気が付けば3月が終わろうとしています。
振り返ってみると、週末はドライブ、そして散歩と何時になくアクティブだったように思います。その甲斐もあってか、上昇傾向にあった体重もまた少しずつ下がり始めています。それ以外にも、初めての街を歩きながらうまいものを食べたり、ある時は野良猫たちと戯れたりと、それがリフレッシュになっていると思います。おかげでその都度blogのネタにも事欠かないので助かっています。またその一方で、不安定なPCをどうにか安定させるべく、マザーボードの交換を行ったのもつい先日のことです。結果、以前より性能面では若干落ちることになりましたが、そのぶん安定性に関しては向上しているのではないかと思います。ようやく環境の再構築も一段落つき、不自由なく利用できるようになりました。
明日から4月、天気が良さそうなので花見に出掛けようと思います。
Windowsでアニメーション・カーソルを処理する際の脆弱性が発見され、これを悪用した攻撃方法がすでに存在しているとのことです。
現在(3/30 20時)、修正パッチは存在していません。この脆弱性を利用するには、攻撃対象のPCに悪意のプログラムを送り込む必要があります。そのルートとしては、細工をしたwebページをwebブラウザで読み込ませる、あるいはメールで送りつける方法が考えられます。
脆弱性のあるOS
今のところパッチがありませんので、攻撃に対して防衛策を取るしかありません。まず、web経由の攻撃ですが、VistaとIE7の組み合わせですと保護システムが働くそうです。それ以外の環境に関しては、怪しげなサイトにアクセスしない、あるいはFireFox2.0を利用する手があります。さらに、メール経由に関しては、身に覚えのない差出人のメールは開かない、メールのプレビュー表示はしないなどの対策が考えられます。いずれにしてもパッチがリリースされるまでは、いつもより慎重な操作が要求されます。
MSはすでにこの件について調査を開始しています。それが完了次第、臨時アップデート、あるいは月例アップデートにて修正パッチがリリースされるとのことです。
今週末に日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)製の3.5インチHDD「Deskstar 7K1000」シリーズから、容量が1TBの「HDS721010KLA330」が発売になるそうです。予定価格は5万円。
ついに1台のHDDでテラの領域に達したわけですが、昔(といっても10数年ですが)を知る者としては感慨深いです。かつて、Power Macintosh 8100/80を購入した時のHDDはQuantumの500MB、それも50ピンのSCSIでした。それからしばらくしてIBMの1GBのドライブを増設するのに数万円を要したかと思います。その時はこれで保存容量で悩まされることはないと安心したのを覚えています。現在では携帯電話用のメモリカードですら1GBのものも珍しくありませんから、まさに隔世の感があります。また容量の増加のみならず、SCSIの衰退とATAの隆盛、競争の激化による急激な低価格化やメーカの淘汰が進むなど、激動の10年間と言っても過言ではありません。
個人的には今現在、1TBもの容量があっても持て余すだけですが、10年後は10TB、あるいは100TBクラスのドライブをごくごく普通に使っているのかも知れません。
いつもよりちょっとだけ早く退社して、いつものCD屋へ向かいました。
とりあえずぐるりと店内を回ってから、いつものようにお買い得CDコーナーへ。ただいまの特集はJazzのようで、数多くの名盤が並べられていました。その中から購入してきたのは、ヴィブラフォンの名手ミルト・ジャクソンの「Jazz'n' Samba」です。前半は4ビートのJazz、後半がボサノバとなっています。落ち着いた感じのブルースから女性ボーカルの入ったボサノバまで、様々なスタイルでミルト・ジャクソンのプレイを堪能できます。マレット(撥)から紡ぎ出される音色は時に甘く、時にリズミカルで、まるでヴィブラフォンが歌っているかのようです。素晴らしい内容の作品を入手できて幸運でした。
今夜はこのCDを聞きながら、マッタリと過ごしたいと思います。
昨日注文したバリカンが、もう届きました。
WAHL「SUPER TAPER II」というモデルで、本体とアタッチメント4つ、そして櫛がセットになって1万円ほどのものです。見るからに無骨で、Made in USAな雰囲気を醸し出しています。早速手に取ってみると、ずっしりとした重さがあります。それもそのはず、取説を調べてみたところ質量は600gとなっています。それからコンセントにプラグを差込み、スイッチを入れます。ブーンという低い唸りとともに先端の刃が細かく往復し始めました。動作音もさることながら、手に伝わるバイブレーションもかなりのものです。ちょっとしたマッサージ器も顔負けです。これこそ業務用のパワーなのでしょう。コストに見合った働きをしてくれるに違いありません。
このまま切れ味を試してみたいのをグッと我慢して、デビューは断髪式までおあずけにしたいと思います。
ロシア方面からのspamがあまりも酷いので、ヘッダ情報と共に対処をお願いするメールを発信元ISPに送信しました。
すると、よくある自動応答メールではなく、先方の管理者直々に返信がありました。「このアドレスは当方の管理するIPアドレスではありません。連絡先はどのように調べたのですか?」という内容で、逆に質問されることに。そこで「WHOISでIPアドレスを調べ、メールアドレスを知った」と返信しました。程なく「その情報は間違っている。当方は一切関係ない。同じようなメールが多数あり困っている。」との返信が。よくよく調べてみると、メールを送ったISPはウクライナの企業で、実際にspamが送信されたIPアドレスはロシアのISPのものだと分かりました。WHOISに虚偽の情報を登録することは違反行為です。今回の件が意図的なものかはよく分かりませんが、ウクライナの管理者の方にとってはいい迷惑です。
結局、ウクライナのISPには迷惑をかけた旨を謝罪し、改めてロシアのISPにspamへの対処をお願いしました。兎に角、先方には一刻も早い対応を取ってもらいたいところです。
早いもので3月もあとわずか、桜も満開となる4月がそこまで来ています。
それもそのはず、1年間延ばし続けた髪の毛がだいぶ鬱陶しくなったきました。そうです、4月はごくごく私的ではありますが断髪式の季節となっています。ここへ来て給料も入りましたので、以前から入手しようと思っていた業務用バリカンを通販で「ポチっとな」しようかと思っています。これで、いつかは強力なバリカンで豪快に頭を丸めてサッパリとしてみたいという願望がようやく叶うことになりそうです。
バリカンのレビュー(?)、断髪式のご報告は改めてエントリーで行いたいと思います。
毎週恒例になりつつある散歩をお休みして、三浦半島の城ヶ島へのドライブに出掛けました。
第三京浜〜横浜新道〜横浜横須賀道路と走らせていくうちに、天気は次第に下り坂になっていくようでした。城ヶ島大橋を渡り、目的地に到着した頃にはすっかり曇りとなっていました。橋を渡ってすぐの駐車場に車を止めて、県立城ヶ島公園へ。公園では野良猫の歓迎(?)を受けながら、展望台からの眺めを堪能したあと、急な階段を岩場へと向かいました。そこで、しばし打ち寄せる波を見ていたのですが、気が付けば激しい風が吹き始め、大粒の雨が叩きつけるように降って来たのでした。
このままではびしょ濡れになってしまいますので、展望台へ駆け込み雨宿りをすることに。10分ほど待ったでしょうか、雨風が弱くなるタイミングを見計らって、車へと戻りました。散策は諦めて、みやげ物や食堂などが建ち並ぶところへ移動し、食事をすることにしました。マグロの有名な場所ですので、刺身の盛り合わせを注文し、本マグロの赤身をはじめとする海の幸に舌鼓を打ちました。いつも口にしているマグロとは鮮度も、味わいも比べものにはならないほど格別。これだけでも来た甲斐があったというものです。
ゆっくりと散策することは叶いませんでしたが、いずれまた天気のいい時に訪れてみたいと思います。
米マイクロソフトは待機状態にあるPCの消費電力について、レポートを発表しました。
それによると、待機状態のPCであっても白熱灯1個を付けたままにするのと同じ電力を浪費しているとのことです。ちなみに100Wの電球を1年間付けておくコストは80ドル以上になり、同様のエネルギーを作り出すためには約612kgのCO2が排出されるそうです。レポートの中では、無駄を無くすためにはスクリーンセーバーではなく、スリープ機能を活用するように提案しています。
そもそも、スクリーンセーバーはCRTの焼きつきを防止するための機能であり、最近は液晶ディスプレイがCRTに取って代わるようになっており、原理的には焼きつきが起こらない液晶パネルには無用であるのは確かです。また、その効果たるや、200席規模の企業においてCO2の排出を年間45tも削減できるとのことです。
Windowsの標準機能としてスクリーンセーバーを搭載しているにも関わらず、MSがその使用を止めるよう訴えるのは奇妙な感じもしますが、この提案には賛同しようと思います。
MacOSX10.2.8を使っている方から、CDやDVDがマウントできないので様子を見てくれないかと頼まれました。
個人的にはいまだMacOS9を愛用しているのですが、OSXをまったく触ったことがないわけではないので大丈夫だろうと、軽い気持ちでヘルプを引き受けました。まずはお約束のアクセス権の修復から試してみましたが、効果なし。そこで10.2.8のアップデータを再度インストールしてみようかと思ったのですが、Diskcopyにて「エラー95」が発生してディスクイメージをマウントできません。解決法をネットで探してみましたが、原因は多岐に渡るようで、これぞというアドバイスは見つけられませんでした。
少しばかり焦りながら、兎に角、基本に立ち返るべしということで、セーフモードで起動(Shiftキーを押下したまま)することにしました。これならば一時的に必要最低限のシステムで環境が構成されますので、問題の切り分けが可能になるはずです。結局これが功を奏してアップデータをマウントし、無事にインストールすることが出来ました。それから再び通常に起動させると、CDもディスクイメージも難なくマウントできるようになりました。そんなこんなで、ひそかに胸を撫で下ろしたわけです。
このようにして、なんとか問題を解決することができました。安請け合いした自分を戒めつつ、トラブルシューティングの基本に忠実であることが、何よりも大切ということを肝に銘じたいと思います。
Mozilla Foundationにより開発されているwebブラウザ「Firefox 2.0」の最新版、Ver.2.0.0.3がリリースされました。
アップデートの内容
この中の「リグレッション」という言葉があまり聞き慣れないので、調べてみたところ「逆行、退化」という意味だそうです。また、同時にバージョン1.5系列の最新版「Firefox 1.5.0.11」もリリースされ、同様の問題が修正されています。ちなみに、バージョン1.5系列のサポートは2007年4月24日で終了になりますので、その点は注意してください。
いずれの系列のFirefoxをお使いの方も、セキュリティ問題を修正するためにもインストールをお勧めします。なお、Windows Vistaをお使いの方はアップデートに伴う問題点についても目を通しておいたほうがいいでしょう。
昨夜、変な格好で寝てしまったためか、目が覚めると右肩がコチコチに凝っていました。
それでも特に処置をすることなく、そのまま出社しました。午前中はそうでもなかったのですが、午後あたりからどうもモニターを見ていると焦点が合わない感じで、ますます肩が重く感じられて来ました。このままでは仕事に差し支えますので、自分で軽くマッサージしてみたのですが、筋に沿って痛みが走るような感覚でした。しばらくはそれでしのいでいたのですが、そのうちに頭痛までしてくる始末。これには参りました。結局、帰宅するまで頭痛は収まらず、仕事もあまり捗りませんでした。
ほんのちょっとしたことでも、体調が崩れることがあります。暑さ寒さも彼岸までといいますが、何かと自己管理が難しい時期になっています。幸いなことに明日は祝日ですので、ゆっくりと体を休めたいと思います。
先ほどSkypeを起動したところ、最新版のインストールを促すダイアログが表示されました。
何も考えずに、とりあえずインストールしてみました。バージョンを確認したところ「Skype 3.1.0.144」となっています。しばらくは特に問題なく使っていたのですが、とあるコンタクトのプロファイルを表示させようとしたところ、CPU使用率が100%になりフリーズしてしまいました。プロセスをkillして、もう一度起動して同じコンタクトのプロファイルを表示させてみたところ、問題が再現しました。ということで、すべてのコンタクトのプロファイルを表示させてみましたが、同じような現象になるコンタクトが数名存在するとわかりました。
プロファイルさえ表示しなければいいわけですが、どうも精神衛生上よろしくない感じがしましたので、一つ前のバージョンをこちらからダウンロードしました。バージョンが下がったところで問題のプロファイルを確認してみましたが、コメント欄においても記号などは使われておらず、漢字とひらがなのごくごく普通の内容でした。ですので、何が原因なのかはまったく判断がつきませんでした。
これがすべての環境で再現する不都合かどうかは断言できませんが、念のためSkype 3.1のインストールはしばらく様子を見たほうがいいかもしれません。
首都圏を中心としたIC乗車券「PASMO」のサービスが開始されました。同時にSUICAとの相互利用も可能になります。
早速ミーハー根性丸出しで、手持ちの磁気定期券をPASMO付定期券に変更してみました。私の利用している某鉄道会社では、自動定期券販売機で手続きが可能で、発行までに要したのは数分ほどでした。古い定期券を読み込ませてから、氏名、生年月日、電話番号を入力します。料金については、デポジット500円が必要でした。これで、めでたくPASMOデビューとなりました。
週末の散歩など、外出がますます便利になりそうです。交通機関だけではなく、ちょっとした買い物など、さまざまな機会に活用していきたいと思います。
週末恒例の散歩、今回は大井町から羽田空港へ向かうルートです。
まずは焼肉で腹ごしらえということで、ハラミ定食をペロリと完食。エネルギー補給をバッチリ決めて大井町を出発しました。京浜運河方面へと進み、緩やかにS字カーブを描いた八潮橋を渡ります。それから、大井ふ頭緑道公園の中を落ち葉を踏みしめながら歩きます。公園はまるで武蔵野の雑木林の中を歩いているかのような風情があり、東京湾の埋立地を歩いていることを忘れてしまいそうになりました。
続いて、大井ふ頭中央海浜公園へ。試合があるのかスポーツバッグを持った人をよく見かけました。中ほどにあるドッグランでは、大型犬から小型犬までさまざまな種類の犬たちが駆け回って、実に楽しそうにしていました。程なく公園を抜け、しばらく歩道を進んでいくことになります。川崎の臨海地域を歩いたときのようにトラックがひっきりなしに通り過ぎてゆきました。
埋立地を後にして大森東避難橋を渡り、町工場が多く立ち並ぶ路地を環状8号線目指していきます。一部歩道がない場所もあり、少々歩きにくい感じでしたが、とあるマンションの入口で桜が咲いているのを見つけました。開花宣言はもう少し先ですが、春を先取りした気分です。ラストスパートをかけ環8にぶつかって左折し、ちょっとばかり行った所に天空橋駅がありました。ここからは電車に乗り込み、最終目的地の羽田空港へ。
空港では温かいコーヒーをすすりながら飛行機の離着陸に目を奪われ、しばし散歩の疲れを癒しました。すっかり日も落ち、冷え込んできましたので自宅近辺まで行くリムジンバスに乗りマッタリと帰路につきました。
画像処理の研究において広く使用されている標準テスト画像の中に「Lena(レナ)」と呼ばれる写真があります。
これは南カリフォルニア大学の信号画像処理研究所(SIPI)において、従来のテスト画像よりもダイナミックレンジの広いサンプルを探していたところ、偶然手元にあった「PLAYBOY」誌のグラビアをスキャンして用いたことに由来します。モデルはレナ・ソジョーブロム(Lena Soderberg)というスウェーデン人女性。1972年11月のセンターグラビアを飾ったプレイメイトでした。必要なサイズを切り出したところ、ちょうど肩から上のアップになったようです(掲載グラビアは全身ヌード)。その後、この事実を知った「PLAYBOY」誌の発行元は、無断使用について裁判も辞さないと警告したそうですが、画像の使用目的を考慮し強硬な姿勢を取らなくなったそうです。ちなみに、「Lena」が掲載された1972年11月号は7,161,561部も販売され、「PLAYBOY」誌の最多販売部数として記録されています。
単なる偶然から、研究者にお馴染みの標準画像となった「Lena」ですが、いかに愛すべき存在であったかは、1997年に画像処理研究の学会(Society for Imaging Science in Technology)の50周年記念会議にレナ・ソジョーブロムさんが招待されたということからも明かです。あれから随分とお歳は召された感じですが(失礼)、その笑顔からは当時の面影をうかがうことが出来ます。会場ではサインを求められたり、写真のポーズをたのまれたりと、熱狂的に迎えられたそうです。それに対して「They must be so tired of me ... looking at the same picture for all these years (皆さんは、もう私にうんざりじゃないかしら… 長い間ずっと同じ写真ばかり見てるから)」とコメントを残しています。なお現在は、ストックホルム近郊に在住し3人のお子さんに恵まれ、政府関係の仕事をしているとのことです。
身の回りのデジカメをはじめとする画像関連のテクノロジーは、彼女の写真とにらめっこを続けながら開発に励んだ研究者によって生み出されたのかもしれません。そう考えると、「発明の母」とは彼女のことを言うのかも知れません。
気象庁が発表した桜の開花予想について、計算プログラムの一部に不都合があったとのことで、東京、静岡、高松、松山の各地点の予想が訂正されました。
以下がそれについてのリリースの一部なのですが、内容に少々引っかかる点があります。
さくらの開花予想の計算に用いるプログラムに一部不具合があったため、7日に発表した第1回さくらの開花予想を下記のとおり訂正します。
これらの4地点では、用いた気温データに一部誤りがあり、予想日が正しく計算できませんでした。
その他の地点については、計算に誤りのないことを再確認致しました。
利用者の皆さまには、誤った情報により大変ご迷惑をおかけ致したことを深くおわび申し上げます。
今後は作業体制を見直し、再発防止に努めてまいります。
というのも、原因は「プログラムに一部不具合があったため」と説明していますが、そもそも問題の4地点については「用いた気温データに一部誤りがあり」と述べていて、その地点以外には計算の誤りがないとしています。ということは、予想のロジックに瑕疵はなく、デタラメな数値による処理がこのような結果を生んだと理解できます。したがって、釈明としては4地点に関してのデータ入力ミスとすべきではないかということです。
文書のタイトルも「さくらの開花予想用のプログラムの一部不具合について」となっていて、あたかもプログラムのバグを匂わす感じですが、不都合云々というよりも「原因はデータ入力時のミス」とした方が潔いのではないでしょうか。一方で、あり得ないデータが入力された場合にそれらを警告する仕組みがないのを不都合と言えないわけではありませんが、少なくとも他の地点の数値はきちんとしていたわけですから、作業におけるケアレスミスとするのが自然なように思えます。
どうも桜を待ちわびる心情がそうさせるのか、少々細かいツッコミを入れてしまいました。兎に角、一日も早い桜の開花を願うばかりです。
毎月、第2水曜日(日本時間)はセキュリティパッチが公開されているのですが、今月は0件となっており「休刊」ということになります。
これは必ずしも、MS製品の既知のセキュリティ問題が解消されたという意味ではありません。残念ながら、セキュリティ問題は日々発見され、そして修正されるという、いたちごっこが続いているのはご存知かと思います。さらに最近は、攻撃者の手口がますます巧妙になり、うかうかしていられません。心当たりの無いメールを開くことはもちろん、記載されたURLをクリックしないなど、日頃から自己防衛を心がけるようにしたいものです。また、アンチウイルス、アンチスパイウェアなどの各種アプリケーションのパターンファイルの更新が滞ってないかもチェックしてください。常に最新のファイルを使わなければ、効果的な防御を行えません。
何とも世知辛い感じがしますが、被害に遭わないためにはそれなりの知識とそれをもとにした実践が必要なのは言うまでもありません。
勤め先で所有しているドメインの一つを、期限切れのために危うく失うところでした。
例年ですと、期限の1週間ほど前に案内のメールが来ていたのですが、今回に限ってどういうわけかメールが届きませんでした。それでも虫の知らせか、あるいは危機察知の超能力(?)か、何となく思い立ってホスティング会社のドメイン管理ページを見たところ、ドメインの有効期限が明日(3/15)までだと判明して驚いてしまいました。すぐに延長の手続きを行って事なきを得ましたが、このまま気がつかなければドメインの失効という大ポカをやらかすところでした。
そこで予防策として、業者からの連絡先については、複数のメールアドレスを設定し、ローカル環境のスケージュールにもリマインダを登録しておきました。これで、来年は問題ないはずです。そもそも、今回に限ってお知らせメールが届かなかったのかが、今ひとつ腑に落ちまないところではあります。それはそれとして、ドメインをお持ちの方は、今すぐ有効期限を確認する事をお勧めします。
ちなみにこのサイトの更新は9月です。兎に角、失効だけは避けたいところですので、早めの更新手続きを心がけたいと思います。
マイミク氏の日記で渡辺美里の1stアルバム「eyes」が話題になりました。自宅にまだCDプレイヤーが無かった頃に、ミュージックテープを買ったのを思い出します。
ちなみにその後CDを購入したために、テープはお役御免となってしまいましたが、今でもきちんと保管してあります。それこそテープが擦り切れる位に聴いたアルバムですが、こうやって耳を傾けるのは実に久しぶりのことです。楽曲に触れていくと、その内容について云々というより、学生だった頃のどうでもいいエピソードなどが次第に思い出されてきます。そのため、恥ずかしいというか、何となく切ないような感情にとらわれます。ですが、曲を聴いただけであたかも時間をさかのぼったような気分になれる、これこそ音楽が持つ素晴らしい力の一つだと思います。
久しぶりにもかかわらず、結構歌詞を覚えていたのには自分でも驚きました。ここしばらく、iPodには数多くの個人的懐メロが占めることになりそうです。
最近、NOLANSの「I'm in the Mood for Dancing」(邦題:ダンシング・シスター)をCMでよく耳にします。
日本で1980年に大ヒットした曲です。特に春を歌っているというわけではないのですが、ストリングスや弾んだリズム、そしてコーラスワークのどれを取っても、春の何ともウキウキするような感じにぴったりの曲だと思います。CMではほんの一部だけが流れるために、続きが聞きたくなって仕方がありません。あいにくNOLANSの楽曲は持っていないので、ぜひ近いうちに手に入れようと思っています。
この曲を聴きながらビール片手にお花見というのは、さぞかし楽しいものになるのではないかと思います。まさに曲のタイトル通り、ノリノリで踊りだしてしまうかも知れません。
先週、先々週と結構な距離の散歩となりましたので、今回はマッタリと世田谷を歩いてみました。
スタート地点は三軒茶屋駅。茶沢通りを烏山川緑道にぶつかるところまで進みます。緑道まで来たら左折して国士舘大学を目指します。先週に比べると、天気は良いものの風が冷たいこともあり、少々肌寒い感じでした。こちらの緑道も手入れがよくされていて、気分良く歩くことが出来ます。国士舘大学が見えたら左折し世田谷区役所を通り過ぎ、世田谷線の踏切を越えて、世田谷街道に出ます。先週のアド街ック天国で紹介されていた上海料理店「大吉」で腹ごしらえ。番組で見た「辛味ネギそば」を注文しました。豆板醤であえたネギがたっぷりと乗ったラーメンで、麺はコシがありスープは塩分控えめの上品な感じでした。いずれまた、別のメニューに挑戦したいと思います。
お腹が一杯になったら元の道を戻り、今度は緑道を越えて小田急線の梅ヶ丘駅を目指します。次なるお目当ては、羽根木公園の入口近くにあるパティスリー「レ・トラス ドゥ マ」です。いかにも世田谷といった感じの路地を進み、店に到着するとショーケースには色とりどりのマカロンやケーキが並び、甘党にはたまらない光景が広がっていました。マカロン数種とケーキを購入して店を後にしました。ここからは北沢緑道を辿って、三軒茶屋まで戻ります。
出発してすぐ、梅ヶ丘駅の緑道の入口あたりに、雰囲気の良さそうなパン屋を見つけました。中に入ってみると香ばしい麦の香りで一杯でした。「パン・ド・ラサ」というお店で、香りにつられて翌朝のパンを購入することにしました。さらなる土産を手に北沢川緑道を茶沢通りへと歩いていきます。この道には桜並木になっており、もう少しすれば桜が咲き誇る素晴らしい景色を楽しむことが出来るのではないかと思います。
それから緑道を後にして三軒茶屋駅に到着した頃には、日も落ち始めていました。今日はゆっくりとした感じになりましたが、あれこれと土産を入手して有意義な散歩でした。
昨日に引き続き、メインPCのマザーボード交換作業についてのレポートをお送りします。今回はソフトウェア編です。
ようやく組みあがったPCを早速ブートさせてみたのですが、Windows 2000のロゴが表示された辺りでブルースクリーンとなってしまいました。エラーメッセージは「INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE」です。あわよくばそのままブートできるかと思っていたのですが、そう甘いものではありませんでした。以前の環境ではHDDをRAIDカードに接続して使っていたので、新環境のオンボードIDEにそのまま接続しただけでは上手くいかないのは無理もない話です。
仕方がないので、現在の起動パーティションとは別のパーティションにOSをインストールし、そこから起動させた上でデータの避難を行うことにしました。データのコピーが完了した時点で、起動パーティションをフォーマットし、クリーンインストールを行います。せっかくの新しい環境ですので、時間はかかってもクリーンなシステムを用意すれば、間違いありません。なお、Windows 2000のインストールにはちょっとしたコツがありますので、それに従って作業を行いました。
そんなこんなで、現在どうにか最小限の環境が整ったところです。完全に復旧するまでにはまだ時間かかりそうですが、兎に角ゆっくりと確実な作業を心がけたいと思います。
いまひとつ安定しないPCに業を煮やして、マザーボードを交換するという荒業で問題を解決すべく作業を行いました。
交換による変更点
旧環境 | 新環境 | |
マザーボード | intel SE440BX(DELLカスタム) | Gigabyte GA-6OXET |
チップセット | 440BX | 815EP B-step |
CPU | Celeron 1.4GHz + PL-iP3/T (Slot1→Socket370変換ゲタ) | Celeron 1.4GHz |
IDE | HighPoint RocketRAID133(PCI) | ATA100(オンボード) |
電源 | Skytec SKP-400/PS3(ATX) + DELL用ピンアサイン変換ケーブル | Skytec SKP-400/PS3(ATX) |
見方によれば電源の変換ケーブルやCPUゲタなど、裏技を駆使した環境だったわけですが、パーツが増えればその分システムの安定度に影響を及ぼす可能性も高まります。ですので、出来る限り故障の原因となりうる部分を取り除こうというのが作業の目的です。IDEに関してはATA133からATA100へとスペックダウンしてしまうわけですが、まずは安定性の確保を第一に考えました。
まずはI/Oパネルがそのまま使えない点(相違:旧COM1のみ、新COM1、COM2およびサウンドポート)をどうにかしなければなりません。ケースをよく見ると、I/Oパネルが2重になっていて外側が丈夫な金属、それからもう1枚は薄い金属製でした。運良くこの薄いものはCOMが2つ、そしてサウンドポートが使えるデザインになっていましたので、外側のパネルを外して使用することにしました。マザーボードからケースファンへの電源ケーブルがピーンと張っていてトホホな感じな部分もありますが、取り付けはスムーズに終了しました。
ここまではよかったのですが、フロントパネルコネクタの接続で壁にぶつかりました。DELLのサイトを調べても配列が分からず、どうしたものかと考え込んでしまいました。それでも、webを調べていくうちに同じような作業を行った方のページを発見しました。そのページではピン配列がメモとして残されており、それを参考にしながら市販のケーブルを使いスイッチとインジケーターの配線を無事に済ますことができました。それから、ようやく電源を入れてみることに。ファンが回りBIOSの起動はOKでした。ですが、起動時のビープ音がしないのが気になりました。よく見てみると、マザーボードにはブザーが実装されていません。ということで、ジャンクなマザーボードからブザーを外し、ちょっとばかり加工して使うことにしました。これで、すべての交換作業が終了しました。ケーブルの接続を確認し、HDDからのブートに挑戦します。少々ドキドキしながらスイッチを入れます。ブートローダが読み込まれ、見慣れたWindow 2000のロゴが表示されました。大成功、そう思ったのも束の間、ブルースクリーンのお出ましです。
残念ながら、ゴールはまだまだ先のようです。ソフトウェア編については、明日のエントリでレポートします。
相変わらず、メインのPCではブルースクリーンが発生しています。
メモリテストでは8時間ほど回してみて、エラーはありませんでした。この結果からハードウェアのトラブルではないと判断したのですが、安定度に影響を及ぼしかねない可能性のあるものとしては「Slot1→Socket370 変換ゲタ」の存在が気になるところです。もちろん今までトラブルなしで運用してきたのも事実です。ですが、440BXのマザーボードでCeleron 1.4GHzを使うというアクロバティックな技を用いている以上、パーツの経年変化についてはシビアな面があるのではないかと思います。
ということで、Celeron 1.4GHzをサポートしたマザーボードを用意することにしました。幸い今日は野暮用で休暇を取りましたので、そのついでにお目当てのものを入手してきました。近所のハードオフにてゲットしたGigabyteの「GA-6OXET」です。中古品になりますが、コンデンサの膨張などは見られず、ボード自体も綺麗なものでしたので購入に至りました。交換作業はすんなりと行くものと思っていたのですが、予想外に苦労することになりました。
作業の詳細については、明日のエントリでレポートしたいと思います。
先日、液晶モニタ選びについての予備知識を仕入れたばかりですが、お買い得な製品があったので、迷わず「ポチッとな」してしまいました(と言っても自分のではなく父のMac用です)。
購入したのはLenovoの「ThinkVision L201p」で、20.1型のモニタです。セッティングを終えて、実際に画像を目の当たりして驚きました。いつもは21インチのCRTを使っているのですが、パネル一杯にデスクトップが表示されるのと、何よりもそのフラットさのためかだいぶ広く感じます。若干青みが強いのと少々眩しい感じがしますが、これらは調整が出来ますので、そんなに問題にはならないと思います。パネルはVAタイプということで、見る角度を変えても色の変化などもほとんど気になりません。このような製品が5万円ほどで入手できるのですから、さらに驚いてしまいます。
個人的にはCRTから液晶への移行に関して少々心配な点もありましたが、最新のモニタの実力を知って、もはや何の躊躇もいらないと分りました。これは大きな収穫だと思います。
先ほどまで激しく降っていた雨は、いつの間にか止んでいます。それでも、南からの生暖かい強風はまだ吹いているようです。
会社を出たのは7時頃だったのですが、ちょうど雨のピークだったようで、運悪く春の嵐に巻き込まれる状況になりました。おかげで、カバンからコートからずいぶんと濡れてしまいました。もちろん天気予報で雨が降ることは知っていたのですが、夕方には止むようなことを言っていましたので、傘を持って出掛けませんでした。それが失敗だったようで、置き傘は小ぶりな折りたたみだったこともあり、被害を拡大(?)させる結果となりました。そうは言っても、元々傘を持ち歩くのがあまり好きではないので、こうなったのも仕方がないことかもしれません。
明日からまた気温が下がるようです。兎に角、体調管理だけは万全にしておきたいと思います。
昨日以上に気温も上がり、どこからともなく沈丁花の甘い香りも漂ってきました。
そんな雰囲気にやられてか、昼間からビール(コナ・ビッグウエーブ・ゴールデン・エール)を飲んでマッタリと過ごしていました。というのも、予想以上に昨日の疲れが残っていて、何をするのにもモチベーションが上がらない感じでした。それでも、陽気の良さと花の香りにどうしてもビールが飲みたくなってしまい、ダメ人間丸出しで冷蔵庫をあさったのでした。それからビールを飲み干し、程なくいい気持ちになり昼寝。気がつけば夕方になっていました。
昨日とは正反対の過ごし方になりましたが、どうにか心身ともに充電完了しました。明日から一週間、気を引き締めていきたいと思います。
かつて、横浜の飲料水をまかなうために津久井湖から横浜市の西谷浄水場まで水道管が敷設されました。明治20年のことです。現在でもこの水道管は使用されおり、ルートの一部が「横浜水道みち」という緑道として整備されています。今日はそこを歩いてきました。
今回のスタート地点は小田急相模原駅です。こちらにはホワイト餃子の流れを組む「ギョウザ萬金」があり、俵状のカリカリと香ばしいギョウザで腹ごしらえをしてから、歩き始めました。まずは相模原麻溝公園を目指します。幸い天気もよく、歩くうちに汗ばんでくるほどで、道沿いには早くも色とりどりの春の花が咲き始めていました。
とぼとぼ歩きながら、おおよそ2時間ほどで相模原麻溝公園に到着しました。さっそく公園のランドマーク、グリーンタワー相模原の展望台へ(エレベータは無料)。少々霞んでいましたが、今まで歩いてきたルートを眺めたりしながら一休み。それからまた、少々スピードアップしながら、緑道をスタート地点へと戻ります。
あれほど暖かかった気温も、日が暮れるにしたがって下がってきました。緑道を歩き始めた東林間を通過し、最終ゴールのグランベリーモールを目指します。大和市に入ると起伏に富んだ遊歩道として整備されており、ジョギングや犬の散歩をする方々を見かけるようになりました。そしてすっかり日も暮れた頃、ついにグランベリーモールへと到着したのでした。
距離も長かったためか、足の裏にマメができたりと結構ハードでしたが、春の訪れを十分に感じることが出来る散歩でした。
父のMacに接続されているCRT(19インチのトリニトロン)の調子がここのところあまり良くありません。
特に左上のフォーカスが鈍く、かなりボヤケた画像になってしまっています。少なくとも7、8年は使っていますので、仕方のないことかも知れません。無理をすれば使えないこともありませんが、見づらい画像は疲労の原因にもなりますので、買い替えを勧めようと思います。とはいっても、CRTの時代は終わり液晶モニタが全盛となった今、どのようなモニタを買って良いものか、それについての知識がありません。モニタは頻繁に買い替えるものではありませんので、気が付けば取り残されて浦島太郎のようになっています。そこで、液晶モニタについてあちこちのサイトで下調べしてみました。
まず、液晶パネルの駆動方法には大ざっぱに「TN、VA、IPS」の3方式があり、画質的(発色特性、表示色数、視野角など)には高性能なものから「IPS」→「VA」→「TN」の順番になるようです。価格についても同じ順序となっています。やはり、画質を求めるとそれなりの対価が必要なるということでしょう。逆に、動画の表示に関しては「TN」→「VA」→「IPS」となります。ただし、市場の製品の多くは「TN」方式を採用しているとのこですので、一般的な用途に関しては「TN」方式で問題ないように思います。
また、CRTの時もそうでしたが、液晶パネルを製造しているのは一部のメーカーだけで、その種類は限られています。その中からモニタのメーカー各社がパネルを選択し、画像を生成する回路(コントローラー)と合わせてモニタという製品になるわけです。ですから、必ずしも実績のあるパネルであっても、コントローラーの性能がイマイチだと画質は望むべくもありません。しがって、この部分が独自開発となり、各社の腕の見せ所になります。ですから、この点は必ず考慮する必要があります。
ただし、父はMacで写真の整理やレタッチを行っていることもあり、それなりのスペックのものを用意する必要がありそうです。予備知識はOKになりましたので、具体的な製品選びをしようかと思います。
久々にThe Presidents of the United States of Americaを聞きながら、あれこれと作業をしていました。
今まで気にしていなかったのですが、所々に「プチっ」というノイズが紛れ込んでいるのがはっきりと聞こえます。再生していたのはAACに変換したファイルでしたので、エンコード時に何らかの問題があってノイズが混入したのではないかと推測し、ソースのCDを引っ張り出してチェックしてみました。すると、残念ながらCDの同じ場所にもノイズが入っていることがわかりました。
次に再生環境を疑って、MacやCDプレイヤーでも再生してみたのですが状況は変わりませんでした。目視では特に問題はないようですが、盤自体に何らかの不都合があると思われます。これはハードオフの250円コーナーから発掘してきたものですので、盤の品質についてはそれなりのリスクがあるということなのかもしれません。
作品は気に入っていますので、機会があればまた同じものを購入してみようかと思います。