「Google 日本語入力」の最新バージョン「0.10.288.0」が公開されました。
改良点は以下の通りです。
早速インストールといきたいところでしたが、すでに自動でアップデートされていたようです。あまりにスムーズなアップデートで、全く気がつきませんでした。変化に気がつかないほど、相変わらずストレスなく入力することができます。
今回の機能強化の一つとして、Windows版では起動時に辞書領域をメモリ上に常駐させる機能が追加されました。変換時のディスクアクセスを減少させ、動作を高速化するための仕組みです。Googleのテスト環境では、200%のスピード向上があったとのこと。デフォルトで有効になっています。ちなみに、タスクマネージャで確認したところでは、有効の場合「GoogleIMEJaCacheService.exe」が常駐し、約50MBほどメモリを消費していました。ただ、こちらの環境では有効/無効を切り替えても、変換スピードに大きな変化は実感できませんでした。ということで、余分なメモリは1バイトも消費したくないという方は、無効にしてしばらく様子を見るのも手かと思います。
個人的には使い勝手や変換効率などについて、全く不満がありません。強いて挙げるならば、「Google 日本語入力」という味気ない名前が気になります。「ATOK」とか「ことえり」などのように、覚えやすい愛称のようなものが欲しいところです。