 有効 |
Force fontInclusion to NONE | 無効 |
PPD:EPSON_EP-802A.ppd(CUPSで自動生成)
※ オプション設定「Saturation」と「Contrast」の選択肢が多すぎるのためエラーが発生
→ エントリを適当に間引くことで回避
OS:Fedora 12 @ VirtualBox 3.1.2
プリントサーバ:CUPS 1.4.2
※ 設定はWebインタフェースにて
プリンタドライバ:Gutenprint 5.2.4
※ プリンタは「EPSON EP-801A simplified」を選択
PSインタプリタ:Ghostscript 8.7.0
※「cidfmap」ファイルに「Osaka」、「Osaka-Mono」のエントリを追加
AppleTalk:Netatalk 2.0.4
※ プリンタの設定はこちら
何としても出力してやろうと、ここ数日はかなりの時間をつぎ込みました。どうやら、久々に「Mac愛」に火がついた感じです。懸案の印刷環境も何とか整い、これでホッと一息つけます。
Webサイトの改竄によってマルウェアを感染させようとする、極悪ウイルスGumblarが相変わらず猛威を振るっています。
改竄されたサイトは、その大小、個人・企業を問わず増え続けています。コンピュータセキュリティについて調査研究を行う情報処理推進機構(IPA)には、Gumblarについての問い合わせが多く寄せられているとのこと。そこで、一連の攻撃について解説したページを公開して情報公開を行っています。
まずは解説をご一読いただくとして、こうしてみるとGamblarの厄介さが浮き彫りになってきます。感染の仕組みですが、改竄されたwebサイトは攻撃プログラムをロードする役割を果たし、その本体は攻撃者の支配下のウイルスサーバから送り込まれてくるという手の込んだやり方。我々ユーザが日々、アンチウイルスの定義ファイルを更新するように、ウイルスサーバの攻撃手法も日々更新されて行くわけです。まさにイタチごっこの様相を呈しています。
対策の基本は、FlashやJavaなどの各種アプリに存在する既知のセキュリティホールについては一つ残らず修正することなのですが、未知の修正プログラムが公開されていない不具合についてはどうしようもありません。それでも、100%とは言えないものの、アンチウイルスが怪しい挙動を察知して実行をブロックしてくれる可能性もあります。
兎に角、アプリは出来るだけ最新版を利用すること。それから、不具合の発見から修正までの期間を出来る限り短くするよう、日々の情報収集も怠らないように心掛けたいところです。
ClassicなMacOSからEP-802Aを使うため悪戦苦闘していますが、今のところDTPアプリ以外の出力は全滅となっています。
Mac側でも何か設定が出来ないものかと調べていくうちに「AdobePS 8.8」に隠し設定が存在することを知りました。これらを変更するにはResEditが必要になります。
設定項目 | デフォルト設定 | |
---|---|---|
Full PPD dialog | 無効 | |
Never send binary data | 無効 | バイナリーデータを送信しない |
Create papToDisk file | 無効 | トランザクションログを残す ※ システムボリュームの直下「プリント記録」フォルダに保存されます |
Enable sending compressed data | 有効 | |
Spool in output folder | 無効 | |
Allow print to file (except EPS with preview) in background | 無効 | |
Always use 2 pass for print to file | 有効 | |
Do 2 pass foreground printing to printer | 無効 | |
Merge setpagedevice calls for improved performance when possible | 有効 | |
Allow rgb to grayscale conversion on host. | 無効 | |
Force DSC compliant PS generation | 無効 | 文書構造化規約に則ったPSコードを出力 |
Use Appearance Mgr. | 有効 | |
Create driver log file | 無効 | ドライバのログファイルを作成 |
Force fontInclusion to NONE | 有効 | フォントの埋め込みを行わない |
使えそうな項目については簡単な説明を付けてみました。内容が理解できない設定項目についてはそのままにしておいて下さい。なお、ドライバの内部設定を変更することになりますので、くれぐれも細心の注意を払って下さい。何らかの不具合が生じても、当方は一切の責任を負えません。ご了承下さい。
早いもので、今日から2月です。正月がずっと前のことのように感じられます。この調子だと、2月もあっという間に過ぎ去って行くのかもしれません。
そんな暦つながりで、ちょっとしたニュース。ベアードビールのサイトで、オリジナルのカレンダー(PDF版)がダウンロードできるようになりました。このカレンダーは、もともと取引先に配られるノベルティでした。一般には入手不可能でしたが、問い合わせが多かったとのことで、ネット上で公開されることに。ダウンロードは12ヶ月まとめてではなく、1ヶ月に1枚ずつ配信されていく模様。ということで、来月はどんな写真なのかとワクテカしながら待つのも楽しいのではないかと思います。
このカレンダー、タップルームやビアバーで見掛けて気になっていました。プリンタも買い替えたばかりですから、ちょうどグッドタイミング。早速印刷して、デスクに飾ろうと思います。