気象庁の定義においては、12月から2月までの期間を「冬」とするそうです。ということで、本日はその「冬」の最終日となります。
今日まで都心には降雪の記録がありません。これから明日にかけての東京の天気予報では、多少風は強くなるものの、引き続き好天に恵まれるとのことです。したがって、今夜このまま雪が降らなければ、都心においては気象庁に残る最古の記録である1876年(明治9年)以来、観測史上初の雪が降らなかった「冬」となります。自然現象ですので100%断定することは出来ませんが、こればかりはもう時間の問題ではないでしょうか。
身の回りのことで思い出してみると、冬と言えばロングコートが欠かせないものでしたが、ロングコートの出番が無い日が続いたこともありました。また、朝などはあちこちに立派な霜柱を見かけていたのですが、今季に限って言えば、見つけたとしても背の低いこじんまりとしたものだったように思います。
これらはあくまでも定義上の「冬」についてのことです。来月、再来月とまだ雪が降る可能性は否定できません。降れば降ったで鬱陶しく思うのかも知れませんが、雪の降らない冬はどうもしっくりとしないものがあります。
あのハバネロよりも、3倍も辛いトウガラシ「Bhut Jolokia」が世界一として、ギネスブックに認定されました。
インド・アッサム原産のこの品種は、現地語で「幽霊の唐辛子」と呼ばれています。トウガラシの辛さを示す単位にスコヴィル値というものがあるそうですが、ハバネロの強力な品種で約35万〜58万、このトウガラシは何と100万1304を記録したそうです。ちなみに一般的な催涙スプレーは200万ですから、如何に強烈かがご理解いただけると思います。
ハバネロですら、スナックを食べ過ぎれば調子が悪くなることがありますが、「幽霊の唐辛子」を使ったものを食べ過ぎたらどうなるのか、考えただけで恐ろしくなってきます。個人的には味見であっても口にする勇気はありません。間違いなくノックアウトされてしまいます。それでも、辛いもの好きを自認する方は、チャレンジしてみたくなるのではと思います。
ただし、唇が腫れても、胃に穴があくようなことがあっても責任はもてません。「死して屍拾うものなし」という鉄のオキテを守って挑戦してください。
GUNS N' ROSESが14年ぶりの来日単独公演「GUNS N' ROSES Chinese Democracy World Tour 2007」を開催することになりました。
公演の詳細
4月14日(土) 東京・幕張メッセ
開場15:00 / 開演17:00
料金:Aブロック:12,000円 / Bブロック10,000円 (税込/全立見)
※未就学児の入場不可
4月15日(日) 東京・幕張メッセ
開場14:00 / 開演16:00
料金:Aブロック:12,000円 / Bブロック10,000円 (税込/全立見)
※未就学児の入場不可4月18日(水) 名古屋・レインボーホール
開場17:00 / 開演18:00
料金:12,000円 (税込/全指定)
4月21日(土)大阪・インテックス大阪
開場16:00 / 開演17:00
料金:12,000円 (税込/全立見)
※未就学児の入場不可4月22日(日) 大阪・インテックス大阪
開場15:00 / 開演16:00
料金:12,000円 (税込/全立見)
※未就学児の入場不可
肝心のニューアルバム「Chinese Democracy」については、3月6日発売の可能性はなくなったようで、発売日未定のままとなっています。ひょっとしたら、来日時にまだアルバムが発売されていない事態も考えられます。もちろん、これまでの楽曲が沢山あるわけで、そうなったとしてもライブは成り立つとは思いますが、ファンとしてはニューアルバムで予習してからライブに臨みたいところです。
先日は、ついこのようなCDを購入してしまいましたが、ニューアルバムの発売と、来日公演を心待ちにしたいと思います。
Mozilla Foundationにより開発されているwebブラウザ「Firefox 2.0」の最新版、Ver.2.0.0.2がリリースされました。
アップデートの内容
Vistaのサポートの改善のみならず、セキュリティの修正が含まれていますので、Firefoxユーザの方をお勧めします。なおその際は、エクステンションやテーマなどの互換性のチェックも忘れないようにして下さい。
昨日のエントリで宣言した通り、散歩に出掛けてきました。今回は、大横川に沿って業平橋〜錦糸町〜白河〜木場〜辰巳と下町を縦断するコースです。
まず業平橋からスタートする前に、下町の風情を残す京島を訪れました。最寄駅は東武線の曳舟駅となります。狭い路地に長屋、そして手押しポンプ。下町のイメージそのままです。街を貫く「キラキラ橘商店街」の「ハト屋」で買ったコッペパンをかじりながら、ちょっとしたタイムトラベルをしたような気分になりました。
そんな街並みと別れを告げ、業平橋から錦糸町へとつづく「大横川親水河川公園」を下って行きます。公園内は小川や釣堀が整備され、犬の散歩をしたり、子供たちがサッカーをしたりと各々が思い思いの時間を過ごしていました。やがて錦糸町を過ぎると公園は終わり、川沿いの道を歩いていくことになります。
やがて前方に水路が見えてきました。小名木川とクロスする地点です。ここでは川と川が交差点のよう直角に交わり、何とも不思議な感じがしました。小名木川を渡り、しばらく行くと右手に大きなつり橋が見えてきました。これは木場公園大橋で、せっかくですので渡ってみることにしました。木場公園を目指し橋を越えると、そこは東西線の木場駅でした。
ここから進めるだけ川沿いを行き、コースを三ツ目通りに移し有楽町線の辰巳駅を目指します。先ほどまでのんびりと川を見ながら歩いていましたが、高速道路の下を車が次々と飛ばしていく中、ただただ前へと進む感じとなりました。ゴールの辰巳駅に到着した頃にはすっかりと日も暮れていました。
今になって、まったく写真を撮らなかったことに気付きました。それが残念で仕方ありません。ですが、下町から埋立地へと自分の足で歩き、様々街の姿を見ることが出来ました。まさにこれが、社会科見学なのかもしれません。
今月に入ってすぐの祭りで羽目を外しすぎたのか、またまた体重がちょっとばかり増えてしまいました。
体は嘘をつかないものだと感心する一方で、節制のきかない自分に軽い自己嫌悪を覚えています。ですが、凹んでいるだけでは何の解決にもなりませんので、せめて週末は体をいつも以上に動かしてやろうと思っています。とはいっても、スポーツで汗を流すといった直球なアプローチは性に合いません。
そんな時は、一番好きな散歩に出掛けます。少しだけスピードを上げて、なるべく距離を歩くようにします。知らない街を観察しながら歩くので、途中で退屈しませんし、思った以上にカロリーを消費することができます。その証拠に、ゴールに着くと疲労困憊して帰りの電車の中で居眠りしてしまうほどです。
明日は天気は良いようですが、肌寒いようです。それでも、まずまずの散歩日和になるのではと思っています。
メインPCについてここ最近、結構な頻度でブルースクリーンを拝むような状況が続いています。
先日はアプリケーションと2月のMicrosoft Updateで提供された修正パッチの再インストールを行ったのですが、これは原因とは無関係だったようです。このまま不安定な状況が続くと、ファイルシステムをはじめとして他の部分にも影響が出ることも否めませんので、webでさらなる情報収集に当たりました。
エラーメッセージをもとに検索を掛けたところ、マイクロソフトにヒントになりそうな技術文書を見つけました。その解説によると、システムエラーの原因はデバイスドライバとシステムの競合にあるとして、解決にはこの問題を修正したSP4のインストールをアドバイスしています。
ですが、こちらの環境にはすでにSP4は導入されていますので、思いつく限りのドライバ(ビデオカード、サウンドカード、ATAカード、NICなど)を再インストールしてみました。ドライバ探しから、インストールまで意外と時間が掛かりましたが、それ以外はトラブルもなく入れ替え作業を終えることが出来ました。
今度こそシステムが安定してくれるといいのですが。そう願いつつ、またしばらく様子をみようと思います。
某所のCDショップが来週の月曜日で閉店することになり、在庫一掃セールを実施中です。
恐るべきことに、セールの内容は「新譜以外のCDが全て50%OFF」というものです。給料日前で金銭的に何かと厳しい今日この頃ですが、このチャンスを逃すわけには行きません。なけなしの軍資金を手に店へと向かいました。そして、気がつけば9枚のCDが詰め込まれたビニールの手提げを握り締めていたのでした。
冷静に考えると給料日までキツキツの生活を強いられる現実があるわけですが、多少ひもじい思いをすることになっても、入手したCDを聞きながら何とか乗り越えようと思います。
注文していた部品が届いたので、Macのビデオカード「ProFormance3」の冷却ファンを交換しました。
用意したのは、松下の流体軸受タイプ「UDQFNMH21(34.5mm角)」です。壊れたファンはすでに取り外してありますので、電源用のリード線をハンダ付けして、本体を熱伝導テープでチップに固定する作業を行います。リード線がコネクタではなくボードに直付けのため、久々に半田ごてを握りましたが、どうにか失敗せずに終えることが出来ました。
いざ取り付けたものをみて見ると、思ったよりも小ぶりで冷却が不十分にならないか少々気になりました。そこで、グラッフィック関連のベンチマークを30分ほど走らせてからファンの金属部分に触れてみると、ほの温かい位できちんと冷却が働いていると分り一安心しました。
ここのところ、PC、Macともにトラブル続きですが、一つ一つ問題に対処し出来るだけ大切に使っていこうと思っています。
ここ最近、メインPCが不調になっています。しばらく拝むこともなかったブルースクリーンまで発生している状況です。
まずはハードウェアとソフトウェアどちらが原因なのか、切り分ける必要があります。そこで「chkdsk」コマンドを実行して、ファイルシステムを検査しました。HDDに問題があればチェックの完走もままなりませんし、エラーが多く見つかるようであれば、やはりドライブに何らかの問題があると判断できます。ですが、エラーは見つかりませんでした。さらにハードウェア的なテストとして、「memtest86」で10時間ほどメモリチェックを行いましたが、こちらでも問題は発生しませんでした。
こうなると原因はソフトウェア的な問題と考えても、差し支えないと思われます。記憶を辿りながら、最近アップデートやインストールしたアプリケーション(JRE、Skype、iTunesなど)のアンインストールと再インストールを行いました。加えて、2月のMicrosoft Updateで当てたパッチ類も全てアンインストールし、再適用しました。これでシステムが安定するのを祈るばかりです。
兎に角、ハードウェアの問題ではなかったのが、せめてもの救いです。この状態でしばらく様子を窺おうと思います。
オークションで落札したT.Rexのビデオが到着しました。
さっそく、念願のVol.2をチェック。一部Vol.1と重複していたり、中にはソースの画質が悪いものもありました。ですが、人気絶頂期とは一味違う作品が数多く収録され、黄色いスーツに身を包みレスポールをかき鳴らしながら熱唱するマークの姿が印象的でした。今回の落札に当たってVol.1がダブることになりましたが、バックアップが出来たと思ってポジティブに考えたいと思います。
兎に角、もう入手できないものと半ば諦めていたビデオでしたので、このようなチャンスに恵まれて本当にラッキーだったと思います。
いきなりですが、京浜工業地帯をぶらりと歩いてきました。
京急大師線の小島新田駅を起点に千鳥町〜川崎港海底トンネル〜東扇島というルートを辿りました。周辺は経済活動中心の地域で、基本的に生活の場という側面は薄いこともあり、行き交う車は結構飛ばしていますし、時々ケミカルな香りが鼻をくすぐるなど、かなりヒヤヒヤした展開になりました。また、あちこちに大小様々なパイプが這いまわり、貨物線をタンク車を引いたディーゼルカーが通過したりと、何とも興味深い光景が広がっていました。そんなヘヴィな場所で、唯一心和ませてくれたのはちどり公園の野良猫達です。公園の広場で様子をうかがっていると何処からともなく集まってきて、あっという間に囲まれてしまいました。おそらくここと訪れる人から餌を貰っているものと思われます。
しばし猫たちと戯れて、川崎港海底トンネルを東扇島へ。トンネルの歩道はSF映画に出てきそうな感じで、時間とか空間とかそのような感覚が分らなくなりそうでした。東扇島に着くと雨が降り出し、日も暮れて来たこともあり心細い雰囲気に。そそくさと、展望台のある川崎マリエンを目指して歩き出しました。マリエンでは展望台に登り(¥300-有料)夜景に見とれました。
そんなこんなで、普段歩かないような地域をじっくりと見て、充実した時間を過ごすことが出来ました。
昨日、今日とメインのPCにブルースクリーンが発生しています。
重大なシステムエラーが発生した時に、青い画面に白文字でメッセージが表示され操作不能に陥りますが、その状態をブルースクリーンと言います。こうなると自動的に再起動がかかり、保存していなかったデータなどは全て失われます。Windows 9xの頃は目にする機会も結構ありましたが、Windows 2000以降でこの画面が表示されるのは、よっぽどのことだと思われます。以前ブルースクリーンが頻発した時は、ハードウェアの故障が原因でした。問題となった部品(ビデオカード)を交換してからは、特に問題は発生していませんでした。
それがここへ来て、2日連続でブルースクリーンを拝むことになり、少々心配になっています。PCについてここ数日を思い出すと、スカイプのアップデートとMicrosoft Updateを実行したのが大きな変更点でしょうか。これらの作業が原因となっているかどうかは断定できませんが、情報収集を行う必要がありそうです。
古いPC(440BX/Celeron 1.4G)ですので、何が起こってもおかしくありませんが、それなりにメンテはしているつもりです。兎に角、ハードウェアのトラブルでないことを願うばかりです。
T.Rexを初めて聞いたのは高校生の頃でした。一発でそのサウンドに魅せられ、今日までずっとファンを続けています。
そんなT.Rex遭遇期にバイト代をつぎ込んで購入したビデオがありました。「MUSIC BIOGRAPHY MARC BOLAN」という作品で、Vol.1〜2の2本が別売りになっていました。内容はTV出演時の映像が中心になっていて、特にドイツの番組「Musikladen」で「20th Century Boy」を演奏するマークが太っちょで軽いショックを受けたのを思い出します。兎に角、T.Rexについてあれこれ知りたい時期でしたので、動いているマークを見られるというのでとても気に入っていました。
また、学生ということもあり資金も限られていましたので、とりあえずVol.1だけ購入して、Vol.2はいずれ入手しようと思っていました。しかし結局、Vol.2を入手できずに時は流れていったのでした。ことあるごとにVol.2のことを思い出しては悔しい思いをして来ました。それが、先ほど何気なくオークションを覗いていたところ、このビデオのVol.1〜2がセットで出品されているのを発見し、Vol.1がダブろうともお構いなしに、すぐさま入札しました。結果、運良く他の入札者もなくあっさりと落札できました。
これで積年の思いを叶えることが出来ました。テキパキと手続きを済ませて、一刻も早くビデオにお目にかかりたいと思います。
2月のMicrosoft Updateが公開されました。今月は12件となっています。
今回発表されたパッチ
12件と大量リリースになっています。確実に更新作業を行いインストール漏れのないように注意して下さい。それから今回もMS Office関連のパッチが含まれています。特にOffice 2000をご利用の方はOffice Updateを経由してのパッチ適用になりますので、お忘れなきように。
また、お使いのアンチウイルス、アンチスパイウェアなど、セキュリティ関連のユーティリティーについても常に最新の定義ファイルを利用するようにして下さい。せっかくの防御も不完全なものになってしまいます。
約10年に渡って制作が続けられている、Guns N' Rosesのニュー・アルバム「Chinese Democracy」ですが、ついに来月6日、発売になるとの報道が一部にあります。
とは言え「発売日がアナウンスされる→結局、音沙汰なし」のパターンを繰り返して来たこともあり、今回の報道についても半信半疑といったところでしょうか。まるでオオカミ少年の寓話のようなシチュエーションです。アルバムの完成を信じ、すっかり疲れきった心にぴったりな一服の清涼剤(?)とでも言うべきCDを入手しました。ガンズの曲をボサノバ風にカバーした「Bossa n' Roses」で、アルゼンチンのレーベルからリリースされたものです。
ジャケットはかなり刺激的ですが、内容はマッタリとしたボサノバです。個人的には#6「You Could Be Mine」、#10「Welcome To The Jungle」、#11「It's So Easy」あたりが気に入っています。肩肘張って聞くような作品ではなく、お茶でも飲みながらリラックスして聞くのが一番です。宴会の一発芸のようにウケ狙いのネタだと思うとクオリティは決して低くないですし、思いのほか楽しめるのではないかと思います。
それはさておき、一番気になるのはCD盤が薄くレーベル側が透けて見えてしまうことです。質の悪いCD-Rといい勝負のような気がします。どうも嫌な予感がするので、バックアップを用意しようと思います。
ぶらりと立ち寄った靴屋で、ワラビーブーツがお買い得だったので衝動買いしてしまいました。
正確に言うと、Clarksの「ワラビーブーツ」ではなく、HAWKINSの「ワラビーブーツ」タイプになるかと思います。本家は2万円近くするのですが、こちらは7千円弱でした。しかし、そもそもこのブーツのスタイルに惚れ込んで購入したものですので、そのあたりはあまり拘っていません。ずっとスニーカー一辺倒でしたので、そろそろ毛色の違うものが欲しいと思っていたところでした。以前から、チェルシーブーツかワラビーのどちらかと漠然と考えていたので、いいチャンスに恵まれたと思います。
明日はさっそく、このブーツで出掛けるつもりでいます。新しい靴で出かけるのは、いつでも心踊るものがあります。
神奈川県厚木のブルワリー、サンクトガーレンの限定ビール「インペリアルチョコレートスタウト」を味わいました。
売り切れ店続出で、オークションにプレミア価格で出品されているほどの人気のビールなのですが、某所のマルイで用意に入手できました。チョコレートのようなビターなビールと聞いていましたので、夕食はカルボナーラを作ってあわせてみることにしました。
待ちに待った夕食、まずビールを注ぐと漆黒の液体がみるみるうちにグラスを満たしていきます。少々強めのアルコールの香りと麦の香ばしさが食卓に広がりました。そして一口含むと、舌の全体に何ともいえない苦味が駆け巡ります。まさに大人の味といったところでしょうか。チョコレート・スタウトとなっていますが、実際にチョコレートが使われているわけではなく、ホップと麦だけでこのテイストを作っているわけで、ブルワリーの実力の高さを証明していると思います。
残念ながら、すでに入手は難しいようですが、来年もまた漆黒の味の世界を楽しんでみたいと思います。
ちょっとしたミスで流血の惨事(?)を引き起こしてしまいました。
ずっと果物ナイフのような小さい包丁を使っていたのですが、ちょっと手間を掛けた料理をする時などは扱いにくいこともあり、以前からきちんとしたものが欲しいと思っていたところでした。そこで今回手頃な価格の文化包丁を見かけたので、さっそく購入してきました。
惨事はそのあと発生しました。いざ使おうとスポンジで洗っている時に、不注意からスパッと右手の親指を切ってしまいました。一瞬何が何だかわからない感じでしたが、指からの流血を見て「しまった」と思ったときは時すでに遅しの状態。切った場所が悪かったのか止血に手間取りましたが、親指の根本をバンドエイドできつく巻いてどうにか処置できました。
まさか新しい包丁の切れ味を、身を持って知るとは思いもよりませんでした。こんなドジな人間はそうそういるとは思えませんが、このエントリをお読みのみなさまも、くれぐれも刃物の扱いにはご注意ください。
Macに搭載したProFormance3の冷却ファンから異音がするトラブルのつづきです。
昨日はとりあえず、異音の原因だけ突き止めただけで、特に何もしませんでした。これではファンのサイズが分りませんので、カードのチェックを行いました。ファンの大きさは50mm(ヒートシンク含む)で、チップ自体は35mmほどの大きさでした。また、電力を供給するリード線はボードに直接ハンダ付けされていました。
この情報を得るまでに予想外に苦労しました。ファンはビスで固定されているのではなく、セメント状の接着剤で固定されていました。まずはリード線をファン側で余裕を持って切断し、チップとファンの間にマイナスドライバーを入れます。テコの原理を利用して少しずつおっかなびっくり力を掛けていきます。数分ほど格闘して「パチン」という音と共に分離させることが出来ました。一瞬、ハンダごとチップが剥がれてしまったかと焦りましたが、問題ありませんでした。
これで作業は終わりかと思いきや、接着剤の一部がチップ側に残ってボコボコした状態に。これでは熱伝導テープが貼れません。手間は掛かりましたが、カッターナイフでチップをえぐらないように少しずつ削り取り、何とかリカバリーしました。しかし、この作業の副作用とでもいうべきか、チップのマーキングが全て剥げてしまい「Permedia3」の文字が見えなくなる有様。これには参りました。
それでも、ようやくファン交換の下準備が出来ました。35mmの冷却ファンを入手して、一刻も早く、Macを復旧させたいと思います。
Macのスイッチを入れたところ、通常の起動音に混じって「ブブ、ブブブ、ブーン」という異音がするのに気付きました。
重量バランスの悪いCDを高速のCD-ROMドライブで読み込んだ時の音に似ていたので、まずはドライブの不調を疑って調べてみましたが、こちらは問題ないようでした。こうなると筐体、CPU、あるいはビデオカードの冷却ファンが疑わしくなってきます。ノイズの発生源を注意深く調べてみると、どうもPCIスロットの周辺から音が出ている感じでした。
と言うことで、予想通り原因はビデオカードの冷却ファンでした。ベアリングが磨耗してノイズを発していた模様です。以前にもビデオカードの冷却ファンが故障した事があり、その時はチップセット用のファンに手を加えて代替品にすることができました。今回の故障についても、同じ要領で修理しようかと思います。週末にでも、パーツショップで見合ったものを探してこようと思います。
古いMacを使い続けるには様々な苦労がありますが、あちこちと手を掛けてやることで、より愛着が湧いてしまい、なかなか新しいものに乗換えが出来ないのが悩ましいところです。
アップルのスティーブ・ジョブズCEOが自社サイトにおいて、音楽配信のあり方ついて綴った文章「Thoughts on Music」を公開しました。
この中で、現状においてiTMSで販売されている音楽ファイルにDRM(著作権管理)技術が用いられているのは、楽曲の権利を持つレコード会社からの要請によるものと説明し、もしDRMが解読された場合は数週間で問題を修正しないと、レコード会社はすべての曲を引き上げるという契約であることを明らかにしました。その上で、DRMの根本的な問題点として、高度な暗号化を施しても解読用の鍵を使う以上それをどこかへ隠蔽する必要があり、時間に余裕のある「頭のいい人」によって鍵を発見されてしまっては効果がないと指摘し、対策がイタチごっこになるとしています。
このような現状を考察した上で、将来において3つの選択肢があると述べています。
アップルは選択肢3を支持しているわけですが、これにはヨーロッパ各国でiTMSで購入した楽曲がiPod以外のデバイスで再生できないという批判をかわす意味もあると思われます。ジョブズ氏お得意の説得パターンで「我々のFairPlayが悪いのではなく、そもそもDRMを要求するレコード会社に問題がある」と世論を誘導したいのかも知れません。とはいっても、音楽配信最大手のCEOが「DRMは不要」と意見を述べるのはかなりのインパクトがあります。
これを受けて、大手レーベルが「DRMは止めます」と直ちに方針変換するとは思えませんが、文章の公開が音楽配信のあり方について議論を深め、我々ユーザにとってより良いサービスへと進化するきっかけとなるのであれば、歓迎すべきことだと思います。
「Apple」の商標とロゴの使用をめぐって、Macでお馴染みのApple Inc.とビートルズが設立したレコード会社Apple Corps Ltd.が争ってきた問題が和解となりました。
1991年に両者の間で結ばれた契約では、Apple Inc.(当時はApple Compter Inc.)が音楽ビジネスに参入しないのを条件に「Apple」の商標の利用を認めるというものでした。しかし、当時の契約では物理メディア(カセット、CDなど)を通じて楽曲を配布することは禁止していても、デジタルデータによる楽曲の販売を禁止するようには想定されていませんでした。ご存知のように、現在iTMSにおいて販売されているのは楽曲のデジタルデータです。Apple Corps Ltd.はこの点を契約違反だとして訴えを起こしていました。
和解の内容は、今後はApple Inc.が「Apple」に関連する商標やロゴを所有し、Apple Corps Ltd.はライセンスを受けてこれらを使用するというものです。そういえば、iPhoneのお披露目があったMacWorldでビートルズをBGMにしていましたが、それが和解の伏線だったと見るのは、少々穿った見方でしょうか。兎に角、長期の争いに終止符が打たれたことは歓迎すべきだと思います。
さっそくネット上では、ビートルズの楽曲がiTMSで扱かわれるのではないかという噂話が、駆け巡っているようです。もし事実であれば、音楽ファンの長年の夢が実現することになります。こちらについても、ぜひ実現してもらいたいところです。
月曜日、いつも通りの仕事始めとなるはずでしたが、何となくピリッとしない1日でした。
もちろん仕事が手につかないほどではないのですが、この週末のビールに囲まれた夢のような時間を思い出すにつれ、ある種の寂しさのようなものを覚えずにはいられませんでした。これがいわゆる「祭りのあとの淋しさ」なんだと思います。ふとしたキッカケでのめり込んだビールですが、これほどハマるとは正直思っていませんでした。もともとアルコールは強い方ではなかったのですが、いまではすっかりと奥深い世界の虜になっています。その一方で、メタボリックな罠にハマリそうになったこともありましたが。
兎に角、一刻も早く頭を切り替えて、日々の生活を疎かにしないよう心掛けたいと思います。
帰りのバスまで時間がありましたので、蛇松緑道を散歩してきました。
この緑道は旧国鉄蛇松線の廃線跡を緑道として整備したもので、以前初めて歩いた時は終点間際の分岐点を狩野川方面へと進みましたが、今回は魚市場方面を目指すことにします。昨夜はもの凄い風でしたが、今日はうって変わってポカポカのいい天気で、着ているコートが邪魔に感じるほどでした。また、ふと後ろを振り返ってみると遠くには富士山がそびえ立っているのが見え、何ともすがすがしい気分になりました。そんなこんなで、分岐点で右へ。すると、まだ線路がそのまま残っているのを発見しました。これぞまさに、廃線跡の風景そのものです。1974年の廃止から今の今まで、わずかながらも線路が残っているのは、何とも感慨深いものを覚えます。
これで蛇松緑道を全て歩くことが出来ました。機会があれば、自宅から近場の廃線めぐりにも挑戦してみようか、そんな風に思わせる緑道でした。
ついにその日がやって来ました。「ベアードビッグビールウィンターウィークエンド」に参加するために、高速バスで沼津へと出掛けました。
まずは魚市場でキンメなど地魚のにぎり寿司を堪能しました。中でも、太刀魚を初めて食べたのですが、コリコリ歯ごたえのある白身で気に入りました。兎に角、ボリュームもさることながら、価格も良心的でした。気分よく寿司で腹ごしらえをしたあと、いよいよタップルームへと向かいます。魚市場からはほんの数分のところにあります。店に到着し階段を上っていくと、談笑の声が漏れ聞こえてきます。ドアを開けて中に入ると、前回とはまったく違い、ほぼ満員状態となっています。その様子にきょとんとしていると、おかみさん(ベアードさんの奥様)が席を用意してくれました。
それからは、ビール、またビールの夢のような時間を過ごしました。まずは、無農薬のみかんを贅沢に使った「みかんエール」で乾杯しました。ホップの柑橘系の香りと苦味、そしてみかんの香りと酸味が複雑に混ざり合いながらも、すっきりとした味わいのビールでした。この日のために用意された限定ビールは全て味わうことが出来ましたが、特に印象深かったのが「ダークスカイ インペリアルスタウト」です。口にするとまずホップの香りが広がり、それが消えたあとスタウト特有の香ばしさがやってくる、豊かな味わいでした。また、気になっていたビールとチーズの相性も抜群でした。チーズを食べてからビールを口に含むと何とも心地よい甘味が感じられたりして、これからストロングエールを飲むときは、お供にチーズは欠かせないものだと思いました。このような体験が出来るのもこのようなイベントのおかげです。
ビール断ちした甲斐もあって、本当に心からビールを楽しむことが出来ました。これからも、どんどんイベントに参加していきたいと思います。
ビール断ちしながら心待ちにしていた「にがにが祭り(かってに命名)」こと「第2回ベアードビッグビールウィンターウィークエンド」が、沼津のブルワリー「ベアード・ビール」で明日から開催されます。
このイベントは、同社の直営パブ「フィッシュマーケットタップルーム」において、限定醸造のストロングエールが提供されるというものです。以下がそのリストです。
どのビールもアルコール度が高めで、しっかりとした味わいを持っています。こうなると、つまみの選択が難しいところですが、特別に厳選したチーズが用意されるとのことです。ビールとチーズの組み合わせで、どのような味わいが生まれるのか今から楽しみになって来ます。
兎に角、飲み過ぎて無様なことにならないように、体調を整える意味でも早めに休んで、来るべき祭りに備えようと思います。
ここ数日の暖かさは、春がやって来たと勘違いしてしまうほどです。いつも着ているダッフルコートはタンスに押し込めて、代わりにハーフコートがその役目を果たしています。
よくよく考えてみると、この冬、霜柱を見かけたことがありませんし、雪が降ったという記憶もありません。暖冬の影響は様々なかたちで私の住んでいる東京のみならず、日本各地に現れているようです。例えば、ワカサギ釣りで有名な群馬県の榛名湖では、氷が十分に張らないため氷上穴釣りが中止に追い込まれたりと、各地の月間平均気温の記録が更新される状況になっています。
例年ですとシベリアの寒気が日本を覆い、一方で太平洋高気圧は日本列島から遠ざかるのですが、現状では日本列島に近いところにあるそうです。したがって、必然的に気温は上がることになります。この原因の一つと考えられているのがエルニーニョ現象です。簡単に説明すると、赤道から南米にかけての海域で海面の水温が上昇し、それが一年ほど続くことを言います。詳しいメカニズムは分っていませんが、この異常気象が暖冬を生じさせる鍵を握っているようです。
兎に角、気候は我々の生活に多大なる影響を及ぼすものです。経済活動については言うまでもありませんが、個々の体調管理にも、インフルエンザ、ノロウイルスの流行などのリスクに対して、十分に気を使いたいところです。