今か今かとワクテカしていたJETの3rdアルバム「Shaka Rock」を入手することが出来ました。2ndアルバム「Shine On」が2006年でしたから、実に久々のリリースとなります。
前作は1stのイケイケなノリが影を潜め、1曲1曲により深みを持たせたというべきか、じっくり腰を据えて制作された作品といった印象を持ちました。個人的には落ち着いたJETも捨てがたいと思うのですが、キラーチューン「Are you gonna be my girl」のイメージを思い描いていたリスナーには少々不完全燃焼だったようです。
それはさておき、待望の新作はバラエティに富んだ佳曲揃い。1stの勢いと2ndの深みが渾然一体となって今作の土台を固め、その上に新たな世界を構築するのに成功した。こんな表現はちょっと格好つけ過ぎでしょうか。兎に角、アルバムの完成度としてはこれが一番ではないかと思います。ちなみに、個人的には#5「Seventeen」、#11「Start The Show」、それからボーナストラック「Don't Break Me Down」がお気に入りです。
今日を迎えるまでに、バンドが活動を休止するなどの心配事もありましたが、ようやく手にしたアルバムの出来に大満足です。ということで、しばらくJET漬けな毎日になりそうです。