February 02, 2010

 AdobePSの隠し設定

ClassicなMacOSからEP-802Aを使うため悪戦苦闘していますが、今のところDTPアプリ以外の出力は全滅となっています。

Mac側でも何か設定が出来ないものかと調べていくうちに「AdobePS 8.8」に隠し設定が存在することを知りました。これらを変更するにはResEditが必要になります。

  1. ドライバ本体「AdobePS」をResEditで開く
  2. 「PRFS」リソースを開き、ID -8192をダブルクリックする
  3. 項目が表示されます
  4. 有効は「1」、無効は「0」のラジオボタンで行う
  5. すべての設定が終了したら保存する
  6. ResEditを終了する

 
設定項目 デフォルト設定  
Full PPD dialog無効 
Never send binary data無効バイナリーデータを送信しない
Create papToDisk file無効トランザクションログを残す
※ システムボリュームの直下「プリント記録」フォルダに保存されます
Enable sending compressed data有効 
Spool in output folder無効 
Allow print to file (except EPS with preview) in background無効 
Always use 2 pass for print to file有効
Do 2 pass foreground printing to printer無効 
Merge setpagedevice calls for improved performance when possible有効 
Allow rgb to grayscale conversion on host.無効 
Force DSC compliant PS generation無効文書構造化規約に則ったPSコードを出力
Use Appearance Mgr.有効
Create driver log file無効ドライバのログファイルを作成
Force fontInclusion to NONE有効フォントの埋め込みを行わない

使えそうな項目については簡単な説明を付けてみました。内容が理解できない設定項目についてはそのままにしておいて下さい。なお、ドライバの内部設定を変更することになりますので、くれぐれも細心の注意を払って下さい。何らかの不具合が生じても、当方は一切の責任を負えません。ご了承下さい。

投稿者 bitterbit : February 2, 2010 11:17 PM