久々にSlashdot Japanからの話題です。かつて存在した不可解な仕様(言い換えると設計ミス)のコンピュータについて振り返るというもの。
例えばDEC「Rainbow」はFDDを搭載しているにもかかわらず、自力ではディスクのフォーマット出来なかったとか、富士通「FM-7」はキーを離したという判定が出来ず、シューティングゲームが難しかったなど、この種のネタは尽きないようです。そこで、個人的に経験したMacがらみの不可解な仕様(些細なものから深刻なものまで)について、いくつか思い出しましたので簡単にまとめておこうかと思います。
※ VGAカードは下3つのいずれかのスロットに刺すのはユーザのお約束でした
※ 解決法としては…
サードパーティ製フォーマッタにてUltraDMAモードを無効にする(PIO転送になるので激遅)
別系統のIDEポートに接続する(最高でMultiword DMA mode2になる)
Ultara ATAのPCIカードを増設しそちらのポートに接続する
Rev.2(通称KAG2)のロジックボードと交換する
不都合を目の当たりにして、イライラさせられることもありましたが、制約があればこそ、それを何とかクリアしてやろうと知恵を絞ることにもなり、自然とコンピュータの知識が身に付くことにもなりました。それについては喜ぶべきことなのかもしれませんが、そもそもきちんと動けば不要な知識だったわけで、どこか腑に落ちない思いがするのもまた事実です。