神奈川県厚木のブルワリー「サンクトガーレン」が毎年発売している、限定のバーレイワイン「el diablo」の2008年版を購入しました。
「バーレイワイン=麦のワイン」と呼ばれるこのビールは、通常の仕込みの何倍もの麦とホップを惜しみなく使い、手間暇かけて醸造されます。そうすることで、これでもかというほど濃厚でアルコール度数も高い、実に贅沢なものが完成します。初めて口にしたときは、ビールのイメージとは全くかけ離れており、まるでモルトのシロップを飲んでいるようでした。しかし、今ではその味にすっかりハマっています。長期保存が可能ですので、去年のものと飲み比べをするのも楽しみの一つです。
何かと不景気な話題ばかりの昨今ですが、たまにはこのようにしてささやかな贅沢を味わうのもいいものです。