October 29, 2008

 「Foobar2000」のダウングレード

愛用しているミュージックプレーヤー「Foobar2000」をv0.8.3へダウングレードしました。

これまで、Windows 2000対応の最新版v0.9.4.5(v0.9.5以降は非サポート)を使ってきたのですが、こちらではASIOコンポートネント経由の出力でフリーズしてしまう問題に悩まされていました。ちなみにASIOはサウンド入出力用APIのことで、高サンプリングレートのサポートやデバイスの遅延を軽減出来るといったメリットがあります。現在、ASIOに対応したサウンドデバイス「Prodigy 192」を使っていますので、折角のアドバンテージを利用したいと思っていましたが、結局は「Foobar2000」でのASIO出力は諦めることに。何とかASIOの恩恵にあずかるべく他のプレーヤーも試してみましたが、使い慣れたものと比べると操作感がしっくり来ないこともあり、なかなかこれぞというものに出会えずにいました。

そこで発想を変えて、「Foobar2000」の旧版(v0.8.3)におたちゃん氏によるASIOコンポーネントを試したところ、全く問題なく再生することが出来ました。v0.9.4.5では何故問題が発生するのかは不明ですが、若干の違いはあるものの使い慣れた環境を使いつづけられますので、旧バージョンにダウングレードすることにしました。早速カスタマイズのためにコンポーネントをあれこれと探してみましたが、古いv0.8系統向けを見つけるのには骨が折れました。特に、プレイリストのカスタマイズを行なう「Columns UI」は公式ページでもすでに公開されていませんでしたので大変でした。ということで、どれほどの需要があるか分かりませんが、ここからダウンロード出来るようにしておきたいと思います。

  • Foobar2000 v0.8.3用 Columns UI v0.1.2 final(ウイルスチェック済:Antivir[ver 7.01.00.11]/ClamAV[ver 8537])

このようにして、ようやくサウンドカードのパフォーマンスを活かせるようになりました。少々遠回りしましたが、使い慣れたプレーヤーでASIO出力が可能となり満足しています。

投稿者 bitterbit : October 29, 2008 10:35 PM