Mozilla Foundationによって開発中の最新webブラウザ「Firefox 3.5」ですが、リリース候補(Release Candidate)第1版である「Firefox 3.5 RC1」が公開されました。
当初は「Firefox 3.1」として開発されていましたが、プライベートモードや新しいJavaScriptエンジンを搭載するなど「0.1」の違いでは済まない変更点があるため、beta4のリリースから「Firefox 3.5」に改められた経緯があります。Ver.3.0のリリースから1年。ここまで来ると大人しく正式版の登場を待っていられず、早速インストールしてみました。導入に関しては、起動時にエクステンションの互換チェックが行われ、一部非互換だったものが自動的に使用停止になった以外は、特に問題はありませんでした。
まずは、いつものコースを巡回してみましたが、レンダリングは輪をかけてサクサクになっている印象です。また、新JSエンジンをチェックするため、GoogleMapにアクセスしてみましたが、もたつきなくスムーズなスクロールを体感することが出来ました。ちなみに、リリース候補は第2版まで予定されており、そちらが問題なければ今月中にも正式版としてお披露目されることになります。
なお、RC版は誰もが常用可能な品質のリリースではありません。こちらの環境では今のところ問題は見られませんが、インストール前には万が一に備えた個人データのバックアップなどをお勧めします。あくまでも、自己責任での使用をお願いします。