iPodシリーズが一新され、「iPod shuffle」、「iPod nano」、「iPod classic」、「iPod touch」の4種類が発表になりました。
なかでも一番の注目は「iPod touch」です。8GB or 16GBのフラッシュメモリ、3.5インチ液晶、無線LAN、タッチパネル、Webブラウザ(Safari)を搭載したモデルです。見た目は「iPhone」のデザインを踏襲しており、まさに「iPhone − 通話機能 ≒ iPod touch」といった感じです。価格はそれぞれ36,800円(8GB)、48,800円(16GB)となっています。
ネット上では以前から「iPhone」ベースの「iPod」が発売されるとの噂がありましたが、ついにそれが現実のものとなりました。無線LANとWebブラウザが搭載されていますので、ちょっとした調べものや、メール(Gmailなどを利用)も使えますし、そればかりか製品と同時に「iTunes Wi-Fi Music Store」がオープンし、無線LAN経由で楽曲を直接ダウンロード購入することもできます。日本で「iPhone」の提供開始を待つとしても、未だアナウンスはありません。どうしても待ちきれない方は「iPod touch」が現状でのベストな選択肢になるのではないでしょうか。
そうは言っても、ここまで多機能になってくると「iPhone」の登場までのつなぎとするのはもったいないところです。個人的には「iPod」におけるひとつの到達点となる製品ではないかと考えています。