Wall Street Journalが伝えたところによると、AppleのS.ジョブズCEOが2ヶ月ほど前、肝臓の移植手術を受けていたとのことです。
ジョブズ氏は2004年に膵臓ガンの手術を受けたことがありますが、無事に成功しそれ以降は健康問題が取り沙汰されることはありませんでした。しかし、昨年あたりから体重の減少が目立ち始め、いわゆる激ヤセ状態に。そのため、原因について憶測が飛び交うようになりました。そこで今年1月、事態を収拾しようと自ら健康状態について記した書簡を公開。そこには体重減少はホルモンのバランスによるものであること、その治療のために6月末までの長期療養に入ると説明されていました。移植手術は療養中に行われたと伝えられていますが、今のところ、Appleからは正式なコメントが出されていないため、予後については不明となっています。
ベージュMacやMacOS9以前の時代が大好物な懐古主義ユーザですので、最近では「Apple愛」も大分冷めてしまいました。それでも、心のどこかでは自分は未だMacユーザだという気持ちがあります。ジョブズ氏はMacOSを生み出し、そして棺桶に葬った張本人ということで、愛憎半ばと言ったら大げさですが、我々ユーザにとって特別な存在なのは間違いありません。まだまだ、表舞台から去るのはあまりにも早すぎます。また、そうならないことを信じています。
移植が必要なほど病状が悪化していたことについては、驚いたというのが正直なところです。術後2ヶ月が経過し復帰の期日が迫っていますが、無理をせずに万全な状態での復帰を願うばかりです。