February 04, 2010

 仮想プリンタサーバの構築(完結編)

Old Macで最新のプリンタ(EPSON EP-802A)を使おうという無謀な企画も、何とか一定の成果を得ることが出来ました。

まだPSエラーが発生するアプリは存在するものの、テキストエディタなどの常用アプリについては問題なく出力できるようになりました。細かい詰めの部分はこれから運用しながら解決法を探って行くつもりです。ということで、あちこちのパラメータを弄くり倒した為に頭の中はスパゲッティ状態なのですが、整理の意味も込めてここにメモしておきます。

■ クライアント側

OS:MacOS 9.1

PSドライバ:AdobePS 8.8.0(※ 隠し設定で以下のように変更)

Never send binary data有効
Force DSC compliant PS generation有効
Force fontInclusion to NONE無効

PPD:EPSON_EP-802A.ppd(CUPSで自動生成)

※ オプション設定「Saturation」と「Contrast」の選択肢が多すぎるのためエラーが発生

→ エントリを適当に間引くことで回避

■ サーバ側

OS:Fedora 12 @ VirtualBox 3.1.2

プリントサーバ:CUPS 1.4.2

※ 設定はWebインタフェースにて

プリンタドライバ:Gutenprint 5.2.4

※ プリンタは「EPSON EP-801A simplified」を選択

PSインタプリタ:Ghostscript 8.7.0

※「cidfmap」ファイルに「Osaka」、「Osaka-Mono」のエントリを追加

AppleTalk:Netatalk 2.0.4

※ プリンタの設定はこちら

何としても出力してやろうと、ここ数日はかなりの時間をつぎ込みました。どうやら、久々に「Mac愛」に火がついた感じです。懸案の印刷環境も何とか整い、これでホッと一息つけます。

投稿者 bitterbit : February 4, 2010 10:13 PM