明日から新年度ということで、ちょっとした配置換えがあります。
人が移動するに伴い、メールフォルダをはじめとするPCに保存されているデータも引越が必要となってきます。基本的にはPCからPCのコピーで済むのですが、なかには複数のメールフォルダをマージしてひとつにまとめるような少々厄介な作業をしなくてはならない場合があります。今回、作業中に使用した小技を自分用のメモとして残しておこうと思います。
ディレクトリ構造のコピー
c:\>xcopy /t /e dirA dirB
「ディレクトリA」の構造を「ディレクトリB」としてコピーする。xcopyコマンドに「/t」オプションを付ける。
※但し、空ディレクトリを省略されないように「/e」オプションを忘れないようにする。
ハードリンクの作成(Windows XP)
c:\>fsutil hardlink create hardlink.txt original.txt
「original.txt」に対して「hardlink.txt」というハードリンクを張る。
※ハードリンク自体はNTFSがサポートしているが、ハードリンクを扱うコマンドは、Windows XPから用意されるようになったとのこと。
Windowsも長年使っていると結構使いこなしているように思えてきますが、ごく一般的なコマンドのオプション1つとっても、まだまだ知らないことは沢山あるものだと思い知らされます。今後も何か新しい発見があった場合、なるべくメモを残すようにしたいと思います。