「Indesign CS3」(Windows版)に欧文Type1フォントをインストールした際のトラブルについてのメモです。
新たに追加したフォントがアプリケーションのフォント一覧に表示されないという現象が発生しました。この場合「AdobeFnt.lst」というファイルファイルを探し出し、削除することで解決できる場合がほとんどです。Adobeのアプリはこのファイルで独自にフォントを管理しています。早速検索をかけ、アプリケーションのサブフォルダに「AdobeFnt11.lst」が見つかりましたので、削除しました。こうすれば、次のアプリケーションの起動時にリストが再生成され、一覧が更新されます。
これで一件落着と思いきや、それでもフォントは一覧に表示されません。方法としては間違っていないはずなので、予想外の出来事に「???」状態に。それから、範囲を広げて再検索かけ、ようやく問題を解決することが出来ました。Windows版「Indesign CS3」のフォントリストファイルは以下のフォルダにあります。
%UserProfile%\Local Settings\Application Data\Adobe\TypeSupport\AdobeFnt11.lst
この場所は盲点でした。お目当てのファイルはアプリケーションのサブフォルダに存在するものと先入観にとらわれていました。Indesignが起動していない状態で、ファイルを削除し、無事に新しいフォントが追加されたのを確認できました。
ちょっとした思いこみが足を引っ張ることになってしまいました。トラブルの対処は先入観にとらわれることなく、基本に忠実なオペレーションが大切であることを痛感しました。
投稿者 bitterbit : November 30, 2007 08:30 PM