緊急の修正パッチ(MS08-067)がリリースされました。悪用されるとリモートからの攻撃プログラム(ワーム)が作成可能とのことで、11月の定例アップデートを待たずして公開となりました。
ワームによる攻撃といえば、2003年夏に猛威を振るった「Blaster」ワームが思い出されます。知人でも何名か被害に遭い、自家製の対策CD-Rを作成するなどして対応に追われました。今回は、大規模な被害が発生する前に修正パッチが提供されたこともあり、以前のようなパニックには至らないと思われます。それでも、情報収集を欠かさずに冷静な対応を心掛けたいところです。
Windows 2000、XP、Vista、それからWindows Server 2003、2008用にパッチが公開されていますので、攻撃者の餌食にならないためにも一刻も早いアップデート作業をお勧めします。