Amazonに注文していた、カウントバッファローとジャズ・ロック・バンドの作品「SOUL & ROCK」が届きました。
これまで石川晶関連の復刻作品を買い集めてきましたが、こちらはその中では最も初期にあたる1969年の作品。全9曲収録で一番長い作品でも5分半ほどになっており、コンパクトにまとめられている印象です。ただし、収録曲の1つ1つは各々のプレイヤーのエネルギーに溢れた演奏に支えられ、濃い内容となっていると思います。たとえば#07の「ヘイ・ジュード」。言うまでもなく、ビートルズのカバーですが、サックスがメロディを歌い上げているその背後で、ドラムスが、ピアノが、あるいはギターが自由奔放なアドリブを繰り広げており、まさにカオスといった感じなのですが、決して全体のまとまりは失われていないという多面的というか不思議な楽曲に仕上がっています。
まだ数回聞いただけですが、聞けば聞くほど深い世界にハマってしまいそうなアルバムだと思います。この作品以外にもまだまだ埋もれた作品があると思いますので、それらの復刻が実現することを願うばかりです。