かなり出遅れた入手となったMichael Bloomfieldのライブ盤「LIVE AT BILL GRAHAM'S FILLMORE WEST」(1969年発表)です。
去年の12月に発売された限定盤なのですが、つい先日ようやく存在を知りました。すぐに入手すべくポチッとなしようと思ったのですが、有名どころのCD通販はすべて売り切れの状態。少々あせりながらも、何とかゲットしようと検索結果を吟味して取扱いのあるCD屋を探しまくったところ、ようやくひっそりと在庫があるショップを発見。これを逃してなるものかと、今度こそ無事にポチッとなすることが出来ました。
気になる内容ですが、Michael Bloomfieldが気心の知れたミュージシャンでバックを固めたクオリティの高いライブ盤となっています。ファンからの要望は多かったものの、何故かCD化されることもなく、歴史に埋もれていた名盤です。これまでPaul Butterfield Blues Bandでの活躍しか聴いたことが無かったのですが、このライブでは力むことなく、思う存分にブルースを弾きまくっている感じです。#5「One More Miles To Go」はPaul Butterfieldのバンドでも演奏していますが、聴き比べてみるとボーカルが変わったことはもちろん、よりスローでディープな仕上がりに変化しています。あくまでも推測ですが、本来やりたかったのはこちらのスタイルのプレイだったのかもしれません。兎に角、Michael Bloomfieldというギタリストのエッセンスが詰まったライブ作品ではないかと思います。
ということで、これからお疲れビールを飲みながら、1曲1曲に耳を傾けてみたいと思います。