とうとうやって来たかという感じですが、フロッピーディスクドライブの製造が打ち切りの方向で検討されているそうです。
TEACが2010年4月の打ち切りを発表し、Y-E DATAも供給先と終了に向けた協議を開始したそうです。3.5インチフロッピーの開発元であるソニーも、この流れに追従するものと見られています。いにしえの8インチから、5.25インチ(ミニフロッピー)をへて現在の3.5インチのマイクロフロッピーへと進化を遂げてきたわけですが、ついにその役割を終えることになります。とは言っても、2009年の市場規模はピークの1/30まで縮小しているとのことで、現在では記録メディアというよりもWindowsのDSP版を購入するためのダシとして利用されるほか、RAIDドライバのインストールのために仕方なく用意するという、生ける屍(失礼)のような扱いになってしまっているかと思います。ちなみにメディアは、大手の三菱化学が2009年3月をもって販売を終了しています。こちらも次第に入手困難になっていくものと思われます。
ドッグイヤーの進歩を見せるIT業界の中で、四半世紀に渡って記録メディアとして使われてきたというのは驚くべきことです。まさに、天命を全うしたと言えるのではないでしょうか。
前回のエントリではお節介機能「Bluebirds」が話題の中心になりましたので、それ以外についてもレポしておきたいと思います。
購入したのはバルク品ということで、プチプチに包まれた簡易包装でした。添付品はSATAケーブル、ドライバCD-ROM、ペラ紙のマニュアル(韓国語)となっていました。CD-ROMには「PowerDVD 7」、「PowerProducer 3」などが収録されていますが、こちらはマルチリンガル対応となっており、日本語UIで利用することができます。
早速、何枚か焼いてみたのですが、エラーが発生することもなくいずれも無事に完了しました。MAX速度での書き込みでは動作音が気になる感じですが、心配になるほどのレベルではありません。肝心の書き込み品質については測定可能なドライブを持っていませんので、残念ながら検証できていません。個人的には、よほど素性の怪しいメディアを使わない限り、それほど気にすることもないかと思っています。
「Bluebirds」機能については正直、かなりの減点ですが、最新ファームウェアで停止できることもあり、そこさえ修正してしまえばなかなかのお買い得品と言えそうです。
2件の修正プログラムが緊急リリースされました。
「MS09-035」は開発環境向けのパッチになっていますので、多くの方は「MS09-034」のみインストールされるものと思われます。深刻度は「緊急」レベルに設定されていますので、忘れずに更新するようにしたいところです。また、これらの不都合はAdobe Flashにも影響を及ぼすことが判明しており、Adobeから明日に修正パッチがリリースされる予定です。こちらのチェックもお忘れなく。
衝動買いしたDVDマルチドライブ、LG「GH22NS50」が到着しました。
サクサクと取り付けを行い、まず行ったのはファームウェアのアップデートです。「TN01」へと書き換えました。初期ファームウェア「TN00」にはドライブにディスクがロードされていない場合、ファームウェアに収納された仮想ディスクがマウントされ「Bluebirds」なるアプリケーション(ディスク焼きアプリ?)を起動させる機能があるとのこと。これでは、まんまアドウェアです。いわずもがな、この機能が問題になり最新ファーム「TN01」で削除されました。ちなみに、こちらの環境では自動再生を止めていましたので、「Bluebirds」が起動することはありませんでした。
ファームウェア「TN00」 | ファームウェア「TN01」 |
「bluebirds」有り | 削除済 |
これから「GH22NS50」を入手予定の方は、予め自動再生を止める、あるいは起動時にディスク突っ込んでおく等の対策で、まずは「Bluebirds」を阻止してください。それからファームウェアのバージョンを確認した上で、アップデートを実行するようお勧めします。
まともにExcelを使いこなせない、恥ずかしい生涯を送ってきました。
自分には、Excelというものが、見当つかないのです。テキスト打ちはエディタ、計算は電卓、プレゼンはイラストレーターを使い、Officeスイートとは縁のない生活をしていました。先ほどまでクレジットカードの集計表を作っていたのですが、数式が所望のセルにコピーできませんでした。そこで、百戦錬磨の細君に教えを請うたのです。そして、生まれて初めてセルの絶対参照と相対参照という意味を知りました。ただ、こうも思うのです。絶対参照の概念は人間が作ったものだ。人間が勝手に作った技術の言葉(テクニカルターム)だ。Excel、失格。自分は、完全に、事務の出来る人間で無くなりました。いまは自分には、パワーユーザも初心者もありません。ただ、一さいはスクロールして行きます。自分はことし、三十六になります。これでは、たいていの人から、新入社員以下に見られます。
パロディでお送りしましました。ごめんなさい。細君に教えられて「A1」と「$A$1」の違いを知ることになりました。Excelは実に奥深いです。食わず嫌いだったことを恥じて、もう少しまともに使えるようになるべく勉強しようと思います。
甲子園を目指す球児たちの夏、ある時は勝利にガッツポーズし、またある時はワンプレイに涙する。そんな青春のひとコマが、あちこちで繰り広げられています。
頑張ってこんな書き出しを考えてみましたが、正直に告白するとそれほど高校野球に興味があるわけではありません。まずは謝ります、ごめんなさい。とはいっても、母校が初めて準々決勝を突破し、準決勝では強豪校と対戦することになりました。これも5月に急逝した、偉大なるKing of Rock先輩の思し召しなのかもしれません。
あまり興味などと言った者がこんな時だけ応援するもの申し訳ない気がしますが、準決勝では強豪をブチのめし決勝進出&甲子園出場が成就するよう、陰ながら祈っております。ガンバレ!!
ダラダラとwebを見ながら暇をつぶしていると、興味をそそられるものを発見しました。
LGのDVDマルチドライブ「GH22NS50」のバルク品が3千円を切った価格となっていました。まず価格でびっくりし、さらにスペックを見て驚きました。DVD±Rの書き込みが22倍という、ディスクが飛んで行ってしまわないかと心配になるほどのスピード。手持ちの「GSA-4082B」はDVD±Rは最大8倍書き込みで、バルク品が1万円を切った際に飛びついたのですが、そんなことを思い出すことさえむなしくなるようなコストパフォーマンスです。目の前の現実に衝撃を受けながら、気が付けば購入ボタンを「ポチッとな」している自分に気が付きました。
デジタル製品のコモディティ化という言葉が使われ始めて結構経つかと思いますが、このような形でその恩恵を賜るとは、まさにコモディティ化さまさまといったところです。ブツが届き次第、レポートをお送りしたいと思います。
会社の帰りに久々に映画を見てきました。ダニエル・ラドクリフ主演「ハリー・ポッターと謎のプリンス」です。
前作からだいぶ時間が経過したためストーリーを思い出すのに少々苦労しましたが、次第に物語へと引き込まれて行きました。前作、前々作とダークな雰囲気が漂う感じでしたが、今作はラブコメ的な展開を見せるなど、長い上映時間を感じさせない仕上がりです。肝心の本筋に関しては、クライマックスに向けて重要な局面に突入したこともあり、来年11月公開予定の次回作が気になって仕方がありません。
ちなみに、最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝」はPart1、Part2の2部作となっており、それぞれ2010年11月、2011年8月の公開予定となっています。ということで、完結までまだまだ時間が掛かりそうです。
昨日あたりから「ZEN Stone Plus」の調子があまりよくありません。
普通に再生している分には問題ないのですが、曲送りや早送りを行うとその最中にフリーズすることが多いようです。完全に固まってしまうと、リセットホールにクリップなど先の細いものを差し込んで復旧させる必要があり、外出中にこのような状況に陥るとなかなか厳しいものがあります。現状では原因がハッキリ分からないため、とりあえずファームウェアの入れ替え、ストレージのフォーマットとファイルシステムのチェックを行い、しばらく様子を見るつもりです。
兎に角、この対策が功を奏することを祈りたいと思います。
注文していたケースファン、Scythe「KAZE-JYU SY1025SLN12H」が到着しました。
ML115 G5への取り付け前に、ひと加工。本体側の4ピンに合せてこのようにコネクタの突起を削り落とす必要があります。こちらは100mm角の製品ということで、これまでのものと比べてひと回り大きくスペースがどうなるか心配だったのですが、隙間にケーブルを通せるほどの余裕がありましたので安心しました。
肝心の動作音ですが、回転数が2000rpmとなっており少々うるさく感じます。それでも、風量は以前とは比較にならないほど増加したことを実感出来ました。なお、ML115 G5のまとめWikiには1500rpmの静音タイプ「SY1025SLN12M」の動作報告があります。これらの製品に興味がある方は、静音 or 風量のどちらを重視するかで、2つのタイプから目当てのファンを選ぶことも出来るかと思います。
静音という意味では一歩後退した感がありますが、風量については心配がなくなりました。冬になったら元の静音ファンに戻すという手もありますので、この夏はこれで乗り切るつもりです。
気温が下がり、まるで梅雨に戻ったかのような1日でした。
西日本で梅雨前線による豪雨が大きな被害を引き起こしたことで、9時のNHKニュースではトップニュース扱いとなっていました。一方、衆議院が解散されたわけですが、こちらはトップではありませんでした。やはり、麻生首相があらかじめ予告してしまったためか、このような扱いになってしまったのかもしれません。議会の解散といえば国のビッグイベントですので、何を差し置いてもトップで伝えられるニュースだと思っていましたので、意外な感じを受けました。ただし、ニュースを受け取る側としても、この日を迎えるまで待ちに待たされて待ちくたびれたというか、何を今さらという思いが多少なりともあり、それを考えれば違和感のないことなのかもしれません。
解散とくれば気になるのが総選挙です。決定された日程によれば、8月8日公示の8月30日投票だそうです。ということで、今年の夏はいつになくヒートアップすることになりそうです。
現在のメインマシンML115 G5は、起動時の爆音(冷却ファンが全開になるため)が悩みの種でした。
そこで、以前購入した静音ファン(Ainex CFX-90S)と交換することで、騒音から開放された経緯がありました。ただし、動作音と風量はトレードオフの関係になっており、冷却性能は低下してしまいました。このような状態でも梅雨前あたりまでは問題なかったのですが、現在の測定値は気温の低かった時期よりもCPUで約5度、GPUに至っては約10度も上昇している事が分かりました。そこで、応急処置として扇風機の風を筐体前面に直接当てて何とか温度の上昇を抑えています。とはいえ、このままでは不便ですので代替となるKAZE-JYU SY1025SLN12Hを発注しました。こちらは、100mm径でありながら、90mmファンのスペースに装着可能な製品です。口径が大きければ、低い回転数でも十分な風量を得ることが出来るはずです。
ということで、商品が届き次第、交換レポートをお送りするつもりです。
夕方のひとコマ。
建物から出ると地面が濡れており、パラパラと雨が降っていました。いつの間にやら夕立が… と思っていると、道行く人々が歓声を上げながら空に携帯を向けてチャリーン、チャリーンと何やら撮影している様子。すぐにその方向に視線をやってみると、クッキリハッキリした太い虹が掛かっていました。あいにくWILLCOM 03での撮影になってしまいましたが、雰囲気は十分お伝えできるのではないかと思います。よく見るとうっすら上の方にもう1本掛かっていますが、こちらは副虹(ふくこう)というもので、色の配列が紫→赤(主虹は赤→紫)になるのが特徴となっています。
夕立によってもたらされた粋なプレゼントに、しばし時間を忘れて見とれてしまいました。
3連休の初日はあいにくの曇り。過ごしやすいかと思いきや、実に蒸し暑い1日でした。
そんなムシムシを吹き飛ばすため、夏ならではのビールを用意しました。アメリカはサンフランシスコのブルワリー、アンカー・ブルーイングによる、その名もずばり「SUMMER BEER」です。スタイルはアメリカン・ウィート。つまり小麦のビールです。実際に味わってみると小麦に由来する酸味がアクセントになっており、サッパリスッキリな仕上がりとなっています。ほのかなに感じる果実のような香り、それから豊かな泡。どれをとっても夏を演出するにはもってこいのビールです。「シルクヱビス」をもう少しライトにした感じで、個人的にはもう少しボディ感があったほうが好みなのですが、今日のような陽気ではこれくらいの方がむしろぴったりなのかもしれません。
一口に小麦のビールと言っても、多種多様さに驚かされるばかりです。その奥深さに触れるためにも、小麦のビールの飲み比べに挑戦してみるのも楽しそうでうす。
Mozilla Foundationによるwebブラウザ「Firefox 3.5」の最新版、Ver.3.5.1が公開されました。
アップデートの内容
Ver3.5正式版のリリース後、初のアップデートです。セキュリティの修正がメインとなっています。JavaScriptのジャスト・イン・タイム・コンパイラに不都合が発見され、悪用されると任意のコードを実行させられてしまうとのこと。すでに悪意のプログラムが出回っていますので、速やかにバージョンアップを行い問題を修正するようにして下さい。
1枚丸ごと「Sunny」コンピレーションCDのPart2です。
前作に負けず劣らずの甲乙つけがたい全17曲となっています。このところPart1〜2をグルグルとローテーションして聞いていますが、まだまだ飽きたというところまで至っていません。やはり、いずれのカバーもそれぞれに味わいがあり、ネタは同じでも各々の解釈を聞き比べられる楽しみが大きいと思います。さて、続編の内容ですが、女子かと思いきやオッサン(失礼)が歌っているChris Montezの#3、ピアノが歌いまくるPaul Kuhnの#9、Young Holt Trioの#11はウッドベースが大活躍、先日アルバムを購入したばかりの#13 The Electric Flag、珍しいところではLeonard Nimoyが歌う#14などが聴きどころでしょうか。ベストトラックを問われれば、どこか歌謡曲のフレーバーを感じさせる#15 Ella Fitzgeraldを推しておきたいと思います。
今回ドイツからわざわざ取り寄せたCDは、その甲斐がある素晴らしい作品でした。ということで、今後も1曲をテーマにしたコンピCDを見かけたら入手していくつもりです。
7月のMicrosoft Updateが公開されました。今月は6件となっています。
今回発表されたパッチ
「MS09-28、29 、32」の3件は最も深刻な「緊急」レベルに分類されています。これらの不都合を悪用して細工を施したwebサーバやファイルにアクセスするだけで、攻撃に遭う危険性があります。すでに「MS09-28」と「MS09-32」については、実際に攻撃が確認されているとのことで、一刻も早くアップデートを適用することをお勧めします。
気象庁は本日、関東甲信地方の梅雨明けを発表しました。昨年に比べると5日早く、平年では6日早いとのことです。
今年の梅雨は夜から朝にかけての雨降りで、それも午後には上がってどんよりした曇りになるパターンが多かったように思います。そのため雨量も多くないような印象なのですが、東京の6月10日(梅雨入り)から7月13日までの総降水量は233.5mmと平年値の217.4mmを若干上回っています。ということで、それなりのお湿りはあったようです。ただ、週間予報を見てみるとここ数日は太陽と雲のマークが並んでおり、ピーカンの晴天にお目にかかれるのはもう少し先になる見込みです。
そういえば、セミの鳴き声をまだ聞いていません。夏の到来に今ひとつピンと来ないのは、あのけたたましい合唱が未だ始まっていないからなのかも知れません。
今日は、梅雨明けもそう遠くないと思わせるような猛暑で、ちょっと動いただけで汗が噴出すありさまでした。
こうなると、否が応でも夏休みが気になってきます。遅ればせながら計画を立てようかと思います。去年は常陸野ネストビールで手造りビールに挑戦しました。何もかもが初めてのことで必死でしたが、想像以上に旨いビールが出来上がり、感激したものでした。それはさておき、この夏のプランとしては、久しぶりに沼津のタップルーム、関東地方のブルワリー巡り(富士桜高原麦酒、ハーヴェストムーン、雑穀工房などなど)、昼間からビアパブでマッタリ飲み、あるいはビール造りに再チャレンジ、はたまた一ノ関のビアフェス参戦など、気が付けば全てビールがらみになっていますが、いずれも魅力的なものばかりです。いろいろ考えているだけで、テンションが上がってきます。
ということで、細君の意見も聴いた上で、なるべく早く決めてしまおうと思います。さて、どのプランになるのか楽しみになってきました。
先日ドイツから到着した、CDまるごと「Sunny」の1枚目「A Collection Of Various Interpretations Of Sunny」です。
#1のボビー・ヘブによるオリジナルから始まり、16曲全てが「Sunny」。以前に同じ趣向のすべて「イパネマの娘」というコンピをゲットしたことはありましたが、そちらは全10曲。さすがに16曲ともなると、かなり満腹になるものと思ったのですが、飽きることなく聞き通す事が出来ました。個人的に気に入ったのは、ヴィブラフォンの優しい音色が心地いいArthur Lyman Groupによる#2、スティーブ・クロッパーのテレキャスが冴えるBooker T. & The MG'sの#4、まったり感あふれるHerbie Mann & Tamiko Jonesの#9、Wilson Pickettの熱いシャウトが印象的な#16、といったあたりです。いずれの演奏もオリジナルに対するリスペクトが感じられ、奇をてらった斜め上を行くようなアレンジは1曲もありません。その点では、安心して聞いていることができます。
こちらのコンピは評判が良かったのか、続編(part2)が制作されています。いずれ、そちらについても取り上げるつもりです。
明日は都議選の投票に行く時間があるかどうか微妙でしたので、初めて「期日前投票」にチャレンジしてみました。
以前の制度は、レジャーやちょっとした用事という理由だけでは期日前に投票することは認められないなど、利用条件が厳しかったようです。現在の制度になってからは、そのような理由も認められるようになり、投票率アップにも寄与しています。ということで、実際に投票までの流れをメモとして残しておこうと思います。なお、自治体によっては違いがあるかもしれませんので、その点はご容赦ください。
まずは、投票整理券の裏面が期日前投票の宣誓書になっていますので、投票日、生年月日、理由を記入します。それが済んだら券を持って、最寄の期日前投票所へ向かいます。こちらでは駅近くにある役所の出張所が便利でしたので、そちらを利用しました。会場では通常の投票所と同じ手続きとなります。整理券を受付に出してチェックを受け、投票券を受け取り、記入を済ませたら投票箱へ。票を封筒に入れて何重にも封をするといったことはありません。ごくごく普通の投票と同じです。混んでいなければ、数分もあれば用事を済ませられるはずです。
想像以上にスムーズに投票を終えることが出来ました。今後もスケジュールの都合が付かない時には、この制度を活用したいと思います。
はるばるドイツから2枚のCDが到着しました。
ボビー・ヘブの名曲「Sunny」のカバーだけを収録した(Pt.1の#1はオリジナル)コンピレーションアルバム「A Collection Of Various Interpretations Of Sunny(Part1&2)」です。とあるblogのエントリでその存在を知り、ぜひ入手したいと思ったのですが、日本のAmazonでは目玉が飛び出るようなプレミア価格になっていました。
そこで、何とか手は無いものか調べてみると、発売元はドイツのレーベルということが分かりました。ならばドイツから直接買えばいいということで、Amazon.deにて注文。総額57.64ユーロ(エクスプレス送料込)となりました。学生の時は第2外国語でドイツ語を専攻しており、手続きにはあまりてこずる事も無いだろうと思っていました。しかしそれは、とんだ思い上がりでした。全くもってチンプンカンプンで、exciteの翻訳サービスが大活躍するありさま。それでも、月曜に発注してもう届いたので、苦労の甲斐はあったと思います。
ということで、この週末にゆっくり耳を傾けてみようと思います。簡単なレビューはそのあとにお送りしたいと思います。
加・Torch Mobile社が手掛ける、WebKitベースのモバイルブラウザ「IRIS Browser」の最新版(Ver.1.1.9)がリリースされました。
アップデートの内容
今回、マルチメディア関連の新機能が盛り込まれたのが更新の目玉となっています。いつものように、早速インストールしてみました。まず感じたのは、さらに最適化が進んでいつも見ている写真が中心のblogで読込みが早くなったこと。それから、リンクをクリックすると「ポヨン」と文字がアニメーションしていたのですが、それが廃止になりました。以前のバージョンでもレジストリ設定で止めることが出来たのですが、そもそもユーザの評判が良くなかったようです。また、一部のマルチメディア機能は初期段階の実装とのことで、何らかのバグが潜んでいる可能性も考えられますので注意が必要です。
次期メジャーアップデート(Ver1.2)でブラウザの乗換えを考えていたのですが、Netfrontの評価期限が切れてしまったこともあり、思い切ってこのバージョンからスイッチしてみました。安定性などで少々不安な面もありますが、しばらくこれで様子をみてみようと思います。
最近のマイブーム、マイク・ブルームフィールドつながりでもう1枚。サイケな雰囲気の妖しげなジャケットが目を引くThe Electric Flag「A Long Time Comin'」です。
ポール・バターフィールド・ブルースバンドを脱退したマイク・ブルームフィールドが「An American Music Band」のコンセプトを掲げて結成したThe Electric Flagのファーストアルバムです。ロック、ブルース、R&B、ラテンなどジャンルにとらわれることなく、それらを巧みにアレンジして自分たちのスタイルに昇華した意欲作です。
#1「Killing Floor」はハウリン・ウルフのブルース。オリジナルはヒューバート・サムリンのエッジの効いたカッティングが印象的ですが、こちらは小気味いいホーンのアレンジと伸びやかなギターのトーンが印象的な仕上がりとなっています。#5「wine」アップテンポなブギー。アマゾンのレビューで「ユーノウ、ジャニス・ジョプリン、知ってる?」という空耳があると紹介されていますが、確かに2:31あたりでそのように聞こえます。#8「Another Country」はサイレンから始まる8分以上に渡る大作です。中間のカオスなパートを経て、いきなりラテンロックに様変わりしたりと組曲のような構成となっています。それから、ボーナストラックの#11「Sunny」はボーカルが情感豊かに歌い上げ、なんとも心揺さぶられます。
一通り聴き終えて、掲げたコンセプトに忠実でバラエティに富んだ楽曲が収められたクオリティの高い作品であることを実感しました。また1枚、愛聴盤と呼べる作品にめぐり合うことが出来て満足しています。
何だかんだで結婚2周年を迎えることが出来ました。結婚記念日のグレードも紙から綿へとステップアップしました。
とはいえ、真綿のように吹けば飛んでいってしまいそうな感じで、貫禄が出るのはまだまだこれからといったところ。時には喧嘩したり、2人で飲んだくれたりしながら、マイペースを旨としてやってきたつもりです。また、この未曾有の不況の中でも、今のところ深いダメージを負うことなく暮せていることにも感謝しなくてはなりません。本当にありがたいことです。といった感じで、それらを踏まえつつ簡単にお祝いをしようと、スーパーで800円のスパークリング・ワインを買って帰宅しました。ところが、あとから帰ってきた細君の手には正真正銘のシャンパン「モエ・エ・シャンドン」が…。言い訳をさせてもらうならば、決して安く上げようと思ったわけではありません。帰宅途中に入手できるものといったらこれぐらいが適当ではないかと…。いや、正直、スマンカッタ。
言い訳はさておき、この先の1年もやはりなんと言っても「マイペース」。これを家訓として、2人で気持ちも新たに頑張っていこうと思います。
「Everyday Low Price」のコピーでお馴染みの「OKストア」が公式サイトを公開しました。
「OKストア」といえば、我が家からは少々遠いところにあるのですが、だいたい月に1回くらい、調味料などのストック出来るものを中心に買い出しに出掛けています。それはさておき、こちらではwebサイトの運営に経費を掛けるのであれば、その分安売りに力を入れたいという立場をとり、これまで公式サイトが存在していませんでした。そのかわりに、ユーザによる非公式サイトが運営されてきました。
ただ、今回お披露目されたサイトを見て、軽い衝撃を受けました。スーパーのサイトといえば、白を基調にコーポレートカラーを配する爽やかなデザインという印象がありますが、黒を基調にしたうえ、壷から黄金のリンゴが飛び出し金の棒に融合するという、何処かの神話か、あるいは宗教画を思わせるイメージがトップページに鎮座ましましています。渋いと言っていいのか、不気味と言っていいのか、兎に角、アヴァンギャルドな雰囲気です。さらに、コンテンツもIR関連の内容で占められ、店舗一覧には所有区分(自社 or 賃借)まで表示されていて、オンラインチラシなどは見当たりません。
質実剛健ここに極まれり。そんなフレーズが思い浮かぶwebサイトです。それにしても、あのイメージのモチーフは一体何なのか、謎は深まるばかりです。
マイク・ブルームフィールドが1976年12月から1977年5月にかけての半年間に、サンフランシスコのナイトクラブ「THE OLD WALDORF」で行ったライブのベストテイクを収めた作品です。
マーク・ナフタリン(p)、ニック・グレイヴナイツ(vo)など、旧知のミュージシャンがバックを固め、パワー全開で弾き倒しというよりもどこかリラックスした雰囲気を漂わせながらの演奏が収められています。先日入手した「LIVE AT BILL GRAHAM'S FILLMORE WEST」はバンド編成、それから会場のキャパも大きいこともありダイナミックな演奏という印象でしたが、こちらは聞いていて心和むというのか、落ち着いた雰囲気が伝わってくるかのようで、また違った魅力を感じます。ちなみに、作曲者ニック・グレイヴナイツが自らボーカルをとる#6「Buried Alive In The Blues(生きながらブルースに葬られ)」は、ジャニス・ジョプリンの「Pearl」に収録されていることで有名です。「Pearl」の方は彼女がアルバム制作途中に急逝したため、インストナンバーになっています。歌メロや歌詞はこのようなものだったのかと、初めて知ることが出来ました。
こちらの作品は代表作と呼ばれるものではありませんが、演奏の質も高く個人的にはとても気に入りました。マイク・ブルームフィールドの違った一面を垣間見たような気がします。
細君は休日出勤で朝から出掛けてしまったので、Towers@八重洲の土曜日営業に足を運びました。
今回のお目当ては博石館ビールの「ミカゲブラック」。情報によれば、夏にピッタリのすっきりスタウトで、アルコール度数は4.5%とのこと。これならば、杯を重ねてもすぐに前後不覚になることもありません。実際に口にしてみたところ、焙煎した麦芽が実に薫り高く、さっぱりとした味わいの中にも旨みを感じる逸品に仕上がっていました。これは、わざわざ足を運んだ甲斐がありました。ビール自体の出来が素晴らしいの言うまでもありませんが、働いている細君を尻目にこっそりビアバーに足を運んでビールを楽しむ「背徳」という名のスパイスが加わったことも関係がありそうです。ただ、夕暮れ迫る頃に細君が仕事終わりで連絡をしてきた際、八重洲にいることを自供してしまいましたので、結局は合流して一緒にビールを楽しむことになりました。
やはりビールはこっそり楽しむよりも、皆でワイワイやるのが一番なのかもしれません。と、軽くフォローしつつ、漆黒の余韻を思い出すのでした。
6/17付けで「ML115 G5」のBIOSがアップデートされていたとのことで、さっそく更新してみました。
アップデートの内容
ユーザーがCMOSをクリアした後システムのデフォルトが設定されたことを示すPOST中のメッセージを追加しました。 CMOSをクリアした後次にシステムを起動したときに、メッセージ「System Currently Defaulted to Typical configuration」が表示されます。
たったこれだけ? と思ってしまいそうですが、実は明らかな変化を伴うアップデートとなっています。あの「起動時の爆音」が若干ではありますが解消されます。ファンの回転数が落とされたようで、決して静かになるというわけではありませんが、嬉しい変更点です。ただし、POST完了のビープ音の直前に一瞬だけ以前の回転数に戻ります。これはご愛嬌といったところでしょうか。
Windows Serverをお使いの方は専用のアップデータを、それ以外のOSの方は、USBメモリからブートしての更新となります。BIOSの更新は失敗するとPCがただの箱になってしまいます。くれぐれも、細心の注意を払って作業するようにして下さい。
一昨日のスピーカーと一緒に、実は音楽プレーヤー「Creative ZEN Stone Plus」も購入してしまいました。
思わず「ポチッとな」してしまったのは、何と言ってもその価格です。容量4GB、AAC(DRM無し)対応、スピーカー内蔵、ラジオおよび録音機能などのスペックでありながら「3,480円」という破格のプライス。その理由は、新品未開封ではありますがパッケージに汚れや擦り傷があるアウトレット品ということ。つまり、いま話題の「訳あり品」というやつです。実際に届いた商品をよく見てみると、確かに擦り傷や凹みがあるのが分かります。これは受け止め方や個々の状態にもよりますので一概には言い切れませんが、ごく普通に新品と考えても差し支えないレベルのように思いました。
パッケージには、本体、シリコン製ケース、イヤホン、USBケーブル(A - miniB)と簡単な取説が含まれています。まずは、内蔵バッテリの充電から。本来はPCに接続して行うところを、手持ちのUSB充電対応ACアダプタを使ってみましたが、イレギュラーな方法ながら問題なく充電することが出来ました。ここで、ようやく試聴タイムに突入。愛用のイヤホン(Sumajin)を使い、これまた愛用のiPod Shuffleと比べてみると、高音と低音がより強く感じられ、いわゆるドンシャリ気味の印象。ただし、耳障りなレベルではありません。イコライザを使えば、うまく調整できると思います。
肝心の音質については、まだCreativeの味付けに慣れていないだけで、少なくともノイズが乗ったり、普通のボリュームで音が割れるような不都合はなく、概ね良好と言えそうです。また、内蔵スピーカーについて過度の期待は禁物ですが、携帯のスピーカーよりちょっとはマシといったところでしょうか。逆に、これはちょっと… という点を挙げるとすれば、プレイリスト非対応、操作(フォルダ選択など)が少々まどろっこしい、フォルダの階層はルートから第3レベルまでのみ認識、イヤホンを抜くと即スピーカーON、などが思い浮かびます。
初代iPod Shuffleは未だ現役ですが、購入から4年以上経過しそろそろバックアップ機が必要と思っていたところでした。若干イマイチな仕様もありますが、音質には不満もなく、何より価格を考えれば非常に良い買い物が出来たと思っています。
Mozilla Foundationによって開発が続けられていた最新webブラウザ「Firefox 3.5」の正式版が、遂にリリースされました。
6月中の正式リリースを目指していましたが、米国時間ではセーフ、一方、日本では時差の関係上7月1日の公開となってしまいました。開発コードネームは「Shiretoko(知床)」。当初は「Firefox 3.1」と呼ばれていましたが、大幅な機能強化を考慮した結果「Firefox 3.5」に変更されたいきさつがあります。前バージョンの3.0から約一年、待ちに待った登場です。
主な変更点
その他の変更については、リリースノートをチェックしていただければと思います。
これからインストールをする方は、個人設定(プロファイル)のバックアップはもちろん、お使いのエクステンションの互換性についても調べた方がいいでしょう。3.5に対応していないものは自動的に使用停止となります。詳細については各サードパーティの情報を確認して下さい。
なお、これまでRC3をお使いの方はアップデートの必要はありません。更新を確認しても「見つかりません」と表示されるかと思います。これはRC3に対して全く変更が加えられることなく、正式版に格上げとなったためです。ご注意下さい。