先日、休刊について検討中であると報じられた小学館のコミック誌「週刊ヤングサンデー」ですが、7月31日号をもって休刊する旨、正式に発表されました。
発行部数はピーク時で68万部(1995年)を記録していたものの、現在では20万部まで落ち込んでいたとのことです。この数字はあくまでも公称部数(出版元によるデータ)ですので、実際はもっと少なくなっていると思われます。映画やドラマの原作となった人気作品も抱えていることから、まさかこのような事になるとは、読者としては夢にも思いませんでした。
ただ、もう長いこと読んでいるわりには「どの作品が目当なのか?」と問われると、正直なところ答えに窮してしまいます。もはや、惰性に近いものになっていることは認めざるを得ません。それでも、休刊は残念なことですし、各連載がこれからどのような扱いを受けるのかも気になります。不自然ながらも佳境へと向かい一応の完結を迎えるのか、それとも別のコミック誌に移動するのか、あるいは最悪なケースとして打ち切りとなってしまうのか。実にデリケートな問題ですので、予断を許しません。
兎に角、最終号の最後のページを読み終えるまで、その有終の美を見届けるつもりです。