スパイウェア対策ユーティリティ「Spybot - Search & Destroy」の最新版であるVer1.5が公開されました。
Windows Vista対応、64ビットシステムのサポート強化、新しい免疫システムやアップデート機能が別アプリケーションに分離されたりと、メジャーアップデートに相応しく大幅な変更が加えられています。これらをチェックするために、早速インストールしてみました。公式ページには、新版のインストールにおいて、旧バージョンのアンインストールは不要と説明されていますが、念のため免疫などの保護機能を全て解除し、それから導入作業を行いました。
スムーズにインストールが終了し、そのまま起動させてみました。まず免疫の項目について大幅な変更が加えられたのがわかります。ブラウザごとに免疫化の項目を選択できるようになり、細かい制御が可能になりました。一方で、プログラムの起動や免疫化がかなり重くなってしまいました。これは、気になるところです。それ以外のUIについては、ほとんど変更もありませんので、迷うことなく利用することが出来ました。
アンチスパイウェアは、セキュリティ対策を考える上でアンチウイルスと並んで不可欠なものとなっています。旧版をお使いの方はもちろん、Vistaユーザの方、アンチスパイウェアをインストールしていない方は、導入を検討していただければと思います。