キヤノンのサービスセンターで、カメラのイメージセンサーを掃除してもらいました。
[Before] |
[After] |
デジタルカメラにとってイメージセンサーはフィルムの役目を果たす重要な部品です。Kiss DXにはセンサー(厳密に言うとローパスフィルタ)に付着した小さなゴミをふるい落とす機能が搭載されていますが、それをもってしても落とせない汚れが付着してしまうこともあります。原因はレンズ交換などが考えられますが、根本的に付着を防止することは不可能です。これは絞りを絞ったときに写りこみ、開放近くではイメージに残らない厄介ものです。
ということで、Beforeのイメージ(AFをオフ、絞り優先/f32で撮影)をご覧下さい。黒いドットがその落ちにくい汚れです。手先が器用で度胸のある方は自ら工夫してクリーニングしているようですが、自分にはちょっと無理。そこで、サービスセンターへカメラを持ち込むことにしました。センサーの清掃は、少し前までは保証期間内かどうかを問わず無料だったのですが、現在は¥1,050-の工賃が必要になっています。それでも、自分で清掃にチャレンジして失敗した時のことを考えれば、決して高い料金ではないと思います。
それはさておき、作業をお願いしてから待つこと2時間。今日は少々込み合っているとのことで待ち時間が長めだったものの、無事にクリーニングが完了しました。Afterのイメージが清掃済みのカメラで撮影したものです。よく見ると、下辺の左の方に1つだけドットが残っています。それでも、普段はあまり絞って撮影することもありませんし、仮に写ってしまった場合でも、レタッチで誤魔化せるレベルです。少々残念ですが、今回はスルーしようかと思います。
いつかは自分でクリーニングに挑戦したいとも思いますが、果たしていつになることやら。兎に角、ど真ん中の一番目立つ汚れが取れましたので、それで十分満足しています。
Microsoftの純正セキュリティスイート「Microsoft Security Essentials(MSE)」が米国時間29日に公開されます。
ユーザ登録などの手続きは必要なく、正規ライセンスのWindowsを利用していれば無料で入手することが出来ます。スイートの中身はアンチウイルスおよび、マルウェアやルートキットに対する保護、検出機能が用意されています。正式版に先立って、6月にパブリックベータが公開されましたが、提供地域が制限され日本は対象外だったために、試すことが出来ませんでした。これでようやく、お預け状態から開放されることになります。
ちなみに気になる性能ですが、必要最小限のリソースで動作するよう設計されているとのことで、ロースペックでリソースの限られたPCでも他の作業に影響を与えることは無いとしています。定義ファイルによるリアルタイム保護については「ダイナミック・シグネチャ・サービス」により、定期アップデートによらない最新定義ファイルへのアクセスが可能になるとのこと。こちらの機能については注目したいところです。現在メインPCではこれまた無料のAVIRA AntiVirを使用中ですが、これをきっかけに乗り換えてみようかと思います。
純正ツールというとサードパーティーに遠慮してか、そこそこの出来というイメージがあります。MSEもそのイメージ通りなのか、あるいは他社が商売上がったりになる程の完成度なのかを見極めるつもりです。
早いもので、9月ももう終わり。マイビールの仕込みからは、1ヶ月あまりが経過しました。
先日のビアフェスでロコビアのブースにお邪魔した際に、ビールの様子を伺ったところ「順調」とのことでしたので、ひとまず安心しています。現在、1次発酵を経て、2次発酵(熟成)の佳境に差し掛かっているかと思います。去年は初めての仕込みということで、すっかりテンションが上がってしまい、到着と同時に結構な本数を味見してしまいました。しかし、それからさらに寝かせたものはより味わい深くなったことを考えると、今年は味見は数本にとどめて、熟成に回す本数を増やそうかと思っています。ただし、出来たてビールの誘惑に勝てればの話です。出来たては、これまたフレッシュな味わいがあり、何とも捨てがたいものがあります。
今から悩んでも仕方ありませんが、兎に角、無事に到着することを祈りつつ、大人しく待つことにします。
誕生日に赤いバラを… オッサン相手にそんなことをしてくれる人はいないので、自分で用意してみました。
ベアード・ビール「レッドローズ アンバーエール」。エール酵母を使いつつも、ラガー酵母と同じような温度で発酵させているのが特徴。ペールエールよりも麦芽の焙煎がやや深いため、赤みを帯びた液色になっています。これぞまさに、レッドローズ。ベアードビール直営のビアバー「タップルーム」では、ほぼ毎回注文しているお気に入りです。
ということで、またひとつ、年をとりました。36歳年男。そろそろ加齢臭が… いやいや、この芳しいビールを飲んで、ホップの香りをビシバシ漂わせてやろうと思います。
スーパーで1週間の買出しの会計を行っている時のこと。
合計金額をレジのディスプレイで確認すると「¥5,555」という数字が並んでいました。何だかちょっと嬉しくなってしまいました。「ラッキーナンバー、おめでとうございます。本日の御代は頂戴いたしません」という店員さんの言葉が聞こえたような気がしましたが、それは単なる妄想でした。ハッと我に返り1万円を手渡し、釣りを受け取ってごくごく普通に会計を済ませました。
傍から見れば、本当にどうでもいいことかもしれません。それでも、こんな些細な出来事にも、ちいさなちいさな幸せを感じた一瞬でした。
未整理の段ボール箱から、いにしえのビデオカードを発掘しました。
Mac専用ハイエンドカード、Radius「Thundercolor 30/1600」です。PCIフルレングス、さらにDSPx4を搭載したドータカードを装着した威風堂々たる佇まいは、消えかけたマカー魂を呼び起こさせます。登場時の米国での価格は$2,499。おそらく日本では30万円を越えたのではないかと思われます。RGB各色10bit処理、4基のDSPでPhotoshopのフィルタをハードウェア処理するなど、デザイン・DTPの業務用カードとして発売されました。
ただし、ハイエンドの名をほしいままにした期間は短く、PowerPC 604の動作クロックが200MHzを越えたあたりからCPUも複雑な処理も余裕を持ってこなせるほどパワーアップし、DSPによる高速化のアドバンテージは薄れ、製品としての寿命は尽きてしまいました。追い討ちを掛けるようにCPUにPowerPC G3が採用され始めた頃には、ごく普通のビデオカード(ATIやix3Dの製品)がスペックをかなり上回るようになり、秋葉原のジャンクショップに数千円で並ぶという屈辱的な扱いを受けることになりました。
実はこのカードも、その頃にヤフオクで落札したものです。緊急用の予備パーツとして入手したものの、出番はほとんどありませんでした。悲運(?)のハイエンドカードに敬意を払い、ここにblogネタとして取り上げることにします。
WILLCOMが事業建て直しのため「事業再生ADR」手続きを申請するという報道がありましたが、WILLCOMからその旨、正式に発表がありました。
おおまかな内容は既報の通りですが、簡単にまとめると次のようになります。
事業再生実務家協会へ「事業再生ADR」手続きを申請 → 受理済
今後は協会が仲介者となり、債権者との話し合いを行う現時点での計画案
- 一定期間の借入金等債務の元本残高維持を要請
- これを踏まえて、弁済スケジュールの変更
- 債務免除、債務の株式化は今のところ想定せず
「事業再生ADR」利用の理由
まず第一にサービス継続の確保。したがって、取引先ならびに契約者への影響はない
計画はあくまでもWILLCOMからの要請になるわけで、交渉の流れによっては厳しい回答が出される可能性もゼロとは言い切れません。ネガティブなことを考えても仕方がありませんが、まさかということも頭に過ぎります。それでも、ユーザとして出来ることはただひとつ。これまで通り何ら変わりなくPHSを使い続けることです。いくら何でも、いきなり前触れもなく停波することは考えられません。昨日と繰り返しになりますが、この様な時こそユーザの冷静な判断が求められるのではないかと思います。
先週末、WILLCOMが事業再生ADR(裁判外紛争解決)の手続きを申請し、事業の建て直しを行うとの報道がありました。
この手続きでメインバンクに対し、1000億円規模の有利子負債について返済期限の延長を要請するとのことです。報道に対し、WILLCOMは「さまざまな可能性を検討していますが、現在決まったものはありません。」とのプレスリリースを発表しています。それにしても、この様な手を打たなければならないほど厳しい経営環境におかれていたことに驚ろかされました。いちユーザとしては、踏ん張ってこの難局を何とか乗り切って欲しいと強く願うばかりです。難しいことはよく分かりませんが、その代わりに報道を聞いてあわてて解約するようなことをせずに、このまま契約を維持していくことがWILLCOMに対するサポートになるのではないかと思っています。
兎に角、何が起ころうとも冷静な判断を下せるよう、今は事の推移を注意深く見守りたいと思います。
時系列はめちゃめちゃですが、以下のイメージは全て「30mm F1.4 EX DC HSM」で撮影したものです。
暗いところもバシバシ撮れるのが本当に気持ちいいです。また、絞り開放での背景のボケも柔らかく、これまでのレンズにはなかった印象です。これまで気づいたこととしては、開放よりも2〜3段絞ったほうが全体に引き締まった感じになります。多少絞っても十分明るいので、実に使いやすいレンズではないかと思います。
クラフトビールが縁となり、とある方から非常に良心的な価格でお譲り頂いたものです。
交換レンズは多少暗くとも高倍率ズームが1本あれば十分と思っていたのですが、あれこれと撮影していくうちに、レンズの明るさというものが非常に重要なファクターであることを身をもって知ることになりました。そこで、明るい明るい単焦点レンズである、SIGMA「30mm F1.4 EX DC HSM」が気になりだしたわけです。そこにタイミングよくこのレンズを手放す予定という方が現れ、お願いして譲っていただきました。
ということで、ズッシリとしたレンズの重みを感じながら、あれこれ試し撮りをしている最中です。早いとこ慣れて、うまく使いこなせるようになりたいと思っています。
日本地ビール協会による「ジャパン・ビアフェスティバル横浜2009」に出掛けました。
兎に角、人が多い。セキュリティがごつい外国人(一見、堅気に見えない)。泥酔者続出などの情報を耳にしてビビってしまい、これまでスルーしていたイベントです。それでも、北海道旅行の際にすっかり気に入った「NORTH ISLAND BEER」やビール造り教室に伺った「ロコビア」が出展するとのことで、思い切って足を運びました。会場では両ブルワリーのビールはもちろんのこと、これまで知らなかったブルワリーのビールについても数多く口にすることが出来ました。
ロコビアの「佐倉・芳醇麦酒 」ホップの苦味がキリっとして、工場で味見させていただ若ビールの荒々しさとは違った熟成された旨さを感じました。そして、個人的なベストとなったのはNORTH ISLAND BEER「コリアンダーブラック」です。ハーブの爽やかな香りと香ばしさ、それから黒ならではのボディ感が絶妙なバランスで仕上げられています。試飲グラスを次々に差し出してお代わりをしてしまう、そんな魅力に満ちたビールでした。
強面のセキュリティは事実でしたが、何をビビっていたのかと思うほど普通のビールイベントでした。人の多さで少々落ち着かない感じでしたが、旨いビールを楽しむことが出来ました。
映画「黒いオルフェ」(マルセル・カミュ監督)のサントラをゲットしました。
「カーニバルの朝(黒いオルフェ)」、「悲しみよさようなら」など、ブラジル音楽のスタンダードとして愛されている名曲が収録されています。その他にも知らず知らずのうちに踊りだしてしまいそうになるサンバや、ギター1本で爪弾かれる哀愁を帯びた主題歌など、ラインナップは充実しています。ただ、映画を未見のままサントラを先に購入してしまったため、音楽を聴きながらあれこれとシーンを思い出すような楽しみ方が出来ないのが残念なところです。
しばらくレンタルビデオに足を運んでいませんが、これを機会に本編についてもチェックしてみようかと思います。
連休前の追い込みで細君の帰りが遅くなるとのことでしたので、夕飯のおかずを1品増やしてみました。
作ったのは「ジャーマンポテト」です。我が家ではバターや香辛料は控えて、どちらかといえば和風な感じに仕上げています。作り方も簡単で、まずは粉ふきいもの用意をして、それをゆでている間に隣のコンロでベーコンを軽く炒めておきます。いもがOKになったらフライパンに投入してベーコンと合わせ、ほどよく焦げ目が付いたら完成です。いものホクホクとベーコンのカリカリの食感の違いが食欲をそそります。おかずだけではなく塩味と胡椒をきかせれば、ビールのお供にも相性はばっちりです。
さて、明日から大型連休「シルバーウイーク」が始まります。とりあえず、明日はたっぷりと寝坊しようかと思っています。
会社でやらかしたポカミスで、時間をだいぶ無駄にしてしまいました。二度と同じ過ちを犯さないよう、ここに記録しておこうと思います。
とあるPCのバックアップを取るため、USBに外付けHDDを接続しました。すると「この USB デバイスは、高速 USB 2.0 ポートに接続するとさらに高速で実行できます」というメッセージが表示されました。PC/HDDいずれもUSB2.0に対応してますので、これはちょっとおかしい。とりあえず、別のポートに接続してみましたが、やはり同じ結果でした。PCによっては一部のポートだけUSB1.1のみ対応という仕様のものもありますが、このPCはすべてのポートがUSB2.0対応となっています。
そこで、次に試したのはソフトウェア的なアプローチ。最新のチップセットドライバをダウンロードしてインストール。再起動の後、デバイスマネージャでドライバのバージョンが新しくなったのを確認し、コネクタをプラグイン。それでも、やはり「このUSB デバイスは〜」のメッセージが表示されます。こうなると、相性問題の可能性もありますので、別のUSB2.0対応のフラッシュメモリでチェックしたものの、結果は…×。しばし、考え込みました。
しばらくして、ようやく閃いたのがBIOSの設定項目のこと。USBの有効/無効、速度設定などは、通常BIOSのメニューから行うようになっています。すぐに再起動し、USBの項目を確認。目に飛び込んできたのは「USB2.0 Controller[Disabled]」という項目。ということで、USB2.0が無効になっていたようです。[Disabled]→[Enabled]と変更し、OSを起動させると、今度はちゃんとUSB2.0のコントローラが認識されていました。
ということで、結構恥ずかしいミスをしてしまいました。そもそも、なぜUSB2.0の機能が無効になっていたのかがよく分かりませんが、少々ジタバタしすぎたかと反省しています。これからはもう少し落ち着いて、トラブルシューティングに当たりたいと思います。
マイビールにはやはり、オリジナルのラベルを貼りたいところ。サクッとデザインを起こし、いざ印刷という段になってプリンタが絶不調なことが判明しました。
ここまでがこの前のエントリの話。解決策としては、実家のインクジェットプリンタを借りるか、コンビニのネットプリントにするかの2択で考えていたのですが、今回はネットプリントを選択。ビールに貼るラベルですからインクジェットの場合、耐水性に不安があるということで、コンビニのカラーコピー(トナーなので基本的に滲みはなし)からの出力を利用することにしました。
サービスの利用法ですが、まずwebページで利用者登録を行った上でデータをアップロード。コンビニに足を運んでパスワードを入力すると、アップしたファイルが表示されます。ここで内容を確認して印刷を実行。という流れになります。なお、ファイルサイズ、データのフォーマット、使用フォントには制限がありますので、条件をクリアしたファイルを用意する必要があります。今回の元データはAdobe Illustratorで作成しましたので、フォントのアウトライン化、PDFへの書き出しを行い体裁を整えました。
ちなみに、機材は富士ゼロックス「DocuCentre Color f450」。出力解像度は600dpiとなっており、Illustratorのようなベタの多いデータやテキスト出力に向いています。一方、デジカメの画像など緻密な階調表現が必要なものについては、インクジェットプリンタに分があるかと思います。適材適所で使い分けたいところです。それはさておき、データにもよるかと思いますが、待ち時間もほとんどなくスムーズに出力されました。
気になる料金ですが、A4フルカラーで「60円/枚」です。コストは掛かりましたが、結果には満足しています。これで、ラベルの準備はOK。あとはマイビールの到着を待つばかりです。
Apple社で製品開発の責任者を務めたジャン=ルイ・ガセーは同社をスピンアウトし、オペレーティングシステム「BeOS」の開発を行うべく、Be社を興しました。1990年のことでした。
新世代OSの開発にことごとく失敗したApple社が、新世代OSの代替候補として「BeOS」に白羽の矢を立てたこともありました。全く白紙の状態から設計され過去のしがらみが無い分、荒削りな部分もあったものの限られたリソースでも軽快に動作することから、将来性を買われたのでした。ただし実際に選ばれたのは、スティーブ・ジョブズのNeXT社が手掛けた「OPENSTEP」で、これが「MacOSX」のベースとなっています。
大きなチャンスは逃したものの「BeOS」の開発は続けられました。日本でもプリインストールPCが販売されるなど一定の成果を上げましたが、2001年にはBe社の資産は売却され、開発は凍結されました。このまま歴史に埋もれていくかと思われた「BeOS」ですが、先進的な設計に興味を持った世界中の開発者により、オープソースの実装として息を吹き返すことになります。「Haiku OS」は現在も稼働中のプロジェクトととして開発が続けられており、「BeOS」の末裔と呼んで差し支えのないOSです。
ついに今回、8年という長い歳月を費やして「Haiku OS R1α1」がお目見えしました。アルファ版ですので常用するわけにはいきませんが、早速試してみることに。まずは、公式サイトからisoイメージをダウンロードし、CD-Rに焼きます。こちらはインストーラ兼LiveCDとなっており、起動途中に表示されるダイアログで「Desktop」をクリックすれば、しばらくしてデスクトップが表示されます。Firefoxベースのブラウザも搭載されていますので、これだけでwebブラウジングも可能です。その際、ブラウザのフォント設定で「Konatu」フォントを選択すれば日本語のページを表示させることが出来ます。かつてPowerMac版「BeOS」のプレビューリリースを試したことがありますが、その時以上に動作は軽くなっており、長所は綿々と引き継がれていると感じました。
歴史の「たられば」を考えても仕方がありませんが、あの時AppleのOSとして採用されていたら、Macは今頃どのような進化を遂げたのでしょうか。興味深いところです。それはさておき、今後はネットブック用のOSなどに活路を見出すなどして、盛り上がりを見せて欲しいところです。
今朝はちょっと暑いかと思いつつも、長袖Tシャツで出掛けました。それが、帰宅する頃には涼やかな風が吹き、丁度いい感じでした。もう、すっかり秋です。
ということで、過ぎ去った夏を思い出しつつ(?)「ししとうの炒め浸し」を作ってみました。作り方は本当に簡単。ししとうを洗って、へたを取ります。器にだしつゆ、酒少々、隠し味の柚子胡椒をいれ、水でお好みの濃さに調節します。フライパンに多目のごま油を熱して、ししとうを炒めます。加減はこれまたお好みで。タイミングを見て、だしつゆの器に一気に移します。この時のジュワーッという音がたまりません。あとは、鰹節を振りかけて完成。と、こんな具合です。
このメニューで注意しなくてはならないのは、数本ほど唐辛子のような辛さのものが混じっているところ。これを見分けるのはほぼ不可能です。当たってしまったら、ラッキーと自分に言い聞かせて、辛さを楽しみましょう。
マイビール2ndバッチの到着に備えて、オリジナルラベルを作ってみました。
前回はブルワリーにラベルの印刷をお願いできましたので、こちらではデザインと貼り付けだけを行いました。一方、今回はラベルはセルフサービスとのことで、用紙の用意と印刷もしなくてはなりません。デザインについてはだいたい頭の中でイメージが出来上がっていましたので、それほど時間は掛かりませんでした。
ただ、とりあえず試し刷りしてみるかという段階で問題が発生しました。プリンタが絶不調で、謎の赤色スジや、かすれ、インク汚れが頻発して全くもって使い物になりません。もともと、お下がりを貰ってきたもので文句は言えないのですが、使用頻度があまり高くないことも影響してか、一番重要なヘッド周りが劣化してしまった可能性があります。
これを機にプリンタを新調しようかとも思いましたが、さほど使わないことを考慮すると二の足を踏んでしまいます。とりあえず、実家のプリンタを使うか、あるいはコンビニのプリントサービスを試してみようかと思います。
梅雨明けあたりに予定していた2回目の切り返しは、延びに延びて初秋になってしまいました。
ドキドキしながら出来を確認してみると、ラップを剥がした途端に豊かな味噌の香りが周囲に広がりました。引き続き、熟成が進んでいるようです。前回は白味噌のような雰囲気だったものが、この夏を経てすっかり味噌の色合いになりました。香りといい、色といい、思わず味見してみたい衝動に駆られました。早速、しゃもじにすくって、ペロリ。嫌な臭いがすることもなく確かに味噌の風味が感じられますが、水っぽいというかまだまだ深みが足りないといった印象です。あと数ヶ月の熟成を必要としますので、これは仕方がありません。
このまま順調に行けば、11月頃には完成となります。どのような味わいの味噌になるのか、待ち遠しくて仕方がありません。
Mozilla FoundationによるWebブラウザ「Firefox 3.5」の最新版、Ver.3.5.3が公開されました。
アップデートの内容
リリースノートには触れられていないのですが、今回から「Adobe Flash」プラグインを利用している環境では、アプリ本体のインストール終了後にバージョンチェックが行なわれます。もし最新版でなければ、プラグインのアップデートを促す画面が表示されます。これはセキュリティ問題が修正されていない旧バージョンの「Flash」をターゲットにした攻撃コードが蔓延しているためで、それに対するリスクを少しでも軽減する狙いがあるとのことです。
とある調査によれば、ユーザの80%は旧版のプラグインを使い続けているとのこと。この機能で、少しでも多くの人がプラグインのバージョンに関心を持つようになって欲しいと思います。今後、他のプラグイン(Acrobatなど)についても更新通知がサポートされることを期待したいところです。
何気なくコントロールパネルの一覧を見ていると、心当たりのないアイコンがいるのに気付きました。
アイコンは「フォルダ」と同じ、名称は「InfoPage Class」です。恐る恐るクリックしてみると(よいこは真似しないでね)、アイコンがグレーアウトするだけで変化なし。さらに、アイコンを選択し右クリックでメニューを表示させると「削除」の項目があるのですが、これを実行してもスルーされる始末です。
さすがに気味が悪くなり、まずはシステムフォルダ「WINDOWS」内に該当するファイルが存在しないかをチェック。キーワードを何パターンか試しつつ検索してみたものの、ヒットなし。続いて、同じようにしてレジストリを検索してみることに。ここでようやく手掛かりをゲットしました。どうも「nvwdmcpl.dll」というライブラリと関係がありそうな雰囲気。ググってみると、これはnvidiaのビデオドライバの一部と判明しました。
そうと分かったら最新版のドライバをダウンロードし、アップデートを実行。再起動後にコントロールパネルを確認すると、めでたく跡形もなく消え… ていませんでした。軽い失意のなか、再び右クリックで削除を実行。やはり削除されません。ダメもとでダブルクリックしてみると、パッと消えてしまいました。もう、訳が分かりません。
ということで、「InfoPage Class」の削除についてまとめてみると「ドライバアップデート→再起動→右クリックで削除を選択」これでOKのようです。ただし、この方法で全ての環境において削除できるという保証はいたしかねます。どうかご了承ください。お困りの方は、自己責任においてのトライをお願いします。
9月のMicrosoft Updateが公開されました。今月は5件となっています。
今回発表されたパッチ
この中で「MS09-048」については、Windows 2000にも影響を及ぼすことが判明しています。ただし、W2Kにおいてこの不都合を修正するためには大規模なOSの再設計が必要になるとのこと。よって互換性を重視して修正パッチは提供されないことになりました。ユーザの方は問題をほったらかしにされることに不安を覚えるかもしれません。MSはこの脆弱性における悪用可能性の指標は「3 - 機能する見込みのない悪用コード」に分類されており、攻撃コードが出回るリスクは低いと考えているようです。穿った見方をすれば、古いOSよりも「Windows 7」もリリースされることですし、そろそろアップグレードしてはいかがですか? と諭しているようにも見えて来ます。
兎に角、W2Kユーザにとっては少々腑に落ちないかも知れませんが、確実にアップデートを行い既存の問題についてはきちんとケアをしておきたいところです。
エレピのコンピレーション「Hit the RHODES, Jack」つながりで購入したCDの2枚目。ラティモアのベスト盤です。
「Hit the RHODES〜」ではアダルティなバラードが収録されており、その雰囲気にやられてしまい思わず「ポチッとな」したのでした。肝心の内容は期待を裏切らず、#1はアル・クーパーの名曲「Jolie」をオリジナルに一歩も引けをとらないカバーで決め(プロデュースとオルガンはアル・クーパー)、#2ではTボーン・ウォーカーによるブルースのスタンダード「Stormy Monday」をジャジーなアレンジで披露しています。
表題曲#4「Let's Straighten It Out」は、気だるいエレピのインストかと思わせて中盤からエモーショナルなボーカルが入ってきますが、そのタイミングが絶妙です。そして何と言っても、すっかりぶちのめされた#9「Sweet Vibrations」を外すわけにはいきません。子供は聴いちゃダメ的な内容だと思われますが、やはり個人的にはこれがベストトラックです。
1枚のアルバムをきっかけに、また1つお気に入りを増やすことが出来ました。これからも、このような出会いを求めてCDを探していこうと思います。
とある業界で、ほぼデファクトスタンダードと言って差し支えないシェアを獲得している業務用アプリがあります。ここでは名前を伏せますが、悔しいかなこれが無いと仕事が出来ません。
ただし、こやつめがかなりの曲者。まず、導入前。インストーラが環境を決め打ちしているため機嫌よく作業してもらうには、あれこれと設定を施します。それから、修正パッチの適用。インストーラはありません。該当ファイルのあるディレクトリまで行き上書きです。これが7〜8種類あるので実に面倒です。これでようやく、作業開始となります。ただし、原因不明でよく壊れます。dllファイルが消え、レジストリのエントリが上書きされ…。そして今日も、謎のエラーに泣かされました。アプリ本体のアンインストール/インストール。JREの再インストールなどを何度か繰り返しているうちに、問題が解消されました。どうして直ったのかもいまいちピンと来ません。いまいましくも修復だけで半日を費やしてしまいました。まさに嵐にもまれた月曜日となりました。
明日は心穏やかに働きたいものです。ただし、表題のブルースの歌詞は「火曜日も同じくらい酷いぜ」と歌っているのが気になるところです。
ベランダから外を見ると、オレンジがかったキレイなお月様が見えました。昨日は満月でしたので「十六夜の月」になります。
せっかくですので、写真に収めることに。ガサゴソと望遠レンズを装着し三脚を取り出してベランダの手すりに固定。このようにして、撮影を始めました。シャッタースピードやら絞りをあれこれといじり倒して、何とかそれっぽいものが撮れました。クレーターや海(黒い部分)の様子がお分かりいただけると思います。中央よりやや右下の、ひと際はっきりしたクレーターは「ティコ(Tyco)」と名付けられたものです。かの「2001年宇宙の旅」でモノリスが発見されたのがこちら場所です。
高価な機材ではなく、ごく普通の一眼レフと望遠レンズでこのような画が撮れるとは思いませんでした。これからも、様々な被写体にチャレンジしてみようと思います。
ずいぶんと不義理を重ねてしまった、関内のクラフトビアバーへ足を運びました。
あれこれと用事を済ませて、ようやくたどり着いたのが19時半頃だったでしょうか。すでにカウンターは満席。相変わらずの賑わい。とりあえずテーブル席に落ち着き、すかさずオーダーしたのは箕面ビール「国産桃ヴァイツェン」でした。ヴァイツェン独特の香りをバナナのようだと表現することがありますが、ヴァイツェン+桃の相乗効果やいかに…。これがなかなかのもの。サーブされてすぐよりも、程よく時間が経った方が香りが際立って来ます。皆さんこのビールが気になるようで、1日で2樽目を抜栓するという人気ぶりだそうです。それから、ベアレン「フェスト」、ベアード「アングリーボーイ」、そしてハイアルコールにもかかわらず、飲みやすく実に危険な博石館「クリスタルエール」など、じっくりと旨いビールを堪能しました。
ということで、ひさびさのクラフトビアバーで充実のビアタイムを過ごすことが出来ました。これからはもう少し短いスパンでお邪魔できればと思います。
秋の夜長にまったりゆったりと聴くのにもってこいのジョアン・ドナートのアルバムです。
どこか垢抜けないマスコットキャラクターを「ゆるキャラ」といいますが、このアルバムにキャッチコピーを付けるのであれば「ゆるボサ」といったところでしょうか。元々ボサノヴァといえば、ゆるいというかゆったりした曲調のものが数多くあるわけですが、ヘタウマ、いや個性的で味わい深いボーカルと相まって、ふわふわとしたゆるさが相乗効果を発揮しているのではないかと思います。特に#9「Nana Das Aguas」の力の抜け切ったノリは、一度ハマるともう抜け出せなくなります。それから、ほぼ全編で聴く事がの出来るエレピ(Rhodes?)がまた抜群に素晴しく、作品のゆったり感をしっかりとサポートしています。
とはいえ、この何とも言えない雰囲気を文章で上手く伝えられないことが、もどかしいところです。やはり、実際にCDを手にして聴いていただくのが、作品を知る意味で一番ではないでしょうか。
今朝は涼しく、少々肌寒さを覚えるほどでした。この前旅行した北海道をふと思い出しました。
それはさておき、おととい「ポチッとな」したCD2枚が到着しました。
いずれのCDもFender Rhodesが使われた佳曲を収録したコンピ「Hit the RHODES, Jack」が購入のきっかけとなりました。ジョアン・ドナートはボサノヴァの名コンポーザー。こちらは自らボーカルをとった作品。呟くような歌声は上手いと言うよりも味があるといった雰囲気。コロコロと奏でられるエレピとのマッチも最高で、脱力系のノリに引き込まれます。そして、ラティモア。バラードを数多く収録したベスト盤です。アル・クーパーのカヴァーからしっとり聴かせるバラードまで「大人の雰囲気」というキャッチコピーが似合う1枚だと思います。濃ゆいビールの味わいながらのBGMにも最適かもしれません。
届いたばかりでじっくり聴き込んでいませんが、いずれ1枚ずつ話題に取り上げようと思います。
ロコビア醸造所でのビール造りから1週間あまり。マイビールは1次発酵の真っ最中ではないかと思います。
麦汁の中で酵母たちは糖を食べ、アルコールを作り、ブクブクと盛んに炭酸ガスを吐き出していることでしょう。それを思うと、得も言われぬ愛しさすら覚えます。このような書き方をするとドン引きされてしまうかも知れませんが、何と言っても手間暇かけて仕込んだビールですから、思い入れが人一倍強くなります。特に2ndバッチ(仕込み)となる今年は、ラガー(ピルスナー)に挑戦しましたので去年とは違う種類の麦芽やホップ、そして仕込み工程だったこともあり、期待と不安の入り交じった心境で出来上がりを待っています。そもそも、一番大切な工程は醸造のプロにお任せしているので心配は無用のはずなのですが、どうしても気になってしまいます。
いずれ1次発酵が終わると、今度は3〜4週間かけてじっくり低温で熟成が行われます(2次発酵)。ということで、ビール手元に届くのは早くても10月に入ってからとなりそうです。
出勤の途中に、薄緑色の綺麗な蛾を見かけました。
苦手な方もいるかと思いますので、小さい画像にはモザイク処理を施しました。平気な方は画像をクリックすると、モザイクなしのもう少し大きなイメージを別ウインドウに表示します。
台風をやり過ごすつもりだったのか、壁に掴ってじっといました。めずらしいので写真に収めようとPHSを近づけても、まったく動じることなく実に堂々とした様子。羽が少々破れていますが、何とも言えない存在感を漂わせていました。調べてみたところ、ヤママユガ科の「オオミズアオ」という種類のようです。学名はActias artemis。アルテミスは月の女神のこと。確かに月明かりに照らされて飛ぶさまは、さぞ美しいに違いありません。
しかし、美しい学名は何処へやら、当方の頭に真っ先に浮かんだイメージはZガンダムの「キュベレイ」でした。認めたくないものだな、自分自身のガンダム世代の性(サガ)というものを…。