June 09, 2008

 パラレルATAのフェードアウト

暫くぶりにHDDを調達する事になったのですが、ラインナップを見て少々驚きました。

パラレルATAを搭載したドライブのバリエーションが、悲しくなるほど少なくなっていました。特に、500GB以上のクラスになると数種となっており、ほとんど選択の余地がありません。去年の7月頃、パラレルATAのHDDが終息するという話題を取り上げていますが、その時はまだ暫くは大丈夫だろうと高を括っていたものですが、まさかこのようなスピードでシリアルATAへの移行が進んでいるものとは思っていませんでした。オフィスでは、ワークステーション系のSATA化は着々と進んでいますが、一部のサーバに未だPATAインタフェースが搭載されたものがあります。こちらについてもリプレースを含めた対策を考える必要がありそうです。

インタフェースに限らず、磁気ディスクを使わずに半導体を用いるSSDもだいぶ普及してきました。より大容量、より高速を求めるストレージの世界は、進歩の速度が恐ろしく早いものになっているようです。

  • Flash SSD(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
投稿者 bitterbit : June 9, 2008 09:35 PM