毎年夏休みの終わり頃に、必ずといっていいほど秋葉原に足を運んでいます。
今日はサウンドカードを入手するのが目的です。というのも、それまで使っていた「SoundBlaster Live!」がどうも調子が悪く、不規則にブルースクリーン表示される状態に陥ってしまいました。このままではうかうか使っていられませんので、思い切って新調することにしました。
久しぶりの秋葉原ということで、いつものコースより少々広げてあちこち見回りつつ、出来るだけ手頃な値段のものを探しました。予定では玄人志向あたりの製品を狙っていたのですが、運良く途中で寄った中古パーツ店で掘出し物を見つけました。「AUDIOTRAK Prodigy 192」(¥2,480)です。
それから掘出し物を手に意気揚揚と帰宅し、さっそくセットアップしてみました。ドライバの設定で少々もたつきましたが、どうにか作業完了。その結果、素人の耳でもはっきりと音質が変わったのがわかりました。何と言うか、音のきめが細かくなったような印象です。
肝心の安定性ですが、今のところブルーバックは発生していません。このままの調子で、トラブルが発生しないことを祈るばかりです。
この夏最大のイベント(個人的に)も終わり、何もせずに軽い虚脱状態になっていました。
午前中からだらだらと昼寝モードでしたが、テレビでクリント・イーストウッドの「マンハッタン無宿」が始まるとしばしそれを鑑賞しました。1960年代後半のニューヨークを舞台にアリゾナからやってきた保安官補が、慣れない都会で犯人を追い詰める刑事ドラマで、のちの「ダーティー・ハリー」シリーズの原型とも言える作品です。ニューヨークの刑事と反目して、それならばと単独で捜査を始めて様々な困難に直面するという、よくあるストーリーではありますが、アリゾナのカウボーイの視点から描いた、大都市の冷たさや欺瞞などを淡々と描いていくあたりが見どころだと思います。
若きクリント・イーストウッドの魅力が十分描かれていて、できればもう一度きちんと見ておきたいと思う作品でした。
ベアードビールを訪ねるにあたっていろいろと調べているうちに、かつて沼津港と沼津駅を結んでいた沼津港貨物線(蛇松線)の跡地が蛇松緑道として整備されていることを知りました。
帰りまで少々時間がありましたので、この蛇松緑道を辿りながら沼津の街をぶらりと歩いてみることにしました。駅前ロータリーを港の方向へ進み1つ目の交差点を右折します。そこから、右手に大きな運送会社の建物が見えるまで進むとそこが緑道の入口になります。
緑道は地域ごとに各町内会の方々によって手入れが行われ、とても大切にされているようでした。照りつける太陽のなか、東京では珍しいクマゼミの「シャ、シャ、シャ、シャ」という鳴き声を聞きながら終点を目指しました。終点近くに広場があり、狩野川方面と魚市場方面への分岐となっています。今回は狩野川の終点を目指して歩きました。
そこからほどなく終点へと辿り着きました。そこには木々に囲まれて車輪のモニュメントと腕木式信号機が佇んでいました。廃線探訪は初めてでしたが、ひっそり残っているレールをみつけて昔を想像したりと、好奇心がくすぐられる気がしました。いずれもう一方の分岐へも足を運んでみたいと思っています。
念願叶って、ベアードビール直営の「フィッシュマーケット タップルーム」を訪れることが出来ました。個人的にはこの夏、最高のイベントに位置付けられるもので、この日を待ちわびていました。
まずは魚河岸の料理屋で腹ごしらえ。まぐろのすき身丼をいただきました。普段スーパーで見かける中落ちのパックとは全く違う、しっかりした身の味わいを堪能することが出来ました。
魚市場から歩くこと数分。沼津港のバス停の目の前にお目当ての「フィッシュマーケット タップルーム」があります。階段を上がって2階、そこがタップルームです。オーダーはキャッシュ・オン・デリバリーになっていて、レジで会計を済ませてからビールやつまみを受け取ります。
記念すべき1杯目は、新しくレギュラービールに加わった「ウィートキングエール」です。定番の中では、一番軽いビールとなっています。小麦のさっぱりした感じと、ベアードビールの柑橘系の香りがソフトな感じに仕上がっていました。それから、一番のお気に入り「帝国IPA」へ。いつもは瓶を買っているのですが、こちらで飲んだものは、柑橘系の清々しい香りと後からやってくる苦味に加えて、ほのかな甘味を感じました。これこそ、産直の醍醐味なのかも知れません。
その後も飲み続け、限定醸造の「ジョイ デ ビブラ ケイジャンライスエール」をはじめとして、すべての定番ビールを制覇することができました。お店の雰囲気もとてもよく、出来ることなら毎日通い詰めたいものだと真剣に思いました。
お土産にお店でも使われているオリジナルのパイントグラスを購入しようと思っていたのですが、残念ながら品切れで入手できませんでした。これが唯一の心残りです。またいずれ、機会を作って訪れてみたいと思います。
昼は小籠包、夜は餃子と珍しく中華三昧となりました。
小籠包は鼎泰豊(ディン・タイ・フォン)でいただきました。昼頃はいつも行列が出来ているのですが、少々遅めの時間でしたので並ぶこともなくあっさりと入店できました。小籠包はなんと言っても、熱々のスープが命です。ですが、出されたものは食べる凶器のようななんとも我慢できないほどの熱々の感じではありませんでした。それが少々心残りでした。
そのフラストレーションが影響したのか、夜は餃子を作ることにしました。普段は料理にあまり時間をかけることもできないのですが、じっくりと取り組んでみました。ちょっとばかり濃いめの味付けになってしまいましたが、それが御飯のおかずとしてはなかなかの出来だったと思います。
明日はいよいよ、「ベアード・ビール」直営の「フィッシュマーケットタップルーム」を訪れることになっています。そろそろ休んで、明日に備えようかと思います。
早いもので花火大会から1週間が経ちました。
先週のジリジリと照りつけるよ快晴とはうって変わって、どんより曇ったはっきりしない天気の一日でした。振り返ってみると、この1週間は大体このような天気だったように思います。そう言えば、夜中まで喧しく鳴いていた蝉の声が、いつの間にやら影を潜め、かわりに秋の虫の声がどこからともなく聞こえるようになって来ました。
それもそのはず、もう8月も終わろうとしています。今年は梅雨が長引いたためか、どうもカラっと晴れた真夏日が少なかったような印象があります。そうこうしているうちに、秋はそこまでやって来ているようです。
今月提供されたパッチ「MS06-042」の修正版「MS06-042(V2)」がリリースされました。
先に公開されたパッチは、SP2以前のWindows XPとWindows 2000 SP4の両環境においてInternet Explorer SP1が予期せず終了する問題があったため、パッチの修正版のリリースがアナウンスされていました。予定では22日に公開されることになっていたのですが、配布の過程で問題が発見され、その対応に時間が掛かっていたようです。
ということで、V2版のパッチは予期しない終了の修正と、そのクラッシュを悪用した攻撃への対応が含まれています。該当する環境の方は、出来るだけ早くMicrosoft Updateを実行してパッチを更新して下さい。
朝から勤め先のMacが不調で弱りました。起動の途中でハングアップして、デスクトップを拝めない状況でした。
最近は目立ったトラブルもなく安定していましたので、珍しいこともあると思いながらも起動させるべく手を尽くしました。PRAMのクリアなどお約束の手順を繰り返しているうちに、何とか起動出来るようになりました。これでOKと思ったのも束の間、そのまま使いつづけていると、やはり不規則にハングアップが起こりました。
まずはメモリの不良を疑って、メモリのテストを行いましたが、結果はシロでした。100回のリード・ライトも問題ありませんでした。ということは、HDDが怪しくなってきます。現在Macには2台のHDDが内蔵されているのですが、予備システムをインストールした2台目のHDDからブートして様子を見ることにしました。やはり予想通り、予備システムは安定しています。ということで、1台目のHDDの不調が原因だと判明しました。こうなれば、救えるうちに重要なファイルをバックアップする必要があります。
そこで、早速作業を開始しました。途中ハングアップをくらう度に肝を冷やしましたが、どうにかこうにか必要なファイルは全て救出することが出来ました。まさに、不幸中の幸いです。また、記録を調べてみましたが、このハードディスクは2000年の12月に交換されたものとわかりました。それを考えると、持った方ではないかと思います。
兎に角、全てを失う前に予兆があったことは、ラッキーだったと思います。交換作業は明日に行う予定です。
某駅で見慣れない列車を見かけました。全車グリーン車で、団体用の特別車のようでした。
周りの人も気になるのか、しきりに中を覗いていました。それもそのはず、普通の座席は一切なく、座椅子と畳敷きのお座敷列車という珍しいものでした。よく見てみるとゆったりとした雰囲気の車内と対照的に、係員が乗客を迎えるため忙しそうに準備をしていました。ちょっと気になったのでこの列車について調べてみたところ、ジョイフルトレインの「宴」という車両で、主に臨時列車として使われるものだそうです。
「宴」に乗ってビール片手にダラダラ寝ころびながら温泉にでも出掛けたら、さぞかし楽しいだろうなと、妄想が広がっていきます。ようやく来週から夏休みになります。お座敷列車は無理ですが、充実した時間が過ごせればと思っています。
Mac版「Eudora 5.0J」でアカウント毎にサーバーのポートを設定するための作業メモです。
Mac版「Eudora 5.0J」は複数アカウント(パーソナリティー)に対応していますが、何故かサーバーのポート設定は共通になっています。したがって「A」と「B」のアカウントがあったとして、アカウント「A」のpopサーバーのポートを「1100」に変更すると、アカウント「B」のポート設定も変更されてしまう中途半端な仕様になっています。これでは、使いにくくて仕方がありませんので、どうにか出来ないものかと調べてみました。
すると、メーカーのサポートページで設定ファイルを複数用意することで、個別のポート設定が可能になる旨の文書を見つけることが出来ました。古い「Eudora」では、複数の設定ファイルを切り替えて擬似的に複数アカウントに対応させるテクニックがありましたが、その方法を使う模様です。これではせっかくの「1つの設定ファイルで複数アカウント」が意味をなさなくなるのが、残念なところではあります。
以下がその手順です(roxio.jpより転載)
Eudoraでは、アカウントごとにEudoraのデータフォルダ「Eudora Folder」を複数作成し、設定ファイル、受信ボックス等を分けて用意することで、メールなどのデータを個別の設定として使用できます。設定は下記の手順で行ってください。
※個別の設定を作成する際にシリアルナンバーと製品アクセスキーの入力が必要になります。シリアルナンバーと製品アクセスキーを準備して設定を行ってください。
- Eudoraを終了します。
- 任意の場所に、任意の名称で「新規のフォルダ」を作成してください。
- 「Eudora Folder」内にある「Eudora Settings」ファイルを、デスクトップなど「Eudora Folder」以外の場所に移動してください。
※「Eudora Folder」は、それぞれ下記の場所にあります。
- OS9
- 「Macintosh HD」>「書類」(あるいは「システムフォルダ」)>「Eudora Folder」
- OSX
- 「Macintosh HD」>「ユーザ」>「お客様の設定していただいたお名前」>「書類(Documents)」>「Eudora Folder」
- Eudoraを起動します。「Eudora Folder」内に、新規の設定ファイル「Eudora Settings」が作成されますので、そのままEudoraを終了してください。
- 新しく作られた「Eudora Settings」を 、「2」で作成した「新規のフォルダ」に移動してください。
- 「3」で移動した「Eudora Settings」ファイルを、再度、元の「Eudora Folder」内に戻してください。
- 「5」で「新規フォルダ」に移動した、新しい「Eudora Settings」をダブルクリックしてください。その設定ファイルからEudoraが起動します。
※起動時に「Eudora Folder」(データフォルダ)に「変換」を選択してください。
- シリアルナンバーと製品アクセスキーや基本設定等を入力してください。
- 新しい「設定」から立ち上げる場合、常に「Eudora Settings」ファイルをダブルクリックして、Eudoraを起動してください。
※エイリアスをデスクトップに作成することをお奨めします。
こうして必要なアカウントの数だけ作業を繰り返し、サーバーやポートの設定などを行います。メーラーを乗り換える以外はこの方法しかないのが、少々つらいところです。なお、準備として「Eudora」を終了させるのと「Eudora Folder」のバックアップを必ず行い、くれぐれも慎重な作業をお願いします。
E・クラプトンの3年ぶり17回目の来日公演が発表されました。
前回の日本公演が最後と言う噂がありとても残念に思っていたのですが、そこから方針転換があったのか今回の発表になった模様です。学生の頃、2日連続で武道館へ行ったことを思い出します。ちょうど「Unplugged」がリリースされた時期で、アコースティックでブルースを中心に演奏する前半と、エレキ弾きまくりのヒット曲メドレーな後半の2部構成でした。一方、今回の公演はメンバーを一新し、トリプル・ギター編成になるとのことです。
スケジュールは次の通りです
- 大阪城ホール
- 11月11日(土) 開演18:00
11月12日(日) 開演17:00
11月14日(火)・15日(水) 開演19:00
料金:S席 9,450円、A席 8,400円(全席指定/税込)
問合せ先:ウドー大阪音楽事務所(06-6341-4506)- 日本武道館
- 11月20日(月)・21日(火) 開演19:00
11月23日(木・祝) 開演17:00
11月24日(金)・29日(水)・30日(木)・12月5日(火)・6日(水) 開演19:00
料金:S席 9,450円、A席 8,400円(全席指定/税込)
問合せ先:ウドー音楽事務所(03-3402-5999)- さいたまスーパーアリーナ
- 12月2日(土) 開演17:00
料金:S席 9,450円、A席 8,400円(全席指定/税込)
問合せ先:ウドー音楽事務所(03-3402-5999)
個人的にはスケジュールと言うよりも、チケットを買うための軍資金が少々厳しいところです。それでも、何とかしてもう一度武道館に足を運びたいと思っています。
昨日はしゃぎ過ぎたためか、目が覚めたのは昼頃でした。
それから遅い朝食というか昼食をとってから、いつもの日曜日と同じようにボーッとテレビを眺めていました。折りしも高校野球の決勝戦「駒大苫小牧 対 早稲田実業」が始まりました。ゲームは決勝戦にふさわしい投手戦となり、お互い譲らず延長15回「1-1」の引き分けとなりました。ということで、決着は明日1時からの再試合まで持越しとなりました。炎天下で全身全霊を賭けて白球を追う球児と、クーラーの効いた部屋でボーッとテレビを眺める自分を比べてしまい、このままでいいのだろうかという思いが過ぎったのは言うまでもありません。
兎に角、明日からの一週間、自分のなすべきことを一生懸命頑張っていこうかと思います。
日中は太陽がジリジリと降注ぎ、気絶しそうなくらいのピーカンとなりました。
花火が始まるのは7時からにも関わらず、4時頃には会場に到着していました。開始までどうやって時間を潰すかと言えば、それはもう飲むしかありません。この日のために用意したビールはアンカーブルーイング「リバティーエール」とヤングス・ブルワリー「スペシャル・ロンドン・エール」で、それぞれアメリカとイギリスのビールです。
それから数時間、ビールが空になりつまみも尽きてきた頃、ようやく花火が始まりました。渦巻きやスマイルなどの変り種をはじめとする多種多様な花火が登場し、すっかりと「川崎=地味」というイメージはなりを潜めたように思います。特にクライマックスの「花火リュージョン」は息をもつかせないほどの連発でフィナーレを盛り上げ、本当にすばらしいものでした。
なお、会場で来年から世田谷区の花火が復活する旨、発表がありました。次回は川崎市と世田谷区が競い合い、今までにない盛り上がりになることを期待しています。
明日もこのまま良い天気が続くようであれば、「川崎市制記念多摩川花火大会」が二子玉川で開催されます。
以前は世田谷区主催の花火大会が世田谷側で同時開催され、二子橋を挟んで両岸で花火の打ち上げが繰り広げられ、どちらを見たらいいのか悩むようなこともありましたが、世田谷の花火に関してはここ数年は中止となったままです。
そこで奮起(?)したのが川崎市です。以前は派手さの面では少々押され気味だったのですが、単独開催となってからはそれを払拭するかのような素晴らしい花火大会となっています。公式ページによると「2007年川崎で開催されるアメリカンフットボールワールドカップをテーマに光と音の饗宴「花火リュージョン」が展開されます。」とのことで、今年も気合いが入っているのは間違いなさそうです。
天気予報を見てみましたが、天気は心配なさそうです。ただ残念ながらベアード・ビールは自粛中ですので、それ以外のお気に入りビールを携えて出掛けようかと思っています。
iPodの曲を入れ替えてから、どうも挙動がおかしくなってしまいました。
リストの上から5曲ほどが再生されず、またそれらの曲を選択するとiPodがフリーズしてしまうやっかいなものです。iPod側でリセットしても状況は変わりませんでしたので、工場出荷時の状況にリストアすることにしました。
リストアにはiPodアップデータを使います。恐ろしいことに1回目は途中でエラーが発生し失敗してしまいました。これでiPodがオシャカになったかと肝を冷やしましたが、PCを再起動しもう一度チャレンジしたところ、今度は問題なく完了しました。それからいつものようにiPodへ曲を追加してチェックしたのですが、やはりフリーズしてしまいました。
そこで、試しに昨日追加したばかりの曲を外してからチェックしたところ、おかしな挙動はみられませんでした。結局、そのファイルに問題があったようです。原因がわかりましたので、それらの曲をもう一度CDから落とし直してiPodへコピーしたところ、今度は同じ曲でも問題は発生しませんでした。
リストアに失敗した時はどうなることかと思いましたが、どうにか問題が解決してほっとしています。
W-ZERO3シリーズやnicoをはじめとするW-SIM端末は、その多彩さでWXシリーズを凌いでWILLCOMの端末ラインナップの主流になりそうな勢いがあります。
そのラインナップにまた一つ個性的な端末が、加わることになりました。アサヒビールのキャンペーンで賞品として登場した「スーパーワンセグTV Watch」で、カラーはシルバー(3000台)、白(1000台)、赤(1000台)の合計5000台が用意されるそうです。腕時計とワンセグTV機能のほかに、WILLCOMと契約することで通話やメール、さらにWEBブラウジングまで可能になります。またmemn0ck.comの情報によれば、端末はNEC製(NECインフロンティア?)の模様です。
WILLCOMがW-SIM端末のメリットとしていた小ロット製造、企業のノベルティ向けといったコンセプトを実現したなかなか面白い端末だと思います。通話だけでなくメーラーやWEBブラウザを搭載してくるあたりは、ありふれたのベルティグッズではないとの意気込みが感じられます。個人的には腕時計型という点がキワモノの雰囲気を醸し出してるような気もしますが、コンセプトモデルのようなものでも製品化してしまうところに感心してしまいました。
WXシリーズの新機種の情報に関しては全く音沙汰がありませんが、その間の話題はW-SIM端末が提供してくれそうです。これからどんな奇抜な端末が登場するか、楽しみになってきました。
CHASEのCDをどうにかして聴きやすい音にするために、試行錯誤を続けて来ました。一時は謝った情報を公開してしまいましたが、ようやくまともなデコード方法をご紹介できるようになりました。
必要なソフトウェア
QuadrophonicsはVSTプラグインとなっており単体では利用できませんので、ホスト・アプリケーションが必要になります。その役目は、マルチトラックレコーディングソフトの「REAPER」が担います。それから、オーディオドライバの「ASIO4ALL」を利用することで高品質な変換を行えるようにします。ちなみに、これらのソフトウェアは全てフリーとなっています。有用なアプリケーションを無償で公開してくださった開発者の方々に、この場を借りてお礼申し上げます。
作業環境の構築
なお、「Input range」と「Output range」の表示は、お使いのサウンドカードによって異なります
【注意】「Save full VST plug-in state if supported (recommended)」のチェックは必ず外してください
デコードの手順
■ FLトラック 入力元([2 Ins]ボタン) Input #1 → * Recieve from track channel 1 Recieve from track channel 2 Input #2 → Recieve from track channel 1 * Recieve from track channel 2 出力先([4 Outs]ボタン) Output #1 → * Send to track channel 1 * Send to track channel 2 Output #2 → Send to track channel 1 Send to track channel 2 Output #3 → Send to track channel 1 Send to track channel 2 Output #4 → Send to track channel 1 Send to track channel 2 ■ FRトラック 入力元([2 Ins]ボタン) Input #1 → * Recieve from track channel 1 Recieve from track channel 2 Input #2 → Recieve from track channel 1 * Recieve from track channel 2 出力先([4 Outs]ボタン) Output #1 → Send to track channel 1 Send to track channel 2 Output #2 → * Send to track channel 1 * Send to track channel 2 Output #3 → Send to track channel 1 Send to track channel 2 Output #4 → Send to track channel 1 Send to track channel 2 ■ SLトラック 入力元([2 Ins]ボタン) Input #1 → * Recieve from track channel 1 Recieve from track channel 2 Input #2 → Recieve from track channel 1 * Recieve from track channel 2 出力先([4 Outs]ボタン) Output #1 → Send to track channel 1 Send to track channel 2 Output #2 → Send to track channel 1 Send to track channel 2 Output #3 → * Send to track channel 1 * Send to track channel 2 Output #4 → Send to track channel 1 Send to track channel 2 ■ SRトラック 入力元([2 Ins]ボタン) Input #1 → * Recieve from track channel 1 Recieve from track channel 2 Input #2 → Recieve from track channel 1 * Recieve from track channel 2 出力先([4 Outs]ボタン) Output #1 → Send to track channel 1 Send to track channel 2 Output #2 → Send to track channel 1 Send to track channel 2 Output #3 → Send to track channel 1 Send to track channel 2 Output #4 → * Send to track channel 1 * Send to track channel 2
かなり苦労しましたが、どうにかこうにか4chステレオをデコードすることが出来ました。このあと、書出されたファイルをAC3フォーマットなどに変換するわけですが、そちらの手順に関しては別エントリでご紹介出来ればと思っています。
なお、内容については実験を重ねた結果のものですが、知識不足などが原因の誤りが潜んでいる可能性があります。その点につきましては、ご指摘いただけると助かります。
ようやく解決への糸口が見えてきた4chステレオ(SQ方式)のデコードですが、そのものズバリのSQ/QS方式のデコード/エンコードが可能なVSTプラグインを発見しました。
VSTプラグインは音楽関連ソフトウェアを開発しているドイツのスタインバーグ社が提唱する機能追加プログラムの規格のことで、これに対応したアプリケーションはプラグインをインストールすることで、さまざまな機能を追加することが出来ます。
この4chステレオのプラグインはChristian-W. Budde氏が開発した「Quadrophonics」というものです。プラグインは機能追加のためのプログラムですので、これを利用するにはVSTに対応したホストアプリケーションが必要になります。スタインバーグ社の製品は間違いなく利用できますが、コストの面で導入は厳しいところがあります。
ということで、プラグインを利用するためのホストアプリケーション探しからはじめようかと思っています。
休みなのをいいことに、ボーッとテレビを眺めていました。
そんな中、昼頃に流れたPVに目を奪われました。どこかの荒野(DEVIL'S PUNCHBOWLと言う場所らしい)で、バンドが録音を行うものでした。オープンリール・デッキやスタック・アンプが彼らの周りを囲んでいます。そして、ボーカルがサンバーストのビグスビー付きのSGを鳴らし始めます。その様子はどこか映画版「ジーザス・クライスト・スーパースター」を思い出させるものです。
映像といい楽曲といい、どこか1970年代の香りをプンプンとさせていて、一発で気に入ってしまいました。テロップからWOLFMOTHERというバンドの「Mind's Eye」のPVだとわかったので、さっそくCDショップへ出掛けるにしました。ちなみに、バンドはアンドリュー・ストックデイル(Vo & G)、クリス・ロス(Key & B)マイルズ・ヘスケット(Ds)からなる3人で、オーストラリア出身です。
購入したのは「WOLFMOTHER」というデビューアルバムです。全曲を通して一切のエフェクトを使用していないアンプ直結を思わせるストレートな音で溢れていました。「Mind's Eye」以外にも「Woman」や「Joker & The Thief」などは、ゴリゴリとリフで押しまくる、まさにハードロックの王道とも言っていい作品に仕上がっています。
AC/DCは言うまでもなく、JETをはじめとするオーストラリアのロックシーン恐るべしと言った感じでしょうか。ただ単にボーッとテレビを眺めているだけで、このようなイカしたバンドに出会うことが出来てラッキーな1日でした。
落雷とスコールのような激しい雨が降ったりと、散々な一日でした。
せめて夜ぐらいはビールでも飲みながら、ゆっくりと過ごしたいものです。ここ数ヶ月、ヨーロッパ各地や日本の地ビールにハマリ、様々な種類に挑戦してきました。なかでも、日本の沼津の地ビール「ベアード・ビール」が一番のお気に入りになりました。柑橘系の香りと独特の苦味は、今までに飲んだどのビールとも違う全く新しい味わいを教えてくれるものでした。そこまで気に入っている「ベアード・ビール」ですが、しばらくは控えようかと思っています。
というのも、夏休みに沼津にある「ベアード・ビール」直営の「フィッシュマーケットタップルーム」を訪れようかと思っているためです。今から我慢して、直営のパブで樽ビールをより一層美味しく頂くための準備をしておこうかと企んでいます。これにはなかなかの精神力が要求されますが、しばらくこの修行(?)に身をおきたいと思います。
兎に角、その日がやってくるまで、ストイックな毎日を送りたいと思っています。
連日、試行錯誤を続けている4chステレオのデコードですが、ようやく後部スピーカー用チャンネル分離についての解説を見つけました。
QuadraphonicQuad Forumsの「PC Based SQ DECODING - ALMOST DONE!」スレッドから、2005年3月14日 imploder氏の発言から引用します。
…略…
This means, that two new files are needed to be mixed together:
File1: Rt +90phase, Lt -90phase, -3db reduced
File2: Lt original , Rt -180phase, -3db reduced,then channel swapped
If this two files are mixed together the real back "nologic" channels come out!…略…
チャンネルを入れ替えたり、位相をシフトさせた2種類のファイルをミックスすることで、後部の2chが取り出せるようです。これで手段が判明したので、どのようなアプリケーションを使って作業を行うかが問題になってきます。出来ればフリーウェアで実現できれば言うことなしです。
これでようやく、デコードへの道筋が見えてきたように思います。今度こそ正確な情報をご紹介出来ればと思っています。
ようやく4chステレオのデコードに目途がついたかと思っていたのですが、なかなか上手くいきません。
ソフトウェア・モジュラー・シンセの「Bidule」で作成された、4chステレオ・デコーダー(SQ方式)を見つけたまでは良かったのですが、肝心のシステムである「Bidule」がどうしても思い通りに動きません。どうもサウンドカードが要求するスペックを満たしていないような感じです。
ちなみに、使っているサウンドカードは「SoundBlaster Live!」です。それでも、どうにか出来ないものかと調べてみたところ、サードパーティによるチューニングされたドライバが開発されているのを知りました。「kX Audio Driver」というもので、EMU10K1およびEMU10K2チップを搭載したSoundBlaster向けのドライバです。
さっそく純正ドライバをアンインストールして、使ってみることにしました。パワーユーザー向けということもあり、ミキサーなどの設定項目が多く少々面倒な印象もありますが、これは仕方がないところです。さっそく本題の「Bidule」を起動し、試してみましたが相変わらず上手く動作しませんでした。
全ての問題が解決するまでだいぶ時間が掛かりそうですが、兎に角じっくりと取り組んでいこうと思います。
8月のMicrosoft Updateが公開されました。今月は12件となっています。
今回発表されたパッチ
12件ものパッチが公開されました。なかにはMS-Office向けが2件含まれています。特にOffice 2000のユーザーの方はMicrosoft Updateではofficeのパッチがインストールされませんので、必ずOffice Updateを実行して下さい。
業務ユーザーの方は、夏の休暇で長期にわたってPCから離れることもあるかと思います。そうすると、パッチのインストールが疎かになる可能性もありますので、十分にご注意下さい。
まずは、4chステレオのデコードのエントリで、ご迷惑をおかけしたことを重ねてお詫びします。
先ほどから、Plogue Art et Technologie社のソフトウェア・モジュラー・シンセの「Plogue Bidule」をいじっています。4chステレオのデコードについて調べていくうちに、このソフトを知りました。来月の半ばまで利用可能のデモ版です。このシステムで4chデコーダを作った方がおり、そのファイルを実行するためにダウンロードしてみました。
しかし、サウンドカードが実行環境を満たしていないのか、WAVファイルを入力しても反応がありません。ユーザー・フォーラムを調べてみてはいるものこれといった解決策が見つかっていません。音楽系のソフトはあまり馴染みないので、どこか設定が間違っている可能性がありそうです。
残念ながら今日はもう時間がありませんので、この続きは明日にしようかと思います。
4chで録音されたCHASEのCDを、もう少し聞きやすく出来ないものかと試行錯誤した結果をまとめておきたいと思います。
このやり方ではSQ方式の4chステレオをデコードできないことが分かりました。音質に変化があったのは間違いないのですが、単に4つのスピーカーから音が出ているだけの模様です。同じ方法を試した方のコメントがありました。
詳細は「 SQ decoding in Windows Media Player(quadraphonicquad.com)」をご覧下さい。
誤った情報を紹介して申し訳ありませんでした。お詫び申し上げます。
自戒の意味を込めて、内容は残しておきたいと思います。ただし、このやり方ではデコードできないので、注意して下さい。
デコードに必要なアプリケーション
今回は4つのスピーカーで再生する方法、そして、出力をWAV形式のファイルに落とす方法について取り上げたいと思います。
【4chステレオをデコードして聴く】
【4chステレオをデコードしてWAVファイルに落とす】
>channelx.exe chase_01_4ch.wav 1 2 3 4
大雑把な説明になってしまいましたが、基本的な作業はこのような流れにになります。CHASEのファーストアルバムの2chマスターテープは失われたとの話もありますので、音質が気になる方はオリジナルのミックスダウンを施してみてはいかがでしょうか。
某所のマルイが改装前のセールを開催しており、そこで見つけてきたランニングシューズです。
New Balanceは履きやすさで気に入っているブランドなのですが、いかにもランニングシューズといったおとなしいデザインのものが多いような気がします。ですが、今回のこのシューズはカモフラージュ柄で、少々やんちゃな印象を受けました。とはいっても全面に柄が出ていないのが、またいいところではないかと思います。
久々に靴を買いましたが、納得のいくものが入手できて幸運でした。これから、大切に履いていこうと思います。
去年お世話になった、新百合ヶ丘の「幸亀園」でブルーベリー狩りをして来ました。
去年は7月の終わり頃に訪れたのですが、その時の話では8月上旬がピークと教えてもらいました。ですので、今回は8月に入ってからにしたのですが、梅雨の日照不足で去年以上に育ちが悪く、まだ濃いブルーになっていない実があちこちに見られました。それでも、梅雨が明けてからは太陽がこれでもかと照りつける毎日ですので、これから次第に熟してゆくのではないかと思います。
そんなこんなで、熟した実を見つけるのが以外に大変でしたが、どうにかカップを一杯にすることが出来ました。持ち帰ったブルベリーはさっそくジャムにしました。肝心の味は言うことなしで、ジャムをヨーグルトにかけて新鮮な味わいを堪能することが出来ました。
以下にその内容を残しておきますが、「ac3filter」でのデコードはできませんので、ご注意下さい。
以前、CHASEのCDを購入したのですが、音源が4chのマスターを利用しているために、少々違和感のある音質なのが気になっていました。
そこでどうにかして、もう少し聴きやすく出来ないものかと調べてみたところ、ヒントが見つかりました。このCDの4chはSQ方式 4チャンネル・ステレオなのですが、これはドルビー・サラウンドとほとんど同じ技術だそうで、ドルビー・サラウンドをデコードできるソフトウェアを使えば各チャンネルを再生できることがわかりました。
そこで、ドルビー・サラウンドをデコードできる「ac3filter」を利用することにしました。方法としては、CDから楽曲をWAVE形式でリッピングして、「ac3filter」と連携できるサウンドプレイヤーで再生します。プレイヤーはシンプルで多機能な「Media Player Classic」を選ぶことにしました。
「Media Player Classic」から「ac3filter」を経由してサウンドを出力するように設定し、「ac3filter」で位相に関する設定を行います。この設定についは後日詳細にご紹介できればと思います。結果ですが、劇的に改善したとまでは行きませんが、埋もれがちだったボーカルがだいぶ聴きやすくなりました。
設定の詳細やフィルタをかけた音をファイルに保存する方法などについては、後日別エントリにて詳しく取り上げたいと思っています。
Mozilla Foundationにより開発されているwebブラウザ「Firefox」のマイナーアップデート、Ver.1.5.0.6がリリースされました。
アップデートの内容
先日Ver.1.5.0.5が公開されたばかりですが、そのあとすぐにこの不具合が発見された模様です。今回はセキュリティに関連する修正ではありませんが、Windows Mediaの再生に不具合がある方はもちろん、全てのFirefoxユーザに対してアップデートが推奨されています。
なお、アップデートに際しては、個人用データのバックアップを必ず行うことをお勧めします。
学生の頃はミニコンポで音楽を聴くのが当たり前でしたが、今ではその役目はPCが担っています。Fittle+SoundBlaster Live! 5.1+中古のアクティブ・スピーカーが現在の環境です。
ミニコンポはよくある話だと思いますが、高校入学のお祝いとして買ってもらいました。当時は各社からミニコンポが発売されていて、KENWOOD「ROXY」やPioneer「Private」、SONY「Liberty」など、どれにしようかカタログを集めて悩んだ記憶があります。結局、中森明菜がCMをやっていたPioneer「Private A5」に決めました。コンポが届く当日は、友達も置き去りのまま猛ダッシュで帰宅しました。やっとの事で家に滑り込むと、すでに大きな段ボールが部屋に置かれていました。それから、マニュアルを見ながら配線をして、再生ボタンを押しました。記念すべき初CDはTM Network「CAROL」でした。大きな3ウェイ・スピーカーから流れてきた力強くクリアな音質にとても興奮したのを思い出します。実は、この時初めてCDプレーヤーが我が家にやって来て、ようやくその音に触れたという事情がありました。
このコンポは社会人になるまでずっと愛用していましたが、CDやコンピュータの置き場確保のために、泣く泣く知人に譲ることになりました。何回か修理にも出しましたが、本当に素晴らしいコンポだったと思います。
雑誌の編集・制作を人件費の安い中国で行う動きがあると、産経新聞が伝えています。
日本への留学経験のある人材を中心に立ち上げられた制作会社が上海にあり、日本の出版会社が機材や資金などの援助を行っているそうです。DTPに関して初めは、簡単な組版をこなしていましたが、今では編集とデザインは全て中国で行っています。制作会社の社長によれば、日本人編集者1人を解雇すると、中国で8人雇えるというほど強力なコストダウンのメリットがあるそうです。
同じ業界の端にいる者として、この記事を読んでかなり脅威を感じました。しかし、落ち着いて考えてみれば、商業出版における組版のルールは一朝一夕に生まれたわけではなく、またそれを習得するのにも時間がかかります。いくら日本語が話せるからと言って、プロの目にかなうクオリティの組版がそう簡単に作れるとは思えません。
シャープの液晶テレビ「亀山モデル」ではありませんが、クオリティを求めるのであれば、やはり国内で制作する以外に方法はないでしょう。また組版とはそれくらい奥の深い作業であると、これは実体験として言えることです。
個人的には組版もひとつの文化だ考えています。これをコスト優先の名目だけで海外に発注するような発想は、あまりにも残念でなりません。