Appleのスティーブ・ジョブズCEOが、6月まで休職し療養に専念することになりました。
最近は激ヤセと言っていいほど体重が落ちてしまい、以前患った癌の再発かと噂されるなど健康問題が取り沙汰されていました。それを受けて先日、自ら声明を発表し「体重の減少はホルモンの異常と判明し、治療を始めている」と説明したばかりでした。今回、従業員に当てたメールでは「健康問題は想定よりはるかに複雑である」と述べており、決して楽観的な状況とは言えないようです。電撃的な復帰劇を発端に、スティーブ・ジョブズというカリスマによって息を吹き返したAppleですが、CEOの健康問題が行く先に暗い影を落としそうな気配です。早速、時間外取引での株価が急落したとのこと。良くも悪くも、S・ジョブズあってのAppleであることを痛感させられます。
一方、かのビル・ゲイツはMSのフルタイム勤務からは退き、セミリタイアの身です。ここで一度、ジョブズCEOにも激務から離れて頂き、じっくり英気を養ったうえで、復活の暁にはとっておきの「One more thing」で、我々を驚かせて欲しいと思います。