昨日、一昨日とシリーズでお送りしている、MacOS9でEP802Aを使おうプロジェクトの3回目です。
さて、設定が無事完了しましたので、ここでMacからのテストプリントです。テキストエディタを起動して、テキストを出力してみました。しかし、プリンタはシーンとしたまま。少々焦りつつも、アプリをIllustratorに変えて再テスト。すると、大成功。ついにEP-802Aからのプリントが叶いました。大掛かりになりましたが、何とか狙い通りのシステムが構築出来たと思います。
しかし、なぜエディタは駄目だったのか? 追試として今度はPhotoshopでテスト。またまた、応答なし。ダメもとでプリント設定の出力形式を「ASCII」に変更したところ、今度は成功。ここから察するに、どうもバイナリ形式での出力に失敗している雰囲気です。出力の際にバイナリ/ASCIIの指定が出来るアプリならいいのですが、それ以外は全滅の模様。これはちょっと厄介な事になりました。
原因に当たりはついたものの、どのように対処すべきか…。ということで、解決まで時間がかかりそうですが、まずは問題の切り分けから始めようかと思います。
昨日に引き続き、MacOS9でEP-802Aを使うために作業を続けます。
【2010.2.5】追記:AppleTalk経由のプリントはPSエラーが発生します。エラーを回避した新たな方法はこちらです。
全体図としては、以下のようになります
[Mac]---(AppleTalk)--->[仮想PC(Fedora 12):プリンタサーバ]---(lpd)--->[EP-802A]
Macからは仮想PCがLaserWriter(PSプリンタ)のスプーラに見えます。仮想PC上では受け取ったPostScriptのデータをEP-802Aが出力可能な形式に変換します。変換されたデータはネットワークを介してプリンタへ送られ、プリントアウトされるという仕組みです。
仮想PC上に必要となるのは、Appleプリンタ共有サーバ(Netatalk)、プリントサーバ(CUPS)、EP-802A用ドライバ(Gutenprint)、PSデータをラスタ画像に変換するインタプリタ(Ghostscript)です。Appleプリンタ共有サーバ以外は予めインストールされています。ただ、プリンタドライバはAVASYSのドライバが上手くインストールできませんでしたので、フリーのGutenprintを使うことに。こちらは「EP-802A」用のドライバがありませんが、ネットで検索したところ「EP-801A」のものが流用可能との報告がありました。
まずは、CUPSの設定から。これはwebベースですので、ブラウザで設定を行います。プリンタの追加でネットワークプリンタから「EP-802A」を選びます。モデル名は「Epson EP-801A - CUPS+Gutenprint v5.2.4 Simplified」です。これでプリントサーバの設定は完了。次に、yum(RPMの管理ツール)コマンドを実行してNetatalkをインストールします。Netatalkは、Macのセレクタからプリンタを選択出来るようにし、AppleTalk経由のプリントを可能にします。全体の設定ファイル「netatalk.conf」で「PAPD_RUN=yes」として、スプーラを起動するよう変更。スプーラの設定ファイル「papd.conf」については、次のようにしました。
EP-802A:\ :pr=|/usr/bin/lpr -P EPSON_EP-802A:\ :pd=/etc/cups/ppd/EPSON_EP802A.ppd:
ここで、netatalkを起動します。MacのセレクタからPSプリンタドライバをクリックし、「EP-802A」が表示されたのを確認したら作業は無事完了です。
何とかMacOS9環境からも新しいプリンタが使えないものか、あれこれ試行錯誤してみようかと思います。
まず、仮想linuxマシンを構築してプリンターサーバを動かしてみたいと思います。環境の構築に用いたのは、次のソフトウェアです。
すでにVirtualPCがインストールしてあるのですが、今回新たにVitualBoxを導入しました。VPCはゲストOSにlinuxを使用した場合、ゲスト側でオプション設定を細かく指定して不具合を回避するなどの手当が必要になることがあるため、その労を惜しんでのことです。ソフトの用意ができたら、ウィザードにしたがって仮想PCを設定し、OSのインストールを行います。ストレージの設定で、isoイメージを指定すれば、ディスクに焼くことなくイメージからブートさせることが出来ます。起動後は、インストーラをダブルクリックして、インストールを行います。
そんなこんなで、仮想PCの導入からOSのインストールまで1時間弱。ハマることもなくスムーズに作業が行えました。
以前から噂されていた、Appleのタブレット型ガジェット「iPad」がついに登場しました。
9.7インチのマルチタッチ・スクリーンを搭載し、Web/電子ブックのブラウズ、Eメール、動画/画像ビューアなどを利用できます。iPhoneとMacBookの間を埋める製品かと思いますが、一見してiPadならではというアプリが見当たらないのが残念です。何といっても、タブレット型というのが一番の差別化ということなのかもしれません。個人的にはハイエンドなフォトフレームとして使ってみたいところです。というのも、実家の両親が旅行の度に、数百枚単位で写真を撮って来ます。これらをいちいちプリントしていては、コストがかさみます。iPadにコピーしてビューワで表示させれば持ち運び可能なフォトフレームの完成です。また、オプション(VGA、コンポーネント、コンポジットの各アダプタ)を利用すれば、外部ビデオ出力も可能とのことで、こちらも重宝しそうです。
なお、日本での発売は3月下旬を予定しているそうです。果たしてiPodのような人気商品に成長するのかどうか、興味はつきません。
先日、WILLCOMが企業再生支援機構による経営再建を検討中である旨、一部で報道がありました。
未だ正式な発表はありませんが、どうも続報を見る限りその線が濃厚のようです。今のところ公式なスタンスとしては「事業再生ADR」による再建中となります。しかし、取引金融機関と合意に至ったのは返済を2月まで先送りすること。肝心の再建計画の策定は難航しているようです。こうなると私的整理を諦め、支援機構のもとで法的整理(会社更生法の適用を申請)へ向かいそうな気配です。その場合には、取引銀行や支援企業の合意を得た事前調整(プレパッケージ)型を採用する見込みとなっています。
この件について、先日のエントリでは黒字の既存PHS事業を活かすため、新通信規格XGPはフェードアウトさせるのでは、という素人くさい予想を披露しました。しかし、今回の報道では既存PHSとXGPの事業をそれぞれ別の事業会社とする再建案が検討されているとのこと。これはXGPの将来性を尊重したプランとなっており、評価されるべきものと思います。しかしその一方で、WILLCOMが2つに分割されるというのは、何ともショッキングな話です。
今後も厳しい交渉が続くものと思われます。いちユーザとしては、慌てず、騒がず再建の行方を見守るつもりです。
連日のプリンタネタですが、もうしばらくお付き合い下さい。
これまで使っていたプリンタは、同じくEPSONのPM-3300C。実家からお下がりとして譲り受けたものです。我が家にやってきた当初は、少々インク汚れが気になったものの、プリントアウトの品質は悪くはありませんでした。しかし、時が経つにつれ数々の不具合が発生するようになりました。原因不明のエラー、謎の赤いライン、印刷ズレなど。それでも、何とかだましだまし使ってきましたが、これ以上の利用は無理という状況に…。こうして役目を終えたPM-3300Cは、先ほどリサイクル業者の元へドナドナされて行きました。送料1,580円也。処理料は無料とのこと。
ひょっとしたら、いいとこ取りのニコイチ、あるいはサンコイチにされて、遠い異国で第2の人生を送るのかも? いや、やはり待ち構えているのはスクラップでしょうか。それはさておき、これまでご苦労さまと労いの言葉を送りたいと思います。
プリンタの到着に浮かれていたところ、大切なことを一つ忘れていました。
EP-802Aでは、MacOS 9からの印刷はサポートされていません。 これは仕方のないことなのですが、我が家のMacにはIllustratorやPhotoshopがインストールしてあります。ペイント系であればWindowsでも代替可能なのですが、ドロー系はやはりIllustratorに限ります。何とかしてMacから印刷したいと考えています。パッと思いつくのは、PDFに書き出してWinから出力する手です。部数が少なければいいのですが、そうでない場合かなり大変なことになりそうです。それよりも何よりも、あまりスマートな方法ではありません。
ということで、あちこち調べてみるとEP-802Aを仮想PSプリンタに仕立てる方法があるようです。ClassicなMacでも、PSプリンタであれば問題ありません。これには、まずlinux。それから、CUPS(Common Unix Printing Syetem)、AVASYS社が提供しているEPSONプリンタ用のドライバが必要になります。とりあえず、仮想PCにlinuxをインストールして実験してみようかと思います。
今はまだ頭の中にぼんやりとシステム図が浮かんで来た段階。もう少し情報収集が必要です。何とかして、Classic Macからの出力を成功させたいと思います。
新プリンタのセットアップ&試し刷りの次に取り掛かったのが、Illustrator用CDレーベルのテンプレート作成です。
以前、Canon iP4300用をこさえたことがありますが、こちらはCD/DVD専用トレイを使うタイプでした。一方、今回のEP-802AはCD/DVDトレイが内蔵されています。直接トレイを手にとって計測することが出来ません。トライ&エラーの繰り返しで位置を割り出すのに難儀しましたが、何とか納得するものが完成しました。ということで、独り占めしても仕方がありませんので、ファイルを公開したいと思います。
利用の際は、以下の注意をお守り下さい
ダウンロードはこちらです。
待望のニュープリンタが到着しました。
チャチャっとセットアップを済ませたのですが、インクの初期充填でかなりの量(約半分近く)を消費するのには、ちょっと呆れてしまいました。それでも気を取り直し、さっそく実力チェックです。写真データから数枚出力してみました。スピードもさることながら、やはりその品質の高さに驚かされます。10年落ちのオンボロプリンタの出力と比較するのも失礼な話かもしれませんが、発色といいキメの細かさといい、ほとんど調整なしで出力したものでも想像以上の仕上がりでした。これが2万円弱で買えるというのですから、本当にいい時代になったものです。
少々ジジ臭い感想になってしまいましたが、これからじっくり研究して早いところ使いこなしてやろうと思います。
Mozilla Foundationによる「Firefox 3.6」が、遂に正式版となってリリースされました。
先日公開のRC2(リリース候補第2版)が、そのまま正式版へと移行しました。したがって、RC2を使用中の方は特にアップデートは行われません。RC1およびそれ以前のバージョンではアップデートが必要になります。
主な新機能(抜粋)
一足先にインストールして使用中ですが、今のところ深刻な問題には遭遇していません。一部のエクステンションが非互換で使用中止になりましたが、いずれ対応版がリリースされると思います。なお、メジャーアップデートになりますので、個人設定のバックアップを行ってから、更新作業を始めることをお勧めします。
IE5.01〜8を対象とした緊急パッチがリリースされました。
今回発表されたパッチ
先日のGoogleに対するターゲット攻撃は、今回修正される不具合を悪用したものだそうです。これを受けて、独仏の両政府がIEの利用中止を勧告するなど、ちょっとした騒ぎになっていました。ということで、出来るだけ速やかにアップデートを実行するようにして下さい。
コンビニでヒトバシラー魂に火をつけるドリンクを発見しました。
一瞬躊躇したものの、手にとってそのままレジへ。こうしてゲットしたのは、SUNTORY「チョコレートスパークリング」です。SUNTORYと言えばペプシブランドから、しそ、きゅうり、あずきなどのアバンギャルドなフレーバーを市場へ送り出しています。今回はチョコレート+炭酸という、禁断のコラボレーションです。
さっそく味見しました。液色はほぼ無色、薄めたジンジャーエールといった感じ。炭酸の泡はゆっくり目に立ち上って行きます。若干シロップのような粘性あり。そして、プシュッとキャップを開けると、まんまチョコレートの香りが広がります。意を決して一口。結構甘いです。それから酸味がやって来ます。炭酸コーヒーにも同じような酸味を感じたのを思い出しました。パッケージのゴージャスっぽさとうらはらに、どこかしら駄菓子を彷彿とさせる印象です。好みはそれぞれかですが、個人的には、出会ってはいけない2人が出会ってしまったように思えてなりません。
とはいえ、ハマる人にはかなりハマりそうな予感です。残念ながら、自分はそちら側にはいけそうもありませんが…。 ちなみに、こちらはソフトドリンクです。念のため。
久々の大きな買い物。インクジェットプリンタをポチッとなしました。
以前から狙っていたEPSON「EP-802A」です。当初、複合機を買うつもりはなかったのですが、無線/有線LAN搭載が決め手となりました。というのも、単機能プリンタ+プリントサーバ(別売)の構成では、全部入りのコストパフォーマンスには太刀打ちできません。スキャナはほとんど使わないものと思いますが、出来る限り出費は抑えたいもの。かくして、このプリンタに白羽の矢が立てられました。
ここでこれまで購入したプリンタについて振り返ってみると、高画質(当時としては)が売りのEPSON「MJ-810C」から始まり、A3出力にひかれて購入したもののカラー出力はイマイチだったCANON「BJC-465J」、やはりEPSONしかないということで、A3対応の「PM-3300C」へスイッチして今日に至ります。そのPM-3300Cも、もはやオンボロ状態。インク汚れが酷く、カラーは絶望的、もっぱらモノクロで使用しているありさまです。
そんなお寒い状況ともようやく決別することが出来ます。最新型のクオリティがどれほどのものか、楽しみにしたいと思います。
シャッフルビートといえば、ズッカチャッカ、ズッカチャッカ… のリズムで有名です。阿波踊りのノリを思い出していただければ、ご理解いただけるでしょうか。
個人的にはこのリズムが大好物。iPodを聞きながら知らず知らずのうちにビートを刻んでしまうほどです。そこで、シャッフルビートの名曲を独断で選び出しリストアップしてみようかと思います(異論は大いに認めます)。
とりとめもなくリストしてしまいましたが、いずれも素晴らしい楽曲ばかり。機会があれば、ぜひ一度聞いていただければと思います。
正式リリースに向け、最終テストが続く「Firefox3.6」。先日公開されたRC1(リリース候補第1版)に引き続き、RC2の提供が始まりました。
ということで、早速インストール。正直、ひとつ前のRC1との違いについては、何処が変わったのかよく分かりません。この段階まで来ると、見た目の大きな変更が加えられることはなく、完成度を向上させるためのブラッシュアップが主になっているものと思われます。暫くあちこちブラウズしてみましたが、不具合に遭遇することもなく、至って安定しています。今度こそ、このまま正真正銘の正式版へ格上げとなるのでしょうか? 期待が高まります。
とはいえ、あくまでもテスト版です。無用なトラブルを避ける意味でも、正式リリースを待つことをお勧めします。
WILLCOMが企業再生支援機構を利用した再建を検討中との報道がありました。
先だっては事業再生ADRを申請し債務の私的整理を進めるとの決定なされましたが、交渉が難航しているようです。この現状を打破しようと、企業再生支援機構に支援を仰ぐ方向で最終調整が行われているとのこと。機構による支援が行われる場合、JALに続く2件目のケースとなります。機構、ソフトバンク、投資ファンドであるアドバンテッジパートナーズの3者から出資が行われるとともに、メインバンクに数百億円規模の債権放棄を要請することになるそうです。
JALのケースを見てもわかるように、機構の再生手法は徹底的に不採算事業をつぶし、採算の取れる事業に重きをおくことかと思います。WILLCOMの2009年3月期決算では、純利益で約60億円の黒字にもかかわらず、これまでの設備投資、そして新通信規格XGPへの投資が重荷となり1千億円規模の負債を抱えています。これをふまえて、現規格を出来る限り延命させるような舵取りが行われる可能性も考えられます。そうなると、XGPのサービスエリア拡大は凍結などということも…。このままXGPがフェードアウトするようなことになるようなことがあれば、残念で仕方がありません。
とはいえ、これはあくまでも素人考えですので、軽く聞き流してください。ちょっとネガティブ過ぎたかもしれません。兎に角、ユーザとしては一刻も早く再建の一歩を踏み出してもらいたいと願うばかりです。
サッポロビールとロイズコンフェクトのコラボレーションによるビール「ショコラブルワリー」を入手しました。
去年は通販専用の商品だったためスルーしてしまいましたが、近所のスーパーにひっそり陳列されていたのをゲットしてきました。カカオニブ(カオ豆を焙焼したもの)を配合してチョコレートの風味を加えたビールです。なお、酒税法ではカカオはビールの原料として認められていませんので、分類上は「発泡酒」となります。
他社の製品では、チョコレート麦芽を使った酒税法の分類上も「ビール」の製品があります。こちらは濃色の麦芽で、カカオやチョコレートっぽさを引き出したものです。そもそもチョコレート麦芽とはチョコレート色になるまで焙燥した麦芽のことで、独特の香ばしさとダークな色合いをビールに与えます。香ばしいことはもちろんですが、チョコレートやカカオの香りそのものズバリがするわけではありません。
それはさておき、こちらは正真正銘のカカオ入りのビール。どんな感じなのか、後ほどゆっくり味わってみたいと思います。
ACCESSが手掛けるモバイル向けブラウザ「NetFront」の最新版、v4.0が公開されました。
以前のバージョン(v3.5)との違いとしては、GUIの日本語化、Javascriptの実行が20倍高速化された点がなど挙げられます。早速、WILLCOM 03にインストールしてみました。最近「Opera Mobile 10 beta」をメインブラウザにしています。比較してみると、起動、レンダリングはNFが早く、画面のスクロールや拡大/縮小、GUIの作り込みはOperaにアドバンテージがあるように思います。サブとして使っていた「IRIS Browser」には引退させて、こちらを新しいサブブラウザにしてみようかと思います。
なお、使用期限(2010年6月30日まで)付き、サポートなしのコンセプト版としての提供となります。インストールする際は、その点を理解した上で利用してください。
オフィスなどでPCの数が多いとプリンタを導入した際など、各PCに設定を行う必要があります骨が折れます。
Windows(XP以降)には、それを少しでも軽減するコマンドラインツールがこっそり(?)用意されていますので、使い方のメモを残しておこうかと思います。
TCP/IP プリンタ ポートを作成(lpr経由の印刷)
「IPアドレス:192.168.0.100 キュー名:lp」なプリンタの場合
>cscript %windir%\system32\prnport.vbs -a -r newport01 -h 192.168.0.100 -o lpr -2e -q lp
「newport01」という名称でポートが作成されます。なお、「-2e」はバイトカウントを有効にする場合です(無効は「-2d」)。環境によって使い分けてください。続いて、このポートをインストール済みのプリンタ「hogehogeWriterPS」に適用するには次のようにします。
>cscript %windir%\system32\prncnfg.vbs -t -p "hogehogeWriterPS" -r newport01
これらはあくまでも一例。各種パラメータを組み合わせれば、完全自動化も夢ではありません。コマンドを使いこなして業務用のバッチファイルを作成しておけば、煩わしい設定に時間を取られることもなくなります。
2010年1月のMicrosoft Updateが公開されました。今月は1件となっています。
今回発表されたパッチ
今年一発目のアップデートは僅か1つだけとなっています。その代わりといっては何ですが、Adobe Acrobatのアップデートが公開されました。これにより、8件の不具合が修正されます。最近被害が拡大している「Gumblar」系ウイルスは、Acrobatのバグを悪用することが判明していますので、速やかにインストールするようにして下さい。
お使いの環境に最新のソフトウェアがインストールされているかどうかは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のMyJVN バージョンチェッカがお勧めです。兎に角、被害に遭う前に早めの対処を行っておきたいものです。
Mozilla FoundationのWebブラウザ「Firefox 3.6 RC1」が公開されました。現在メインの3.5の後継となるものです。「RC1」とはリリース候補(Release Candidate)第1版を意味します。
いつもの通り「人柱上等!」の精神で、早速インストールしてみました。見た目については変更点はないようですが、実際にあちこち巡回してみると気付く点があります。まず第1に、レンダリングが若干早くなったこと。エンジンであるGeckoのバージョンがが、1.9.1から1.9.2へアップしたことが寄与しています。それから、アドレスバーの入力アシストがサクサクになりました。例えば、これまでは「mi」と入力してから大分もたついた感じで「http://mixi.jp/」が表示されていましたが、それが「i」を入力したか否かのタイミングで現れるようになりました。これは嬉しい改善点です。大まかに言えば3.5にさらに磨きがかかった印象です。こちらの環境では、一部のプラグインが非互換で使えないことを除けば、重大な不都合は見つかっていません。
このまま問題がなければRC1が正式版に格上げになりますが、もしもの時のリカバリーに自信がある方以外は正式版のリリースを待ったほうがいいでしょう。仮にチャレンジするのであれば、予めバックアップを取るなどの準備を忘れないようにしてください。
ようやく、初詣(厳密には違う?)に出掛けました。
古い御守を納め、新しいものを頂いてきました。思ったよりも人出があり、すでにいないものと思っていた露天も営業中。彩りを添えるように、晴れ着姿の新成人もちらほら。境内だけはまだ新年の雰囲気を色濃く残していました。そんなこんなで用事を済ませてから、お約束の御籤にチャレンジです。いつも以上にたっぷりとシャッフルしエイッとばかりに出てきたのが「大吉」。何とも幸先のいい結果となりました。
くじ運はあまりいい方ではありませんので、滅多にお目にかかれない「大吉」にテンションが上がってしまいました。くじ1枚のことですが、何時になく嬉しく思えてくるのでした。
給油したついでに、タイヤの空気を入れてきました。
指定値が180kPaのタイヤなのですが、いずれも140〜160kPaまで下がっていました。このままでは燃費にも影響がありますので、1割増しの200kPaにしておきました。かつては、空気圧と言うものに恐ろしいほど無頓着で、たまたまGSでチェックしてもらった時、結構ヤバイ状態だったことがありました。作業してくれた方が、呆れ顔だったことを思い出します。そんなことがありましたので、心を入れ替えて必ずチェックするようにしています。最近は、セルフ方式のスタンドが増え、作業も自分自身の手で行う機会が増えています。据付型や持ち運び可能なタンク型などスタンドによって機材はそれぞれですが、店員さんに尋ねれば、親切に教えてくれるはずです。
決して疎かに出来ないタイヤの空気圧。安全性は言うまでもなく、燃費にも深くかかわりますので、こまめなチェックを心掛けたいものです。
学生の頃から愛用していた肩掛け鞄を引退させました。
それほど物持ちのいい方ではないと思うのですが、なぜかこの鞄だけはずっと使い続けて来ました。ただ、細君にはことある毎に新調しろと言われておりました。それもそのはず、色はくすんで手触りもザラザラ、はっきり言って貧乏たらしい。それでも、これも味のうちと愛用してきました。ところが、ストラップと本体の部分がかなり悲惨な状態になったのを発見。これはもう、潮時だということで引退を決意させました。
最後の記念写真をパチリ。あちこち傷んでいますがその勇姿(?)を留めておくことにします。
昨日の悪夢が再発してしまいました。
今朝、プリンタの電源を入れた時点で、同じエラーメッセージが表示されました。「設定が壊れたため、デフォルトのデータをロードする」という例のヤツです。こうなると徹底的に問題を調査する必要があります。まずは得意の分解(!)で、プリンタを開腹してメイン基盤を確認。ボード見渡していくと、バックアップ用のコイン電池が目に入りました。俗に、CMOS電池と呼ばれるものです。連日の不具合はこの電池がオシャカになったためではないかと、ピンと来ました。
早速、近所の100均へ電池を買いにダッシュ。すぐさま交換作業に入りました。作業はあっという間で、その後の再設定にまたまた時間をとられることに。後ほど取り外した電池をテスターで測ってみたところ、電圧はわずか0.6Vとなっていました。これでは不具合が起こっても仕方がありません。これがすべての原因と考えて差し支えないと思います。
いろいろありましたが、どうにか一件落着。嫌なエラーメッセージともおさらばすることが出来ました。
ファミっ子世代共通のトラウマ、ドラクエのセーブデータ消失のメッセージです。「おきのどく」と言われたところで、全くもって慰めにもなりません。
それはさておき、職場で似たような現象が発生してしまいした。大型のページプリンタなのですが、突然「設定データが壊れたためデフォルト設定をロードします、OK?」といった感じのメッセージが表示されました。むろん印刷は停止してしまい、エラーランプは点きっぱなし、なす術が無い状態に。このままでは業務に差し障りがありますので、求められるがままに設定の初期化を行いました。
すると、プリンタは再起動して奇麗さっぱり工場出荷状態。そこからはマニュアルを引っぱり出しての作業です。IPアドレスから始まり、通信プロトコル、バッファメモリ、Postscriptメモリなどの各項目をちっちゃな液晶画面と十字キーを駆使して設定して行きます。ただ、メニュー構成のわかりにくいことこの上ありません。だんだん頭が混乱してくるありさま。そういえば、以前サービスマンが修理に来たときは、ベル打ちの如くチャッチャと入力していく様を見て驚いたものです。
それでも何とか設定を終え、プリンタは無事復旧しました。そもそも、何故設定が消えたのか気に掛かるところです。まさか三十路を過ぎて、かのトラウマの再現を目の当たりにするとは夢にも思いませんでした。
Mozilla FoundationによるWebブラウザ「Firefox 3.5」の最新版、Ver.3.5.7が公開されました。
アップデートの内容
今回はセキュリティに関わる不具合の修正ではなく、機能のブラッシュアップが主な変更点となっています。更新の表示方法についてですが、これまでのアップデート告知ポリシーではメジャーアップデートの際に適切なタイミングでの通知が出来なかったとのこと。このため、以前のメジャーアップデートと比較して、乗り換えが伸び悩んでいるそうです。今月いっぱいで3.0系統のサポートが終了するため、3.0および3.5の両系統に修正が施されることになりました。
相変わらず、Gumblarが猛威を振るっています。攻撃者の餌食にならないためにも、ブラウザはもちろんFlashなどのプラグインについても、最新版を利用するように心掛けたいところです。
本日から2010年の業務が始まりました。
ミラードライブが片肺になったり、ルータが完全沈黙するような冷や汗が止まらなくなるようなトラブルに見舞われることもなく、極めて穏やかでスムーズなスタートとなりました。それから、不況ということが影響しているのか、ボスの新年の挨拶が何時もより力の入ったものだったように感じました。それはさておき、ちょっと気になったのは社内のマスク率の高さ。咳き込んだり、かぜ声だったりと症状はそれぞれですが、休みの間に風邪にやられてしまったという人が多いのには驚きました。今回は休みが短いこともあり、あれこれと用事に追われて体調管理が難しかったのかもしれません。
兎に角、スムーズなスタートを切れましたので、気を引き締めながら実りある1年になるように努力したいと思います
ペルーのラテン・ファンクバンド「Black Sugar」のファースト・アルバムです。
少し前に、2枚目のアルバムについては簡単にご紹介しました。2枚目→1枚目の順番で聴いたためでしょうか、とっつきやすさでは、先の方(2枚目)に軍配が上がるように思います。ただし、よりディープでより泥臭くと言う意味では、1枚目を推したいところ。#1「Too Late」はまったりホーンからピアノ、雄叫び、そしてホーンへと繋がるイントロが何ともカッコ良く、#2「Viajecito」はゲート・ワウ(?)少々喧しく感じますが、何とも心地よいラテンナンバー。#7「When You're Walking」は珠玉のバラード。どこかぶっきらぼうな雰囲気のボーカルが、またいい味を出しています。
これまであまり手を出さなかったジャンルですが、実際の音に触れてみるとあっさりハマってしまいました。ということで、今年はこれまで以上にジャンルに囚われず、あれこれ聴きまくってみようかと思います。
コンビニに買い物に出掛けたところ、ちょっと珍しいラベルの缶ビールを見つけました。
緋寒桜をフィーチャーしたデザインで、パッと見ではビールのものとは分からない感じですが、見た目の良さと「コンビニ限定」「限定醸造」のダブル限定という売り文句に惹かれて購入。早速味見してみましたが、モルトの味わいも程よく感じられ、アロマホップにはヘルスブルッカー(ハースブルッカー)を使用しているとのことで、ケルシュ(ドイツ、ケルンで作られるビール)を思い起こさせる香りがしました。調べてみると、去年のアロマホップはかのカスケードだったそうです。こちらはどんな感じだったのか、興味は尽きません。
難しいことは抜きにして、新年を祝うのにもってこいの爽やかな香りのビールだと思います。何気に気に入ってしまいました。入手可能なうちに、何本かストックしておくつもりです。
2006年に惜しまれつつ解散したUKバンド「22-20s」が再結成され、アルバムの制作が進行しているようです。
2008年に所属レーベルのライブイベントで再結成されたことがありましたが、今回は本格的な再起動の模様です。バンドはすでに半年あまりニューアルバムの制作をおこなっているとのこと。気になるリリース時期ですが、2010年の見込みとなっています。公式サイトには以下のメッセージが掲げられています。
22-20s New Album.
22-20s have reformed & spent the last 6 months recording a new album set to be released next year.
More news to follow.......
情報の真偽について、sadeの偽サイトに釣られたというお恥ずかしいミスもありましたので、念には念を入れて調べてみました。公式サイトのドメインはバンドをマネージメントする会社によって取得されたものですので、ガセネタというのはあり得ないものと思われます。
「こいつは春から縁起がいい」的なニュースが舞い込んで嬉しい限りです。兎に角、ニューアルバムの完成が楽しみです。
あけましておめでとうございます。
千里を往って千里還る虎のように、この不景気をタフに乗り切りたいところです。
皆様におかれましては、充実した1年となりますよう心から祈念申し上げます。