オフィスなどでPCの数が多いとプリンタを導入した際など、各PCに設定を行う必要があります骨が折れます。
Windows(XP以降)には、それを少しでも軽減するコマンドラインツールがこっそり(?)用意されていますので、使い方のメモを残しておこうかと思います。
TCP/IP プリンタ ポートを作成(lpr経由の印刷)
「IPアドレス:192.168.0.100 キュー名:lp」なプリンタの場合
>cscript %windir%\system32\prnport.vbs -a -r newport01 -h 192.168.0.100 -o lpr -2e -q lp
「newport01」という名称でポートが作成されます。なお、「-2e」はバイトカウントを有効にする場合です(無効は「-2d」)。環境によって使い分けてください。続いて、このポートをインストール済みのプリンタ「hogehogeWriterPS」に適用するには次のようにします。
>cscript %windir%\system32\prncnfg.vbs -t -p "hogehogeWriterPS" -r newport01
これらはあくまでも一例。各種パラメータを組み合わせれば、完全自動化も夢ではありません。コマンドを使いこなして業務用のバッチファイルを作成しておけば、煩わしい設定に時間を取られることもなくなります。