夕方のひとコマ。
建物から出ると地面が濡れており、パラパラと雨が降っていました。いつの間にやら夕立が… と思っていると、道行く人々が歓声を上げながら空に携帯を向けてチャリーン、チャリーンと何やら撮影している様子。すぐにその方向に視線をやってみると、クッキリハッキリした太い虹が掛かっていました。あいにくWILLCOM 03での撮影になってしまいましたが、雰囲気は十分お伝えできるのではないかと思います。よく見るとうっすら上の方にもう1本掛かっていますが、こちらは副虹(ふくこう)というもので、色の配列が紫→赤(主虹は赤→紫)になるのが特徴となっています。
夕立によってもたらされた粋なプレゼントに、しばし時間を忘れて見とれてしまいました。