May 29, 2008

 キリン「ザ・プレミアム・無濾過 <リッチテイスト> 」

いつものクラフトビールとはガラっと趣向を変えて、大手ビール会社の商品を取り上げてみます。

キリンのチルドビールのラインナップが一新され、その第1弾として「ザ・プレミアム・無濾過<リッチテイスト>」が発売になりました。何故このビールに注目したかと言えば、原材料に大麦麦芽、小麦麦芽、ホップが「カスケード」種を用いたエール(上面発酵ビール)だったことに他なりません。カスケード種は柑橘系の香りが特徴で、主にアメリカスタイルのクラフトビールによく使われています。ちなみに、公式サイトでは開発者からのコメントとして「目指したのは五感で感じるプレミアムビール。アメリカに渡って300種類のクラフトビールを飲み歩いてイメージを組み立て、数々の試験を経てようやくたどり着きました。」とありましたので、やはりアメリカスタイルのウィート(小麦)・エールではないかと思います。大手の商品ですので、あまり尖ったレシピ(ホップの効かせ方等々)を採用することは無いかと思いますが、どのような仕上がりなのか興味があります。

残念ながら明日も仕事ですので、味見は明日のお楽しみにしようかと思います。なお、感想はこちらのエントリに追記しておくつもりです。

【2008.5.31】追記
早速飲んでみました。やはりというか、当然というべきか、ホップの効きは大人しめで、苦味と香りは上品な印象です。あくまでもマスをターゲットにした製品ですので、これは仕方がありません。それでも、麦の味わいは予想以上でコクと小麦が持つすっきり感の調和がなかなかのものでした。ということで、また購入したいと思います。ただ、近場のスーパーは軒並み売切でした。残念。

投稿者 bitterbit : May 29, 2008 11:39 PM