父のメインマシンPowerMacintosh G3/300(青白)の調子が悪いと言うことで、メンテに行ってきました。
症状についてはすでにヒアリング済みで、起動時に英語が表示されたり(Openfirmwareのコンソール)、聞きなれない耳障りな動作音がするとの情報を得ましたので、HDDの不調ではないかと推測しました。そこで、HDDの交換作業を行なうことにしました。用意したのはSeagateの160GBのドライブです。
このG3は初期型ですのでオンボードIDEコントローラにバグがあり、接続可能なドライブが限られます。この問題を回避するため、RAIDカードの「AEC-6860M」(RAIDオフの設定)を経由してHDDを接続しています。残念ながらこちらカードはBigDrive非対応ですので、160GBのうちの約40GBは使えないことになります。これらを頭に入れてから作業を開始しました。まずはドライブの取り付けを行い、パーティション設定、フォーマットと進み、それから元のドライブのバックアップデータを新しいドライブにコピーするという手順で行ないます。難易度としてそれほど高いものではありませんので、1時間半ほどで完了しました。念のため各種アプリの起動や周辺機器のチェックを行い、異常は見られませんでした。
このMacもかなり旧式になってきましたが、父にとっては使い慣れた道具となっていますので、これからも出来る限りサポート出来ればと思っています。
投稿者 bitterbit : January 18, 2008 11:48 PM