Mozillaをベースとして開発が続く、Mac OS9(および8.6)用Webブラウザ「Classilla」の最新版Ver 9.2が登場しています。
今回のアップデートの目玉は、JavascriptのエンジンがFirefox 3.0.19相当になったこと。早速、あちこちサイトで動作チェックしてみましたが、うまく動かないページも多々見受けられました。というのは、エンジンは更新されたもののHTMLレンダラーとの連携が未だ不完全な状態だそうで、今後予定されているVer 9.3での解消を目指しているとのことです。それでも、レンダリング処理は最適化が進んでいるようで、若干ではありますが処理速度が上がったように感じました。多少の不具合はありますが、なんといっても現在進行形のブラウザがあるという安心感は何事にも代え難いものがあります。開発に携わる方々に感謝感激です。おかげで、我が家のベージュMacもまだまだ引退させずに済みそうです。
安定性もだいぶ向上してきましたが、開発元では開発途中のアルファ版という扱いです。万が一に備えて、ブックマークなどの個人データについてはバックアップを忘れないよう心掛けたいところです。
投稿者 bitterbit : June 16, 2010 11:16 PM