魚眼レンズといえば、超広角によってもたらされるインパクトある描写が持ち味です。
一度は試してみたいと思うものの、なんと言ってもネックはその価格です。下手すれば、一眼レフがもう一台買えてしまうほど出費になります。そうなると魅力を感じつつも、諦めてしまうことが多いのではないかと思います。そこで登場したのが、韓国のメーカーSamyang社の「8mm F3.5 Fisheye CS」です。実勢価格で3万円弱ということで、非常にリーズナブルです。低価格の代償として、絞りとピントはマニュアル合わせになります。それでも、国産メーカーの各マウントに対応していますので、特殊なマウンターなどは必要ありません。肝心のクオリティですが、ネット上の作例をご覧になって判断していただけばと思います。純正レンズと比べれば厳しいのかも知れませんが、個人的にはまずは画角ありきで考えていますので、十分にアリかと思っています。
撮るだけ撮って飽きてしまったとしても、この価格ならば十分元を取ることが出来るのではないかと思います。憧れの一本が手元にやって来る日もそう遠くない… かも知れません。