November 15, 2008

 American Beer Festival@TOWERS

天気予報では晴れということでしたが、ちょっと怪しい雲行きのなか八重洲のビアバー「TOWERES」へ向いました。

アメリカのクラフトビールだけを集めた「American Beer Festival」が開催されるということで、普段はお目にかかれないビールばかりで楽しみにしていました。今回はあらかじめ「ウコンの力」でドーピングしておきましたので、5種類ラインナップすべてを制覇することが出来ました。

NORTH COAST BREWING「RED SEAL ALE」
本日の1杯目。ラインナップの中では一番オーソドックスな印象。ホップの香りは柑橘系というよりも、桃を思わせる感じでした。コンスタントに瓶が入手可能ならば、冷蔵庫に常備したいところです。
Rogue Ales Brewery「Hazelnut Brown Nectar」
ネクターと聞けば不二家のあれを思い浮かべてしまいますが、もちろん全く関係ありません。ナッツの香りがグングン効いているかと思いきや、ブラウンエールの持つキャラメルのような風味にアクセントのようにさっと香り、すっと鼻に抜けてゆく感じです。使いどころが実に素晴らしいと思いました。
Speakeasy Ales & Lagers「Prohibition Ale」
以前、瓶で飲んだものと全く違う印象。そのときは濃いアンバーエールと言う感じでしたが、今回はホップがガツンと効いて、思い描いていたアメリカンビールのイメージそのままといった感じ。香りも苦みをかなりのものですが、麦の味わいは決して負けていません。お代わりしたくなる一杯。
Stone Brewing「Oaked Arrogant Bastard Ale」
オークチップで香り付けをした、個性的なビール。苦みの印象が強く、それから燻製とも違う生木のような香り。オーク材はこんな感じなのでしょうか。飲む前は少々ビビっていたのですが、想像よりは(瓶のデザインもすごい)凶暴な感じではありませんでした。
Speakeasy Ales & Lagers「White Lightning」
アメリカンウィート。ホップの香りは前出のProhibitionと同じ感じ。小麦を使っているので、味わいは若干軽め。シラフの時にじっくり飲んでみたいところ。

個性的なビールが集まり、あれこれ言いながら飲み比べが出来たのはいい経験になりました。ビールの世界の奥深さにはただただ驚かされるばかりです。本当に素晴らしいイベントでした。

投稿者 bitterbit : November 15, 2008 11:42 PM