家庭内LANの構築手段として、テレビアンテナ用の配線を利用して実効100Mbpsで通信可能な機材、c.LINKモデム「PN-200-C2E4」がNTT-MEから発表になりました。
部屋毎にTVのアンテナの端子がある住宅ならば、各部屋にモデム(最大8台まで)を用意することで、余計な配線をすることなくネットワークを構築することが可能になります。なお、設置に際しては分配器の前に漏洩防止用のフィルタを設置するようになっていますので、セキュリティについてもきちんと考慮されています。
我が家もLANの配線をどうするかで、無線、PLCなどを検討してみたのですが、結局のところ、少々手間がかかってもLANケーブルを配線する方法を取りました。その甲斐あって、現在はストレス無く、ネットを利用できています。もし、検討の時点でこのソリューションが存在していたら、真っ先に飛びついていたかもしれません。
家庭内の配線に有効なのはもちろんですが、スケールを広げることで集合住宅のVDSLの代替としても、有望ではないかと思います。