かつて、Fender社が販売していた電気ピアノ「RHODES」。この魅力をたっぷり詰め込んだコンピレーション「Hit the RHODES, Jack」を入手しました。
レア・グルーヴと呼ばれるマニアックなジャズ、ファンク、ラテンから17曲が収録されています。ライナーノーツには、各曲の収録アルバム、参加アーティストの詳しいデータが紹介されており、このアルバムをキッカケにさらに掘り下げて聞くための手掛かりになると思います。ピアノのようでピアノとは一味違った、まるでベルが鳴っているような優しく甘い音色、これが「RHODES」ピアノの持ち味ですが、さまざまなジャンルで聞き比べても、その中に埋もれることなく存在感を示しているのが分かります。ひねった選曲で、初めて聞くものばかりですが、これだけバラエティに富んでいると飽きることもありません。
以前から気になっていたCDなので、ようやく入手することが出来て満足しています。秋の夜長にじっくりと聞いてみようかと思います。