最近めっきり見かけなくなった「2000円札」。流通のピークは2004年8月の約5億1000万枚で、それ以降は激減しているそうです。
登場したての頃にわざわざ両替してもらったことがありますが、普通に買い物をして遭遇したことは、数回ほどしかなかったように記憶しています。さらに、使い勝手が悪いということで、すぐに使ってしまったように思います。
そんな悲しい「2000円札」ですが、すでに製造が中止になっており、その大部分は日銀の金庫に眠っているとのこと。5月末の統計では、約1億1千万枚が流通し、これは全紙幣のわずか1%だそうです。これでは、お目にかかるのは難しいかもしれません。ちなみに以前見たニュースでは、設置スペースが限られるコンビニのATMに多額の現金を収めるため、「2000円札」が使用されているという話でしたが、このタイプのATMも減少しているのかもしれません。「金は天下の回りもの」とはいえ、金庫に積まれたままではどうしようもありません。このままフェードアウトしてしまうのでしょうか?
なお、日銀の金庫が手狭ということでしたら、こちらで喜んで全額をお引き受けします。ついでに、流通もじゃんじゃんお手伝いいたします。日銀からのご連絡をお待ちしております。