ファミコン全盛期に小学生時代を過ごした私のようなファミっ子世代にとって、高橋名人と言えば、伝説の超絶テク「16連射」を繰り出す憧れのヒーローでした。
その高橋名人ことハドソンの高橋利幸氏が、去る3月6日に日本デジタルゲーム学会で「名人の目から見たファミコンブーム」と題して当時の熱狂を振り返る講演を行いました。「ゲームは1日1時間」という有名な標語が生まれたきっかけなど、実に濃い内容となっています。当時、IIコンのマイクに無邪気に「ハドソーン!!」と叫んでいたハナタレ小僧にとって、名人の口から語られる裏話の数々については知る由もありません。標語のエピソードでは「ゲーム屋がゲームをするなとはけしからん」と役員会で問題になったことなど、こうして分別のある社会人(?)となった今、当時のいわゆる「大人の事情」を垣間見ることが出来るのは、何とも感慨深いものがあります。
詳細については下のリンクをお読みいただければと思います。兎に角、ファミっ子世代はもちろん、そうでない方も必読です。