February 28, 2008

 ベアレン醸造所:タンク破裂事故についての問題点と対策について(2/26)

操業再開に向けた準備作業が続くベアレン醸造所ですが、新たに「タンク破裂事故についての問題点と対策について」という文書が公開されました。

時系列に沿って問題点の洗い出しと改善策の立案、その実施状況が簡潔にまとめられたものです。事故発生の原因については未だ推測の域を出ていないとのことですが、安全弁の設置、減圧弁の交換などのハード面のほか、安全研修の受講、マニュアルの作成、安全の日の設定などソフト面での対策が既に実施されたことが分かります。詳細については下記リンクにアクセスの上、確認していただければと思います。兎に角、再開に向け着実な歩みを続けていただくことを祈るばかりです。

とは言っても気に掛かるのは、今後タンクの入替え等々で多大な費用が必要になることです。差し出がましいことかもしれませんが、いち愛飲者として何か出来ることはないものかと、頭をひねってみました。例えば、地方の私鉄では「枕木オーナー」制度を取り入れているところがあります。これは枕木1本分の費用(だいたい5000円程度)を支払うことで、枕木にオーナーのネームプレートが付き、小口ながら金銭面でのサポートを可能にするというものです。

少々強引かも知れませんが、これをビールの醸造にあてはめると「タンクオーナー」になるのかと思います。代金の何割かをタンクをはじめとする設備費にあてがい、そのかわりにタンクにネームプレート(これには賛否があるかも知れませんが)を掲げ、マイタンクから詰め込んだビールを味わうことが出来るというものです。頒布会+αという感じでしょうか。お気に入りのブルワリーに協力でき、その上ビールまでいただけるという仕組みです。

浅はかな素人考えでお恥ずかしい限りですが、実現可能なものであるならば1口といわず2口、3口と協力したいところです。

投稿者 bitterbit : February 28, 2008 09:28 PM