April 09, 2010

 気を吐く、WILLCOM沖縄

WILLCOM沖縄は、同地域のPHSサービスを担うWILLCOMの子会社です。

親会社は会社更生法の適用を申請していますが、こちらは経営破綻することなく営業を続けています。そのWILLCOM沖縄が、独自の驚くべきサービスを発表しました。その名も「だれとでも定額」です。

内容は次の通り

  • 基本プラン「新ウィルコム定額プラン」および「新ウィルコム定額プランS」向けのオプション
  • 以下の通話が、1回あたり10分間無料
    • 国内携帯電話
    • 一般電話
    • IP電話
  • オプション料金は月々980円
  • 受付は5月31日まで
  • 沖縄県内のユーザーのみ契約可能
  • 【4.12 追記】1ヶ月あたりの通話回数が1000回を越えた場合、1001回目以降はコースに応じた従量課金

自社以外の通話に関しても定額になるとは、実にアグレッシブなサービスです。一口に10分と言っても、要件を伝えるだけの電話であれば十分です。ちょっと話し込むにしても、10分経過前に切断→リダイヤルを繰り返すのが苦でなければ、無料で別キャリアのユーザと話すことが出来ます(ただし、月1000通話以内)。ここまで大盤振る舞いをして大丈夫なのかと、心配になってきます。

それにしても、「いちゃりばちょーでー(一度会ったら、皆兄弟)」の精神を感じさせる沖縄らしいサービスです。親会社のWILLCOMでも実現してもらいたいところですが、こればかりはちょっと難しそうです。

投稿者 bitterbit : April 9, 2010 10:59 PM