勤め先のオフィスが入居しているビルで、防災訓練が行われました。
出火→通報→避難という一連の流れを行うわけですが、通報はビルの管理会社が担当し、各テナントは避難訓練に参加します。訓練ですのでエレベーターを使うわけにはいきませんので、非常階段をグルグルと降りながら集合地点の中庭へと向かいました。程なく到着すると、すでに他の参加者が集合していました。ここで、オブザーバーである消防署の方から総評が発表され、無事に訓練終了となりました。この後はいつものお約束、実技の時間です。「AED(自動体外式除細動器)」の講習と、「地震シミュレータ(起震車)」による地震体験の2班に分かれます。
前回は「AED」講習に参加しましたので、今日は地震シミュレータへ。部屋を模したプレハブがトラックに乗っていて、それを振動させる仕組みのものです。4人一組で乗り込み、実際に揺れを体験しました。震度3から始まり、最終的に震度7へと到ります。所要時間は約30〜40秒ほどで、始めは余裕かましていたのですが、震度5を過ぎたあたりで強烈なエネルギーに翻弄され、テーブルに潜って脚に掴まっているのが精一杯でした。
心構えがあってもこのザマです。もし、本当の大地震であれば冷静に行動できるのか… この体験を通して考えさせられました。ちなみに、「地震が来たらすぐ火を消す。」というのは、最早適切な対処ではないとされているそうです。詳しくは以下のリンクをどうぞ。