1月に「2008 International CES」でその存在が明らかになったWILLCOMのUMPCですが、発表会が開催され「Ultra Mobile WILLCOM D4」として正式にお披露目となりました。
主なスペックは以下の通りです。
型番 | WS016SH |
OS | Windows Vista Home Premium with SP1 |
CPU | Intel Atom プロセッサー Z520(1.3GHz) |
メモリ | 1GB(増設不可/ビデオメモリ共用) |
外部メモリスロット | microSD |
ディスプレイ | 5型ワイドTFT液晶(WSVGA)、1024×600(最大) |
HDD | 約40GB(1.8インチ UATA100) |
無線LAN | IEEE802.11b/g |
W-SIM | W-OAM対応 |
Bluetooth | Ver.2.0+EDR |
通話 | 付属ヘッドセット、Bluetoothハンドセット(別売)にて対応 |
寸法 | (W)188mm×(D)84mm×(H)25.9mm |
その他機能 |
・ワンセグ ・イルミネーション付タッチパッド、タッチパネル ・約198万画素CMOSカメラ ・64キー キーボード ・Office Personal 2007 + PowerPoint 2007 ・USB2.0(miniABコネクター) |
大きさや搭載OSなどの諸々を考慮すると、PHS端末というよりも通信機能を搭載した超小型PCとして捉える方がしっくりくるのではないでしょうか。CPUはモバイル対応のx86ベース、OSはVistaとくればビジネスユーザへのアピールは十分でしょう。もちろん、パワーユーザにとっても魅力的なガジェットだと思います。デスクトップOSを搭載したアドバンテージは計り知れないものがあります。ただ、OSがVistaということで、1GBのメインメモリがビデオメモリ共用となっていることもあり、少々心許ない気もします。これについては、実機のレビューを待つことにしたいと思います。
本体価格は、W-VALUE SELECTを利用した新規契約ですと、頭金39,800円、実質負担金2100円(月額)の24回払いで合計で90,200円となります。予約開始は5月下旬、販売開始は6月中旬を予定しているそうです。