待ちに待った22-20sのセカンドアルバム「shake/shiver/moan」をゲットしました。
もう二度とお目に掛かれないだろうと思っていた新作。今こうして手にしてみると、感激もひとしおです。前作の発表当時、フロントマンのマーティン・トリンブルは二十歳そこそこだったかと思います。それがあの完成度。凄いバンドだと驚いたことを思い出します。今作は前作のエッセンスを残しつつも、年相応の深みともいうべき奥行を感じさせる仕上がりとなっています。#1「Heart On A String」はファーストアルバムの#1「Devil In Me」を思わせる曲ですが、激情に身をまかせるといった感じの「Devil〜」とは明らかに違っています。ボーカルのスタイルが聴かせるということにより心を砕くようになった印象です。とはいえ、これは優劣ではなく解散→再結成を経たバンドの今現在を示す格好の例ではないかと思います。
今もなお進化を続ける、新生22-20s。夏のFUJI ROCKにも出演が決まっているとのこと。今後の活躍にも目を離せません。