最初にニュースを聞いた時には中国国内のことかと思ったのですが、詳しく聞けば日本での出来事だと分かり、とても驚きました。
中国では野菜に残留する農薬を洗い落とすための洗剤が売られているなど、食に関して消費者を蔑ろにした姿勢が問題になっています。今回は野菜や健康食品ではなく、冷凍食品の餃子から「メタミドホス」が検出されました。この薬物は中国では広く農薬として使われているものだそうです。
問題の餃子はJTの子会社が輸入し生協ブランドで発売されたもので、これを口にした5歳の子供が一時重体になるなど、深刻な問題を引き起こしました。生協と言うと消費者の立場に立ち、食品の安全にも気を配ると言うイメージがありますが、今回の一件ではその信用を裏切ることになりました。我が家でも冷凍食品は弁当のおかずなどに欠かせないものです。ふと心配になり冷凍庫を確認してみましたが、該当する商品はありませんでした。
企業は形振り構わずコスト削減を実行し、一方で消費者もより低価格のものを求めてきたツケが回って来たと言うことなのでしょうか。食の安全について、何を基準に選べはいいのか本当に分からなくなって来ました。
投稿者 bitterbit : January 30, 2008 11:42 PM