たっぷりと寝坊してから、昼頃に目覚めました。
それから遅い朝食を取り、所在無くTVを眺めながらダラダラとしているうちにあっという間に、夜になっていました。最近は引越に関連して何かと気忙しい感じでしたが、ようやくゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。おかげて気力、体力ともにだいぶ回復してきたように思います。
天気予報によれば、明日の東京の最高気温は27度ということで、かなり暑くなりそうです。勤務は1日と2日だけですが、気を抜かずに行きたいと思います。
ふとのぞいたパン屋の店先で、懐かしいパンを発見しました。
かつて高校時代に購買部でよく買って食べたパン、通称「脳みそパン」です。これと焼きそばパンは人気を二分しており、4時間目が体育などで出遅れた日には入手不能になるというアイテムでした。では、この「脳みそパン」とは何かといえば、ナポリタンの入ったコッペパンです。このパンはラップにくるまれ、少々潰れた感じのナポリタンがどこか脳みそ見えるため、いつのまにかそのように呼ばれるようになった模様です。
懐かしいとは思いましたが、今となっては思い出の味ですのでそのイメージを壊さないため(?)に買うのは控えておきました。その懐かしい思いで十分お腹一杯です。
仕事の合間に、日本橋の交差点にあるスタバで一息つきました。
日本橋は日本の道路元標でありながら、非情にも高速道路が覆い被さるという何とも酷い扱いを受けています。高度成長期における経済優先の風潮の象徴とも言えるかも知れません。この残念な状況を打開しようと、地域の方々を中心にプロジェクトが発足しています。これは「日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会」というもので、現在の高速道路地下化して日本橋の景観を取り戻すとともに、中央通りを軸に地域の活性化を目標にしています。
この計画が現実のものとなるには、まだまだ越えなくてはならないハードルが多く存在しています。これをひとつずつクリアし、かつての日本橋を取り戻してもらいたいものです。
引越に伴うネットワーク変更で、またもやミスが発覚しました。
サーバのログを確認していたところ、DNSのゾーン転送を拒否したというエントリーが多く見られました。見直していくと、セカンダリ・サーバがかなり前の設定に戻っていました。現在契約しているプロバイダのセカンダリ・サーバは、ゾーンを保持するものと名前解決に使うものの2つに分離されているのですが、その分離が行われる前のものと同じものでした。
これではゾーン転送がうまくいくわけもありません。ほぼ1週間この状況を放置していたとは、何とも情けないことです。流石にここまでミスが重なると、弛んでいるとしか言いようがありません。忙しさにかまけて、細かいチェックを怠っていました。
明日は時間をかけて、身の回りの仕事のチェックを入念に行いたいと思います。
先日、WX310Kのオプション辞書の配布が開始されましたが、すでに有志により辞書が解析され、本日作成ツールが公開されました。
それは、yana氏による「オプション辞書エディタ for WX310K」です。京ぽんユーザの飽くなき探究心には頭が下がる思いがします。早速ダウンロードして試してみました。ツールには必要最小限の機能が揃っており、CSVあるいはタブ区切りテキストによる一括登録も可能です。作成した辞書は本体のメモリにコピーしてから利用することになります。これで弱いと言われていた漢字変換も、増強することが出来ます。
なお、このツールは純正ツールではありませんので、利用する時は自己責任の下でお願いします。
水虫との終わりなき戦いをつづる第3回です。今回も不快な表現についてはどうぞお許し下さい。
ようやく一番酷かった部分の皮膚も乾燥して、ふやけた感じからしっかりと固まってきたように思います。薬指と小指の股を中心とする部分は目に見えてよくなっています。しかし、一方で薬指と小指の付け根のあたりの皮膚はまだ赤く腫れたような感じで、まだまだ時間が掛かりそうです。
症状が酷かった頃は、本当に治るかどうか不安に思ったこともありましたが、今ではゆっくりと治っていくのを実感しています。兎に角じっくりと対処したいと思います。
移動中の電車の中で、大変な思いをしました。
電車に乗り込み2、3駅過ぎた頃、となりの空席に女性が座りました。すると次の瞬間、きつい香水が漂ってきました。車内がいきなり三越の1階にでもなってしまったのではないか、そんなことを考えてしまうほどの強烈な香り、いやニオイです。それから鼻はムズムズが収まらず、困ってしまいました。
女性は7、8駅の間となりに座っていたのですが、ようやく電車を下りて行きました。えらい目にあったと思っていると、今度はそこへ男性が座りました。香水から開放されたのも束の間、今度は酷い煙草のニオイです。服やらカバンやらに染み込んだ感じです。これには本当に参りました。
あまりに酷いのであれば席を移ればいい訳ですが、何故自分が移らなくてはいけないのかとつまらない意地を張って、そのままずっと目的地まで座っていました。まるで何かの罰ゲームをくらっているのではないか、そんな気持ちになりました。
ようやく引越の関連作業もすべて終わりました。
午前中はだらだらと過ごし、午後から出社しました。作業は微調整が中心でしたので程なく終了しました。一昨日からの作業を振り返ってみるとポカミスで嫌な汗をかいたりもしましたが、ネットワーク設計を見直したりと今後に繋がるいい機会になったのではないかと思います。転んでもタダでは起きないというわけではないですが、記憶がしっかりしているうちに今回の作業についてドキュメントを起しておきたいと思います。
ということで、そろそろ体を休めたいと思います。それでは、おやすみなさい。
勤め先の引越が無事に終わりました。
荷物の移動が順調に終わりましたので、サーバも滞りなく移転させてしまおうと意気込んで取り掛かりました。それから作業すること数時間、サーバおよびLANも問題なく稼動し始めました。懸案であったVPNも昨日しくじったのがまるで嘘のように順調です。
あれこれと作業しているうちに、昼食を取ったのは4時過ぎになってしまいました。近くの中華料理店でチャーハンを食べたのですが、運ばれてきたものを見て驚きました。どう見ても2人前はありそうな大盛りでした。それを何とか平らげて充電完了と言ったところです。
明日もまだ作業が残っていますので、あと一日ミスの無いようにしたいと思います。
今日はまだ帰れそうにありません。
引越に関連したネットワークの設定をミスってしまい、拠点から拠点へと移動してVPNを再設定する事態になってしまいました。もともとは自分のミスが発端ですので自業自得ですが、何とも言えない嫌な汗をかいています。
この分だと、久々に帰宅は日付が変わってからになりそうです。兎に角、気を引き締めて作業に当たりたいと思います。
週末にオフィスの引越しがあり、それに先がけてLANの配線を一日かけて行いました。
今まではフリーアクセスフロアだったのですが、新しいオフィスはそれがありません。そこでLANケーブルをどのように通すかに工夫が必要になります。幸いなことに床はタイルカーペットになっていましたので、きしめん状のフラットLANケーブルを床とカーペットの間に通すことにしました。
作業は単純です。あちこちのカーペットを剥がし、そこへケーブルを配置する。これをひたすら続けていきます。オフィスは何とか一人でまかなえる広さでしたので、よじれるケーブルと格闘しながら、黙々と進めて行きました。
ようやく作業が終わったのは5時頃でした。明日は荷造り、明後日が引越し当日と慌しくなっていきますが、無事にトラブルもなく終えることができればと思います。
おととい、不注意でメガネを壊してしまいました。
寝る前にメガネをしまおうとしたところ、ポキっと嫌な音がしました。持っていたツルが妙に軽くなりしまったと思いましたが、時すでに遅し…。ツルの根元にある蝶番の部分から折れてしまいました。特に変な力を加えたつもりはなかったのですが、もののみごとに真っ二つです。
このメガネは購入してからまだ1年と経っていないので、結構ショックです。それよりも何よりも、給料日前の出費がボディブローのように効いてきます。ド近眼の私としては、ヤッさんの「キー坊、メガネ、メガネ」よろしくメガネがないと生活もままなりませんので、昼休みに勤め先近くのメガネ店へと向かいました。
今日の出費は1万4千円ほど。予想外の出費にちと凹み気味になっています。
京セラからWX310K用の「現代用語・人名・地名拡張辞書」が公開されています。
「京セラオリジナルサイト“K”」へアクセスする事でダウンロード可能です。なお、辞書は無料ですが、通信料は別途必要になりますので注意して下さい(辞書容量:576KByte)。早速インストールしてみましたが、喜連瓜破(きれうりわり)や九品仏(くほんぶつ)のような難読駅名から、宇多田ヒカル、KAT-TUN(かとぅーんで変換)といった人名、グループ名まで網羅されているようです。
ただし残念なのは、辞書はメモリの特別な領域にインストールされるわけではなく、本体メモリの「その他」にインストールされます。これを消してしまうと追加辞書も利用できなくなります。ならば、miniSDに移動させようと思うのですが、著作権保護機能でコピーも移動も出来ないようになっています。
ただでさえ多い方ではない本体メモリが、500KBほど消費されるのは結構厳しいものがあります。次回のファームウェアにこの辞書も埋め込まれると便利だと思います。もし技術的に可能なら、ぜひそうしてもらいたいものです。
水虫との戦いを記録する第2回目です。今回も不快な表現もあるかと思いますが、ご了承ください。
この前薬を変えたことが、いい結果をもたらしたようです。ここ数日間は痒みをほとんど感じることがありませでした。これは大きな前進だと思います。さらに、患部もずっとじゅくじゅくと湿った感じでしたが、ようやく乾燥してきました。薬を変えただけでこのような目に見える改善があるのには驚きました。
まだまだ完治まで時間が掛かりますが、根気よく治療していきたいと思います。
結構寒い一日でしたが、春の恒例行事、断髪式を行いました。
できれば寒い日は避けておきたかったのですが、来週、再来週と時間が取れそうもなく、できることならば4月中に済ませておきたかったので、本日行うことにしました。作業自体は手馴れたもので、バリカンで坊主にした後に電気カミソリで長さを調整します。今回の所要時間は30分強ぐらいでしょうか。初めてのときは1時間以上かかっていたと思います。
ちなみに今はまだ頭がスースーしていますが、数日もすれば何とか慣れるのではないかと思います。
来る5月14日をもって閉館となる、交通博物館へ行ってきました。
2時ごろ訪れたのですが、館内はかなり混雑していました。やはり、閉館前に一度訪れておこうと思う方が多いようです。人ごみの中をまず向かったのはHOゲージのジオラマです。ちょうど14:30の回の運転を見ることができました。最前列で熱心に列車を見ている子供たちにいつかの自分を投影して、恥ずかしながら少々感傷的な気分になってしまいました。
それから各展示物を見て回りました。大人になった今でも、展示物を見ているとワクワクした感情がこみ上げてきます。それは子供の頃に感じたものと変わりありません。本当に交通博物館は特別な場所なのだと実感しました。
なお、交通博物館の閉館後は、2007年10月14日鉄道の日に埼玉県さいたま市に「鉄道博物館」がオープンする予定になっています。
Mozilla Foundationにより開発されているwebブラウザ「Firefox」のマイナーアップデート、Ver.1.5.0.2がリリースされました。
今回の一番の変更はMacOSXのユニバーサルバイナリをサポートした点でしょう。これによりPowerPC、intelの両アーキテクチャのMacにネイティブで対応します。また、英語版のみならず、日本語版も同時にリリースされています。
主な変更点
MacOSXユーザの以外の方でも、安定性の向上やセキュリティの修正がありますのでアップデートは必須だと思います。なお、その際にはエクステンションの互換性確認や、プロファイルのバックアップなどの下準備を行うようにして下さい。
これから水虫との戦いをつづっていきます。ネタがネタだけに不快な表現が出てくる可能性もあるかと思いますが、お許し下さい。
一昨日から薬を塗り始めているのですが、あまり効果が無いようです。小さかった水疱が大きくなり、範囲も広がりだしました。先日購入した薬は硝酸ミコナゾールが主成分なのですが、これがうまく効いていないような気がします。
水虫の治療のコツは根気よく薬を塗りつづけることですが、あわない薬を塗りつづけいても仕方がないので、思い切って薬を変えてみることにしました。塩酸ブテナフィンが主成分の薬と薬用石鹸を買って来ました。
新しい薬が効くといいのですが… まだまだ、完治までは時間が掛かりそうです。
4月のMicrosoft Updateが公開されました。今月は5件となっています。
今回発表されたパッチ
中でもMS06-013の適用には注意が必要です。これをインストールすることでInternet ExplorerにおけるActiveXの処理方法が変更になります。このため一部のwebアプリケーションの動作に問題が発生する可能性があります。そこでwebアプリの側で修正による対応ができない場合のために、以前の動作と互換性を持たせるための修正プログラムが公開されています。
いずれのパッチもセキュリティ対策として必要なものです。注意点を確認した上で、確実にインストールするようにして下さい。
妙に足が痒いので、もしやと思い確認してみました。残念ながら結果はポジティブでした。そこには水虫が出来ていました。
いきなり汚い話でどうもすみません。ふだんは裸足にサンダルで過しているので、足がずっと蒸れるている事もなく、水虫知らずの生活だと思っていました。ちなみに、患部はふやけた感じで、痒みが強くなっています。
このまま放置するわけにも行かないので、さきほど薬屋で塗り薬を買って来ました。さすが国民病とも言われる水虫、品揃えが充実しています。この薬がけっこういい値段がするもので、なかには2,000円を越えるものもありました。そこまでは奮発できないので1,200円のものを購入しました。
これからしばらく、痒みとの戦いが繰り広げられることになります。
勤め先で今月末に2週連続で引越しがあります。
それに伴いLANの配線や電源の取りまわしの計画から、拠点間ルータのVPN設定まで、まさにハードからソフトに渡る準備に追われています。オフィスの引越しは久しぶりになりますので、ネットワーク関連の各種手続きはもちろんルータのコマンド構文まですっかりと忘れてしまっていました。
そこで、頼りになるのが以前の作業メモです。これを読み返しているうちに、次第に一連の流れを思い出してきました。このメモがなかったらかなりテンパっていたに違いありません。このおかげで、大方の準備は終えることが出来ました。
このような場面でドキュメントの大切さを実感します。今回の作業も出来るだけ記録に残しておきたいと思っています。
暖かい陽気に誘われて、花見を兼ねた散歩に出掛けました。今回は北沢川緑道を中心に世田谷線の山下駅を目指しました。
まずは三軒茶屋から烏山川緑道を三宿方面へと進みます。すでに散り始めた桜を見ながら歩いていくと北沢川緑道との分岐点に着きます。ここから烏山川緑道へと入っていきます。前から気になっていたものの、この緑道を歩くのは初めてです。
道すがら桜をはじめとする花々が鮮やかな色彩で目を楽しませてくれます。また、日曜日ということもあってか、桜の木の下ではビニールシートを広げてグループで花見を楽しむ光景が見られました。こうして出発から一時間ほどで、ゴールの山下駅に到着しました。
どうでもいいことですが、代沢のあたりでなべおさみ氏が小川の掃除をしているのを目撃しました。そんなこんなで、久しぶりに時間をかけて散歩することが出来て、いい運動になったと思います。
今日のアド街は「春の駒沢公園」でした。
番組を見ながら、ふと思い出したことがあります。駒沢公園の入口そばの中華料理店「戸陽軒」です。足繁く通った店ではなかったのですが、一つだけ忘れないエピソードがありました。
大学の卒業式を終えて、ゼミの連中とこの店で最後の昼食を取ることになりました。テーブルを囲んで思い出話やこれからのことについて語っていたところ、お店の方が「卒業おめでとう」と言いながら、ビールをサービスしてくれました。思いがけない計らいに恐縮しながらも、話はどんどん弾み程なくビールは飲み干されました。
お店の方は今までこのようにして、卒業生を祝ってきたのかもしれません。その心遣いが嬉しくて、今でもいい思い出になっています。そこで、懐かしくなってwebを検索したところ「戸陽軒」はすでに廃業されていることがわかりました。
廃業は非常に残念なことではありますが、「戸陽軒」のことを忘れることは決してありません。
何とも気忙しい一日でした。自分のデスクで仕事をした時間が少なかったように思います。
午前中は先日届いた新しいPCのセットアップの続きで、今まで使っていたHDDを移植するために3.5インチ→5インチベイ変換金具を探したりしながら工具片手に悪戦苦闘していました。
午後は自分でかかえている仕事に取り掛かろうかと思っていたのですが、納期がギチギチの別の仕事でどうしても必要なアプリを購入するため、急遽外出することになりました。入手からインストールまでを済ませて、やっとのことで自分の仕事を始めたのが5時過ぎてからになってしまいました。
そんなこんなで残業をしてから帰って来ました。最近は自分でも少々ぬるい生活をしていると思っていたので、気合を入れ直す意味ではいい機会になったと思います。
intelプロセッサ搭載のMacintoshでMacOSXとWindowsXPのデュアルブートを可能にするApple純正ツール「Boot Camp」(パブリック・ベータ版)が発表されました。
「Boot Camp」とは、映画『フルメタル・ジャケット』で描かれているような新兵の訓練所のことだと思われます。実はintelMacは登場するやいなやAppleの訓練所へ送り込まれ、Windowsを起動させるために鬼軍曹に罵詈雑言を浴びせられながら、訓練に耐えていたのかもしれません。その成果として、ようやくWindowsXPを起動する能力を身につけたと思われます。
これは冗談としても、すでにサードパーティーがWindowsXPを起動する方法やツールを発表しています。今回これが純正ツールとして発表された上に、次期OSにもバンドルされるとあっては、MacユーザにもPCユーザにもかなりのインパクトを与えるのは間違いありません。
なお、ツールはベータ版ですので不測の事態でデータを失う可能性もあります。利用される前にはバックアップを忘れないようにして下さい。
勤め先に久々にニューマシンが納入されました。
最近は業務で使うアプリケーションの肥大化が進み、それに対するPC要求スペックのインフレーションが気になります。数年前であれば、エントリレベルのマシンにメモリを少々増設すれば十分に業務に耐えていたのですが、最近はハイエンドなPCを用意しないと後々余裕がなくなるので、なかなか厳しいところです。
セットアップで実際に触れてみましたが、CPUのスピードはもちろんそれを支えるチップセットの性能向上のためか、OSでのオペレーションもアプリケーションの起動もテキパキと全くストレスを感じることがありませんでした。
これだけの快適環境に触れてから自分のPCに向かうと、いつもは特に不満もなく使っていたにも関わらず、モッサリしたように感じるので困ってしまいました。そろそろ自宅のPCも買い換えようかと、ふとそんなことが頭によぎりました。
土曜日に入手したルータのVPN機能をチェックしてみました。接続相手に選んだのは、Linux用のIPsecスタックとして知られるFreeS/wan(Ver.1.98b)を組み込んだサーバ(Redhat6.2)です。実験環境は以下のようになっています。
FreeS/wanはカーネルのコンパイルが必要なためセットアップが大変なのですが、今回はすでに下準備は済んでいる環境で行いましたので、そこに時間をとられるようなことはありませんでした。なお、今回は事前共有鍵方式での接続を行いました。
まずはルータ側の設定からです。
#
#
wan type=manual
interface wan addr=202.xxx.yyy.2,255.255.255.240
#
#
interface lan addr=192.168.99.1,255.255.255.0
#
#
ipripstatic delete default
ipripstatic add dst=0.0.0.0,0.0.0.0 nexthop=202.xxx.yy.1
#
#
nat wan natp
#
#
vpn on
#
# デフォルト設定からの変更点
# 暗号アルゴリズム:「DES」→「3DES」
# Oakley Group:「1」→「2」
#
vpnikepolicy add id=1 method=prekey encr=3des group=2
#
# デフォルト設定からの変更点
# 暗号アルゴリズム:「DES」→「3DES」
# Oakley Group:「1」→「2」
# IKE ライフタイム:「600秒」→「3600秒」
# 新しい鍵情報の生成:「pfs=no」→「pfs=yes」
# 圧縮ネゴシエーション:「ipca=off」→「ipca=on」
#
vpnpolicy add id=1 sec=3600 encr=3des auth=hmac-md5 group=2 pfs=yes ipca=on
#
# デフォルト設定からの変更点
# ネゴシエーションモード:「mode=auto」→「mode=main」 # 共有鍵は「testthisistest」になります
#
vpnpeer add addr=202.xxx.yyy.1 \
idtype-pre=userfqdn key=a,testthisistest nat=off ikepolicy=1 mode=main
#
#
vpnselector add id=1 dst=192.168.0.0,255.255.255.0 \
src=192.168.99.0,255.255.255.0 type=ipsec peeraddr=202.xxx.yyy.1 policy=1
vpnselector add id=64 dst=all src=all type=bypass
FreeS/WANとの接続のために変更すべき点は、コメントをご覧頂ければおわかりいただけるかと思います。これでルータ側の設定は完了です。
つづいてLinuxサーバではIPsec関連で2つ、ルーティング関連で1つの設定ファイルを扱います。はじめにIPsecの事前共有鍵の設定からです。
■ /etc/ipsec.secrets
202.xxx.yyy.2 202.xxx.yyy.1 "testthisistest"
以下はVPN接続の設定です。
■ /etc/ipsec.conf
- config setup
- # THIS SETTING MUST BE CORRECT or almost nothing will work;
# %defaultroute is okay for most simple cases.
interfaces=%defaultroute
# Debug-logging controls: "none" for (almost) none, "all" for lots.
klipsdebug=none
plutodebug=none
# Use auto= parameters in conn descriptions to control startup actions.
plutoload=%search
plutostart=%search
- conn TEST
- type=tunnel
left=202.xxx.yyy.2
leftsubnet=192.168.99.0/24
right=202.xxx.yyy.1
rightsubnet=192.168.0.0/24
esp=3des-md5-96
IPsec関連の設定が完了しました。最後に192.168.99.0/24からのパケットを192.168.0.0/24へフォワードするための設定を行います。
# ipchains -A forward -s 192.168.0.0/24 -d 192.168.99.0/24 -j ACCEPT
# ipchains -A forward -s 192.168.99.0/24 -d 192.168.0.0/24 -j ACCEPT
これでサーバ側の設定が終わりました。さっそくVPN回線を開いてみます。
# /usr/local/sbin/ipsec auto -add TEST
# /usr/local/sbin/ipsec auto -up TEST
回線が開いたら192.168.0.254から192.168.99.254へpingを打ちます。応答があるようなら、Linuxサーバ上でtcpdumpを実行し、パケットが暗号化されているのを確認して下さい。これで作業完了となります。
ジャンクで入手したルータでこれだけのことが出来れば、文句なしといったところでしょうか。これこそがジャンク漁りの醍醐味ではないかと思います。
去る4月1日、アップルコンピュータが創立30周年を迎えました。
ありふれた言い方ですが、1976年の創業から今日までまさに紆余曲折、波瀾万丈の30年だったのではないかと思います。数字だけで見れば世界のコンピュータ市場におけるシェアはわずか数パーセントです。しかしアップルは、時に人々を驚かせ(Macintosh、iMac、iPodの開発)、また時に人々を落胆(互換機市場の閉鎖、Newtonの開発中止)させて来ました。
さらに、映画『フォレスト・ガンプ』では主人公が稼いだ金をアップルコンピュータに投資し、株券を手にするシーンがあります。これがIBMやHPだったら印象に残ることもなかったでしょう。アップルコンピュータには我々に特別な感情を抱かせる何かがあるのは間違いなさそうです。とはいっても個人的には、以前に比べればアップルに対する期待というか情熱みたいなものは薄れているのは事実です。
これからの30年を通して、Macintosh、iPodを越えるプロダクトで我々をぜひ驚かせてもらいたいものです。そして、それはどんなものなのかを考えると、興味が尽きることはありません。
些細なことで凹み、大人気ないことに昼頃まで不貞寝していました。
布団の中で頭に浮かんでくるのは、どうしようもなくネガティブなことばかり。それがまた別の負の思考を呼び寄せると言う、マイナスのスパイラルに陥っておりました。そんな調子で非生産的な時間を過しているうちに、腹が減って仕方なくなって来ました。
そこで、しぶしぶ布団から出て遅めの朝食(というか昼食)を取りました。やがて満腹になりマッタリしていると、今まで頭の中で回っていたモヤモヤとしたものが霧散したことに気付きました。
空腹でものを考えるというのは、図らずもよくない方向へと行ってしまうのかも知れません。これから、何か凹むようなことがある時は、とりあえず腹を満たして気分展開してみようかと思います。
ちょっとした買出しのために、秋葉原へ行ってきました。
目的のものをさっさと購入し、暇にまかせていつものように裏通りをぶらついていると気になるものを発見しました。「VPN搭載ルータ¥1,280-」というジャンクでした。型番を見ると古河電工「FITELnet-F40」だと分かったので、京ぽん2でチェックしてみました。
マニュアルはPDFで公開されており、ファームウェアもダウンロードできるようでしたので、試しに購入してみました。最近では家庭用のルータでもVPNを搭載したものは珍しくないですが、この価格で企業での利用を想定した製品(管理機能など)が入手できるのならありかと思います。
基本的に予備機に回す予定ですが、コマンドライン設定などを勉強しておきたいと思います。