待ちに待ったCDがようやく到着しました。The Freedom Unityのセカンドアルバム「Down By The Naked City」です。
すぐさまプレイヤーにセットして再生してみました。1曲目は23分にも渡るタイトルトラックで「part1. THE DOORS OF PERCEPTION」と「part2. THE DANCING PROTOPLASM」からなる組曲となっています。ひっそり歌っているかのようなトロンボーンに導かれながら、ベース、エレピ、サックス、ドラムスが登場し、ゆったりと流れてゆきます。それがいつしか、細かく打ち鳴らされるシンバルに呼応するかのような高速ランニングベースと縦横無尽にメロディを奏でるエレピ、唸るトロンボーン、絶叫するサックスと緊張感あふれるアドリブプレイに突入して行きます。聞いているほうも思わず力が入ってしまいます。LPではここでA面が終わりとなります。B面はもう少しリラックスしたムードでの3曲。もちろんこちらでもインタープレイは健在で、凄腕プレイヤーが紡ぎ出すサウンドにたっぷり酔いしれることが出来ます。
こうして手元に届くまでにいろいろとありましたが、作品のクオリティの高さにとても満足しています。今後は愛聴盤として大切にしたいと思います。