去年、夏の北海道旅行をきっかけにファンになった「NORTH ISLAND BEER」の醸造元カナディアンブルワリー。八重洲のビアバーTowersで「North Island 祭り」が開催されるということで、足を運びました。
金曜日からのイベントの場合、2日目だけ参加ということが多いのですが、今回はブルワーのT氏がお見えになるとのこと。これは何がなんでも行くべしということで、仕事をチャッチャと片付けてTowersへと向かったのでした。到着は8時頃。外にも人が溢れ出すほどの盛況ぶりでした。話を聞くと、これでもピークは過ぎたとのこと。NIBの人気ぶりをうかがわせます。
肝心のビールですが、まずはピルスナーから。香りがとても上品、それでいて苦みもバッチリ。いきなりの先制パンチで、期待が膨らみます。続いてヴァイツェン。去年の秋、ビアフェスで飲んだ時の印象はスッキリサッパリ系だったのですが、今回はボディがしっかりした芳醇系となっていました。サッパリ系も捨てがたいところですが、芳醇な仕上がりもなかなかのものでした。それから、隣で細君が旨そうに飲んでいる「グレープフルーツIPA」を一口。まずはフレッシュジュースを飲んだかのような香りと酸味が広がり、遅れて苦みがガツンとやって来ます。これはホップによるものだけではなくグレフル特有のあの苦みとのハイブリッドです。苦みの深さが違います。最後の最後にIPAらしいモルトの味わいを感じます。これは癖になってしまうビールです。
こんな感じで、初日は2パイント分のビールを楽んでから帰路に着きました。まだ開栓されていないビールもありますので、明日も引き続いて参戦する予定です。