Santa Barbera Machine Head
「Santa Barbera Machine Head」は1967年に結成され、「IMMIDIATE」レーベルに3曲の録音を残して解散しました。パーマネントなバンドではなく、セッションのためだけに結成されたグループとも言われています。
メンバー
- Ron Wood (G)
- John Lord (Org)
- Kim Gardner (Bs)
- John "Twink" Alder (Ds)
ロン・ウッド、ジョン・ロードがのちにストーンズやディープ・パープルで活躍することを知っている我々にとってスーパーバンドに思えますが、楽曲(すべてインスト)を聞くと若々しく荒削りで、エネルギーに溢れています。
- PORCUPINE JUICE
疾走感が印象に残るナンバー。ライブの初っ端、ツカミの1曲といったところでしょうか。ブレイクからフェードインしていくあたりのオルガンには、ジョン・ロード節が感じられます。
- ALBERT
気だるい感じのブルース。ここでもハモンドオルガンがいい味を出しています。途中、変拍子になったりとそれなりに見せ場(?)もあります。それでも、雰囲気としては安酒場の情景が浮かんできます。
- RUBBER MONKEY
ギターもオルガンもオーバードライブ気味、3曲の中で一番ハードロックしています。「Mother Earth」がカバーしそうな雰囲気です。これからもうひと盛り上がり、というところでフェードインしてしまうのが残念。やはり、出来ることならばライブで聴いてみたい1曲です。
なお、この3曲は「IMMIDIATE」レーベルのブルースコンピ「ブルース・エニタイム II」で聞くことが出来ます。
投稿者 bitterbit : July 8, 2008 11:56 PM