Apple社が開発するWebブラウザ「Safari」の最新版、Ver3.1がリリースされました。
今回からWindows版が正式対応となっています。Apple自ら「世界最速ブラウザ」を謳い、ページのロード時間についてIE7の1.9倍、Firefox 2の1.7倍であるとしています。また、CSS3およびHTML5のサポートを強化し、Web標準規格へ対応についてもアピールしています。Windowsの動作環境はXP/Vistaとなっているのですが、ダメモトでWin2kにインストールしてみたところ、途中ではねられることなく完了しました。
早速起動させると、デフォルトのホームページの読込み途中でエラーとなり、アプリケーションが終了してしまいました。そこで何とかならないものかと、初期設定を変更してみました。ホームページを別のサイトに変更、プラグイン、Java、Javascriptの使用を停止するよう設定。これでどうにかクラッシュは収まりました。とりあえず普段見ているサイトを巡回してみると、確かにレンダリングはそこそこ早いように感じました。しかし、劇的に早いといった印象はありません。ただし、こちらの環境がサポート外である点は考慮しておく必要があります。そもそもプラグインやJavascriptをオフにしたままで常用するのは少々無理がありますので、一通り試したところでアンインストールする事になるかと思います。
それでも、ブラウザの選択肢が広がるのはユーザとしてはいいことではないかと思います。たまには毛色の違うブラウザを使ってみたいと考えている方はチャレンジしてみてはいかがでしょう。なお、Mac版はMac OS X Tiger 10.4.11/Leopardの対応となっています。