今年、2008年のビールにまつわるあれこれについて、振り返ってみたいと思います。
1月にはベアレン醸造所でブルワーが命を落とすという痛ましい事故が発生し、衝撃が走りました。会社存続も危ぶまれる状況から、4月には復活を遂げることができました。その一方、5月にはクラフトビールにどっぷりハマるきっかけとなったベアードビールの直営ビアバー「タップルーム」が東京、中目黒に進出するなど嬉しいニュースもありました。また、キリンのプレミアム無濾過シリーズが登場し、限定ビールもリリースされました。ビールの出来も思っていた以上で(失礼)、来年の動向が気になります。
味わったビールをつらつら思い出してみると、まずインパクトでは常陸野ネストビールの「エスプレッソ・スタウト」、個人的ベスト1はベアードビール「ざまあみろエール」、旨さもさることながら、ネーミングに込められたオーナーのブライアンさんの思いに触れると、感慨もひとしおです。さらに 、オゼノユキドケ「IPA(TOWERS限定Ver.)」、同「60UP IPA」、志賀高原ビール「ウィート・エール」、同「House IPA」などなど。個性的でキャラの立ったビールが印象深く思い出されます。それから甚だ手前味噌ですが、夏休みに茨城の常陸野ネストビールの手造りビール工房で作ったマイビール(アンバーエール)も忘れられません。到着から、1週間、2週間、そして1ヶ月と、味の変化を楽しむことが出来ました。
今年も数え切れないほどのビールとめぐり合うことが出来ました。はたして来年はどのようなビールと遭遇するのか、それを考えただけでワクワクして来ます。
投稿者 bitterbit : December 28, 2008 10:13 PM